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「え?」
照「いや、ふっかがさ、優里ちゃんのこと一目惚れしたって言ってて」
あー、でもその優里ちゃは
思いっきり、照くんを推してるですよ
「私は…恋愛はもういいかなって思ってたんだけど、最近気になる人ができたよ笑」
照「由衣にも何か過去があったんだね」
私『にも』って?
照くんも過去に何かあったの?
なんで、そんな寂しそうな顔してるの?
「照くんは?好きな人いるの?」
ちょっと緊張しながらも聞くと、
照「好きな人…好きだった人はいたかな。」
あ…そーなんだ。いるよね!
照くんに好きになってもらえる人。すっごい羨ましいな
照「でも、もう俺は恋愛なんていいかな」
「え?」
照「あ、声に出てた?」
と、慌てて口元を手で触る
それはどういうことなの?
私の頭の中は疑問だらけ。でも、
…なにも聞かない方がいいよね?
あなたが話してくれるまで、この話はしてはいけない
こんな、アホな私でもそれぐらいはわかる
「なーに、こんなしんみりしちゃってんの?」
「ほら、照くん行くよ!」
彼の腕を引っ張って走る
照「ちょっ!まって、由衣。てか、道知ってんの?」
「え?知らない!」
照「なんだよそれ笑」
俺には勝てないよ。と、
私より先に走っていく照くん
「ちょ、本気じゃん!」
私も負けじと走った
過去は過去。
変えることはできない。
でも、
もし私が出来ることがあれば言ってね。
絶対に助けるから。
私も多分、似たようなものだから、力になれるはず。