敦「太宰さんいないなぁ。」
もう探してから1時間経っていた。敦はいつも太宰がいる河や喫茶店などに行ってみたがそこには太宰の姿はなかった。
敦「なにかあったんじゃ…。もう少し探してみよう。」
太宰「今更だけどあのご飯に何か入れてた?」
フョードル「入れましたよ?」
太宰「隠す気もないね」
フョードル「結果的に食べてくれなかったじゃないですか」
太宰「あんなに怪しいやつを食べるほうがおかしよ」
フョードル「それもそうですか」
フョードル「…貴方のお仲間は貴方を探しているんでしょうか?」
太宰「さぁ。国木田くんは”ほっとけ”とか言ってそうだけど」
フョードル「悲しいですね笑」
太宰「本当だよ〜。私はいま誘拐されているというのに」
フョードル「日頃の行いが悪いからでしょう?」
太宰「…あはは」
フョードル「太宰くん」
太宰「なに?」
フョードル「私と取引をしませんか?」
太宰「君と?」
フョードル「はい。」
太宰「…取引内容は?」
フョードル「内容はこうです。
①探偵社を傷つけないことを約束して貴方を永遠に監禁する。
②貴方を解放して探偵社を破滅させる。」
太宰「….は?」
フョードル「貴方はどちらを選びますか?笑」
太宰「ギロッ」
フョードル「だから睨まないでください。貴方、睨む顔が怖いんですよ」
太宰「…….」
フョードル「さぁ、どうしますか?太宰くん」
太宰「もしどちらも選ばなかったら?」
フョードル「その時は貴方の大切な人や探偵社のみなさんを◯します」
太宰「……私は①にするよ」
フョードル「貴方らしい答えです笑」
フョードル「では、さっそく…」
カチャカチャ
太宰「!?何して…」
フョードル「見えませんか?ベルトを外しているんです」
太宰「カァ//」
フョードル「ふふ。そんな貴方もいいですね」
フョードルは、口に「なにか」を含んで太宰の唇と重ねた。
太宰「んんっ!?」
クチュクチュクチャグチュ
太宰「んっ//ふっ。やめっ!」
そうすると太宰の口の中にフョードルの舌が入ってきて、先ほど含んだ液体を無理やり飲ませようとする。
太宰「んんっ!んぁ//やめっ!んぐっ」
ごくんっ
太宰「はぁ〜、はぁ〜、」
フョードル「いい顔ですね」
太宰「な、なにを飲ませた!」
フョードル**「洗脳薬」**ですよ?笑
太宰「!?洗脳…」
フョードル「ふふふ。楽しみですね?太宰くん」
太宰「…….」
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