こんばんは✴️
シーツをモコモコのやつから涼しい夏用のやつに変えました!つるつるで冷たくて気持ちいいですね。考えた人天才だ!
注意事項
地雷さんや苦手な方はそっと閉じてください
この作品はご本人様と何一つ関係ありません
コメントをする際には批判ではなくアドバイスをしてください。
それでは楽しんでいってください!
葛葉さん視点。
カタカタ、カタカタカタ。キーボードのクリック音が部屋の中に響く。今日は会社に1番に来た。やらなきゃいけない仕事が溜まってたから大変だ。静かだな。上司や部下が集まってくると怒鳴り声しか聞こえなくなる。毎日だれが理不尽に叱られている。同期のりりむと椎名は部署が違う。あんなのでもいてほしいと思ってしまうほど最悪な環境だ。
「ふぅ~。」
一息ついて背筋をのばすとドアが開く音がする。だれが来たみたいだ。
「部長、おはようございます。」
よりによって1番苦手な上司だった。会話がしたくなかったから挨拶だけしてパソコンに向き直る。いや、向き直ろうとした。
〚ふざけるな!!〛
「えっ?」
いきなり上司に書類をぶつけられた。理解ができず固まってしまう。
〚お前はコーヒー1つ淹れられねぇのか!?〛
は、コーヒー淹れろってことか?
「すみません!今すぐ淹れます!!」
〚ちげぇだろ?〛
〚俺みたいな出来損ないお荷物が部長さんにコーヒー淹れさせてもらいます。だろ?〛
なに言ってんだよ、こいつ。話が通じない正気とは思えない。騒ぎを聞きつけた人が集まってくるのが分かる。なんか言わねぇと。
「すみませんでした。」
頭を下げたときに再び激痛が走る。
〚使えねぇなぁ!!辞めちまえよ!!!!〛
髪をつかまれて顔を上げられる。髪が何本か抜けて床に落ちるのが見えた。ふざけんな。
「うるせぇんだよ、ジジイ。」
思いっきり部長を突き飛ばして書類を投げつける。お返しだよ。
「こんな所こっちから辞めてやるよ!」
後ろから聞こえる怒鳴り声を無視して会社を後にした。
不破湊さん視点。
今日はホストの休みの日だ。ホストはブラックな所も多いけどうちはホワイトだと思う。
週の真ん中の水曜日休みって天国やん。
ほんまありがとな、加賀美社長。まぁでも鍵とかちゃんと閉まってるかとか確認しなきゃ
だけど。ん?なんか人が座ってる。不審者なんかな。通報したほうが良い?
『って!?葛葉さんやん。』
「あっ、不破さんやっと来たぁ!」
『えっ、なんで泣いとるん?』
顔を上げた葛葉さんはぽろぽろ泣いていて目が赤い。いつから待ってたんや。
「不破さんっ、、俺どうしよぉっ!!」
『一回落ち着き。ほら立てる?』
軽くパニック状態の葛葉さんを立たせて涙を拭く。葛葉さんは落ち込んでいて犬耳がたれてるのが一瞬見えた気がする。
『近くの店どっか入ろ。話いくらでも聞くからさ。な?行こう。 』
「はい、、。」
近くにあったファミレスにはいる。何も頼まないのはあれなので俺はコーラを葛葉さんはいちごミルクを注文した。可愛いチョイスに
笑ってしまいそうになるけどぐっと堪える。
『ゆっくりで良いから話してみ?』
『ずっと聞いてあげるから。 』
「実は、、、、、、。」
『めっちゃ良いやんww』
「笑い事じゃないですよ!! 」
『悪いのは100%部長さんやろ。嫌なことされたのは葛葉さんなんだから泣かないで?』
「でも、、。」
ホンマに優しいんやな、葛葉さん。俺なら殴り殺すわ。もちろん反省とかもしないし。
「今まで一生懸命頑張ってたんだよ。我慢の限界がきちゃっただけやで。お疲れ様。」
不安そうにしている葛葉さんの頭をなでて震えている手をにぎる。大丈夫。
『はっきり言えて偉かったな。大丈夫だよ』
「偉かった?」
『うん!めっちゃ偉い!!』
「んふふっ。不破さんありがとう。俺、不破さんに会えて本当に嬉しい。」
葛葉さんは俺の両手を優しく包みこんで微笑んだ。その笑顔が可愛くてキラキラと輝いて見えた。優しくてふわふわしてて花が咲いたような笑顔。胸が熱くなるのが分かった。
『葛葉さん今日はもう会社戻らないの?』
「うん。もうこれで最悪クビかも。」
しゅんとしてしまった葛葉さんに慌てる。葛葉さんには泣いたり落ち込んだりしないでほしい。なんでか俺も苦しくなる。
『じゃあさ、俺も今日休みだから2人でどっか出かけよう?元気出るよ。』
葛葉さんは俺が笑わせたる!!覚悟しな。
はい!
ここまで読んでくれてありがとうございます
次回はリクエストにあったショッピングモールでのデートです。ホストになるのはもう少し先になっちゃいました。すみません。
以上きい。でした(*‘ω‘ *)
コメント
4件
謝らなくていいんですよ 書いてくれるだけで嬉しいんですから
改行のミスがありますが気にせず読んでください!!