こんにちはー。
前回のお話にいいねとコメントが来て嬉しかったです。ありがとうございます(◍•ᴗ•◍)
1話〜3話で葛葉さんがホストになれたら良いなと思っています。その後はfwkzにしていくのでお安心を!
注意事項
地雷さんや苦手な方はそっと閉じてください
この作品はご本人様と何一つ関係ありません
コメントをする際には批判ではなくアドバイスをしてください。
それでは楽しんでいってください!
葛葉さん視点。
「ねぇ!どこ連れてく気だよっ!」
このホスト全然、離す気ねぇし力強すぎだろ
『お店行って2人で話そうや。』
「なんで俺なの?」
もっとイケメンとか可愛い人は他にいるはずなのに。なんで?
『俺、君の顔めっちゃタイプなんよ。』
紫色の瞳がすっと細められる。さっきはいきなりでちゃんと見なかったけどきつすぎない優しい顔だな。イケメンだ。
「えぇ///」
『にゃはは、やっぱ可愛いよ。お兄さん』
かっこいいというかスマートだな、流石ホスト。でも俺は可愛くない。可愛いは女の人とか動物につかう言葉だ。俺はどっちにも当てはまらない。
『ほら、ついたで〜』
ついたお店は他の店と違って雰囲気がある。
いや俺は場違いなんじゃ。大丈夫かな?
「でも今日お金持ってないし💦」
『良いよ!面接なんやし。』
「えぇ?」
『遠慮せんでほら!』
体をひっぱられ店内に入ってしまった。どうしよう。
不破湊さん視点。
店長に許可をもらって2人で席に座る。姫たちに邪魔されんよう個室にしてもらった。2人の方がリラックス出来ると思ったんやけど目の前のお兄さんはガチガチに緊張してる。
『そんな緊張せんで良いよ?』
「だって…」
人見知りなんかな。まぁ俺がいきなりすぎて怖かったんもあるか。仲良くなるにはまず自己紹介やな!
『はじめまして。俺はこの店のホストの不破湊や。怪しい人じゃないからな!』
そういった途端お兄さんが吹き出す。
「アハハッ!いきなり連れてきて怪しい人じゃないはおかしいでしょww」
あんまり楽しそうに笑うから俺もつられて笑顔になる。やっぱ可愛い。
「俺はサラリーマンの葛葉です。髪とか目はアルビノだから気にしなくて良いよ。」
アルビノなんか。どおりで綺麗だと思った。
『綺麗だね、お兄さんによく似合ってる。』
「そんな事言われたのはじめてだわ///」
はじめて?!こんなに綺麗なのに。サラリーマンって変わってるんかな。まぁとにかく
『面接始めような。』
葛葉さん視点。
俺を連れてきたホストは不破湊さんと言うらしい。バナナジュースとカシスオレンジが好きでたまにゲームもしてるらしい。
「不破さん面接しなくて良いの?」
『えっ?してるやん今。』
ぽかんとして当たり前だろ言わんばかりの表情。表情豊かだな。
「いや雑談してるだけじゃないすか?」
そう。さっきから雑談ばかりで面接はしてない。ほぼ自己紹介みたいな物だ。
『良いの良いの。ホストはこれが仕事なの』
『面接というか職場体験みたいなもんだし』
そうなんだ。意外とちゃんとした面接とかないんだな。やっぱ会社とは違う世界だ。
「いつもこうやって雑談してるんですか?」
『ん〜、まぁだいたいはそうだね。』
「だいたい?」
書類をまとめたりするのか?
『たまに姫たちとデートに行くくらい。』
「ほぇ〜。」
すごいなデートか。俺は仕事が忙しくて彼女をつくる暇がない。最後にデートしたのはいつだったかな。
『葛葉さんもデートとかするやろ?』
「最近は仕事が忙しくて彼女もいないです」
『えぇ!せっかくかっこいいのに。』
「不破さんの方がかっこいいと思いますよ」
『ふふっ人たらしやなぁ。』
不破さんの方が絶対に人たらしだ。職業病なのかも知れないけどナチュラルに口説くし。
不破湊さん視点。
そっか、葛葉さん彼女いないんだ。勿体ないなぁ。イケメンというより美人と言う言葉が似合う。キラキラしてて宝石みたいだ。うん、ホストになるべきやな。絶対稼げる。
『そんなに仕事忙しいの?』
「いや…まぁ。」
葛葉さんの目が泳ぐ。色々ありそうだな。
『話してみ?別に誰にも言わないし。』
「でも、、、。」
申し訳なさそうに伏せられる赤い目。綺麗で儚い。思わず見惚れてしまいそうだ。
『良いんだよ。ホストはそれが仕事だから』
「そうなんですか?」
『そう、幸せな話も辛い話も受け止めるのが仕事。姫たちの気持ちが少しでも楽に楽しくなるように心を半分あずかるんだよ。 』
ホストは金目当てだとか偏見を向けられることもある。けどそれが全てじゃないんや。
「心をあずかる、、、。」
『うんホストは嬉しいことも辛いことも2人で半分こにする。そして姫を幸せにすること』
葛葉さんの表情が穏やかになった気がした。
やっぱ多少の偏見は合ったんかな。
『ホストの件考えといてな。』
『今日はもう解散にするか。駅まで送るよ』
「ありがとうございます。」
帰りの道でもくだらない話をした。葛葉さんは面白くて優しい人だ。もっと話をしてみたい。もっと色々知りたい。
『また会いに来てな。あの店にいるからさ』
「じゃあ、また。」
控えめ目に手を振ってくれた葛葉さんに嬉しくなる。なんだか葛葉さんに会って世界がキラキラして見える。鼻歌を歌いながら店に向かって歩き出した。
葛葉さん視点。
不破さんと話ができて楽しかった。久しぶりにわくわくしたしいつもは疲れて死んでる顔が嬉しそうなのが電車の窓で分かる。分かりやすくて恥ずかしい。でもこれからの毎日は前よりきっと特別になる。いつもより軽い足どりで家のドアを開けた。
「ただいま〜わんさん!」
はい☻
ここまで読んでくれてありがとうございます
次回でおそらく葛葉さんホストになります!
関西弁難しかったです。おかしな所が合ったら脳内で変換してください。
以上きい。でした(*‘ω‘ *)
コメント
4件
ふわっちがめちゃかっこよかったです
fwkz良いですよね。 大好きです(•ө•)♡