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どうしても書きたいのできちゃった
読切にしまっせ
ーー
「ぺいんとー!明日の準備したかー?」
『ん?らっだぁ!!』
『そう言えば明日ピクニックだったね!』
「あー、、うん」
俺の彼女。ぺいんとは謎の病に犯されている。
それは記憶が上書きされる事だ。
この病気は医者でもわからないと言われた。
一応念の為、週何回か病院には通っている。
これもまた。さっきまでは水族館へ行くと言っていた。
「ぺいんと、もう行こうか?」
『うん!』
もしかすると、俺の事も忘れられるのじゃないかと、怖くなる。
「昼飯、言ってた⚪︎⚪︎ってとこ行く?」
『え?△△じゃなくて?』
「え、、ぁ、間違えたわー笑」
流石の俺でも、限界はある。
ぺいんと自身は好きだから、記憶はどうだっていい。こいつと居られるなら…って。思い続けている。
ある日の事だった。
その“限界”が来た。
こいつは俺が居る事で余計辛くなっているのではないか?幸せになれないのか?
もしかすると、
俺があいつにとって“邪魔”なのかもしれない。
「ぺいんと。」
『ん?なーに笑」
にへっとした顔の笑はとても可愛らしい。
「ごめんな笑」
〜
『え?待って、行かないで、、!!!』
その瞬間、らっだぁがその場から走り出し、遠くへと行った。
『やだ、置いてかないで!!』
『いやだ、いやだ!!』
もしかすると、彼の事も忘れてしまうのかもしれない。
愛してたのに。
なんでだよ
『待って、!…ッ』
彼が居なくなったら、、ッ!!
あれ。
あれ。
あれ?
彼って、誰だっけ。
数分後。ー
『1人で散歩するのもありかもなー笑』
俺は休憩代わりにベンチに座り、スマホを弄り始めた。
YouTubeを開いた瞬間出て来たのが、有名実況者
“らっだぁ”
だった。
『あれ。この人見覚えあるな…』
『まぁ有名なんだからそれくらい知ってるか!』
俺は立ち上がり、また歩き始めた。
少し草原が広がって来た所で男女二人組を見つけた。
『あ、有名実況者のらっだぁさん居るじゃん』
『え、?何で俺知って…』
その男女は手を繋ぎ、キスをしていた。
『こんな広い所で…』
何故か胸が苦しくなった。
嫉妬、欲、悲しみが一気に溢れ出して来た。
『なんで』
わからない。
とにかく、嫌なんだ。
『やだっ…!、』
そう言い俺は男に抱きつく。
「え、は?」
やばい。
やらかした。
『あ、、人違い、だった!!!』
「っ、」抱
その瞬間、彼が抱きついて来た。
女は唖然としていた。
「大好き、ごめんね、ごめん、ぺいんと」
と言い、青い瞳から涙を流している。
『ら、、っだ、ぁ、?』
そうだ。“らっだぁ”だったんだ。
『こっちこそごめんね。』
きっと、この病の狙いは知らぬまま、消えて行った。
女「え、っと、?」
「ごめん。こっちが本命」
女「は、???」
勿論、女は唖然としたまんまだ。
『誰、?』
「とにかく、《女の名前》とは別れるから。」
女「え、???」
『うわきもの…ッ、』
「ごめん、全て誤魔化したかったから、作っちゃった。」
『あの女の人とやった事の分やってよね…』ム
「それ以上してあげる。♡」
えっち入ります
ーー
ぬち…ッとちゅっっ、
『らだ…ッぁッふ、、っ…』
「はっ…もう、忘れない、ッように…」
「躾けてあげるッッ」
ごちゅっっ
『ぁ”…ぅッ』
ーー
おしまい