テラーノベル
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ㅤㅤㅤ ㅤ rbr×sha
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ㅤ お望み
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ㅤ 暗め、過激表現あり
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ㅤ rbr 『』
ㅤ ㅤ sha 「」
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sha視点
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俺はロボロのことが好き、好き。
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付き合ったこともある、でもやっぱり友達の方が しっくりくるなって思って何度も振った
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『なぁ、』
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『なあ、聞いとる?』
「ん、?」
『…好き』
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これが俺らのやりとり。
小さく あざ、と言うと 冷たー としょんぼりされる
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彼は満足気な顔をしてスマホを触り始める。
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一人暮らしは苦手な俺はロボロの家に住ませてもらっている、仕事は違うけど夜も休日もずっと一緒
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ロボロと付き合っていた理由は、”当時は好きだったから”だ
でも次第に冷めてしまう、思っていたような恋愛じゃなかった、彼氏じゃなかった。そう思うと段々冷めてしまうのだ
でもやっぱり熱も帰ってくることで……好きだなって思うこともあって俺がヘラって付き合う、なんてことが多々あった、というかほぼそれ。
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理想じゃなかった恋愛……こんなことを言ったら引かれるかもしれない、本当は殴られたり酷いこと言われたり、そういうことがされたかった
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いやSMとかそんなんじゃないし、なんていうか、
え、俺がドMとかそんなこともない!とは言いきれないけど…少なからずそういう癖があることだけは、まぁ否定しない。
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でもこんなの夢じゃん、
現実では有り得ないことやし
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ロボロはこんな俺のどこが好きなのか。いつも気になってしまう
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すぐ振ってしまうような俺、 思っていたのと違ったからと言って別れようという俺、かと思いきやすぐ付き合おうって言う俺。
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「なぁロボロって俺のどこが好きなん…?」
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rbr視点
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シャオロンの好きなとこ、かぁ
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『顔が良くて優しくて可愛くて、ときどきばかでそんなところも愛おしい』
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「…あ、そ、/」
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っていうのは建前。
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照れてる君が可愛い、すぐに赤くなっちゃうところが好き。
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でも本当は、 そんな君を滅茶苦茶にしたい
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『…シャオロン』
「なに?」
『あんさんってM、?』
「え/ あ、いや!//」
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「…否定はしない/」
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『そう、嫌だったら言ってな』
「ぇ、」
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『本当は滅茶苦茶にしたいって思っとる、可愛い顔もぐちゃぐちゃにしたいし、俺がいないと生きていけないようにしたい』
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「え、?//」
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『息ができなくなるくらい首も絞めたいしあざになるまでたくさん傷つけたい、』
『もし外で浮気するようなら閉じ込めて監禁する、俺以外見ないで欲しい、仕事もやめてもらう』
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みるみるうちに顔が赤くなっていく、あぁ、そんなところも可愛い、その顔が、堪らない
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『なぁ、シャオロン』
そう言い彼の頬に手を添える。
「んっ、/」
『なに?感じちゃったん?笑』
「そ、んなわけ!」
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『俺がこんな人だって知って嫌になった?』
「な!なるわけないやん、
ㅤていうか、むしろ好きになった、かも、」
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チョロくていじめられるのが好きな、そんな彼が愛おしい、
いじめられることが好きなのくらい知っていた、だってシャオロンのことが大好きだから、それを知って付き合っていたのだから、何度別れても離さないんだから
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そんな彼を俺のものにできる未来はそう遠くは無いのかもしれない、♡
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ㅤ 終
コメント
9件
神だっ…( ˇωˇ )