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子供が苦手だ😫ってなった(私が)ので無理やり書いたゾ‼️🫵😸
思いつきで書いたので変でも許せ〜‼️
最近、世のお母さんお父さん達は本当にすごいなと思う。僕だったら絶対に子育てに挫折してしまいそう、
綺麗好き、
影響されやすい、
飽き性、
自分勝手。
色々重なって、結局はやっぱり無理なんだなぁ、なんて、己の想い人であってもやはりそれは変わらないわけで。
「……………晴、君…」
「ぅぁ……」
眼の前に座るは、己の想い人、又の名を恋人。
研究で失敗でもしたか?ただでさえ小さい子は苦手なんだ、勘弁してくれ。大人しい子ならまだしも小さい頃はどうだったかなんて聞いたことがないし、世話できる自信はない。…まぁ多分晴君の事だから大人しかったんだろうけど。
「えぇ…、絶対泣かないでよ…、?」
子供の泣き声が苦手。
晴君は某オトナの番組(某)でよくキャンキャンと鳴いているからそれだけはやめてくれ、なんて柔く頭を撫でる。
「…意外と髪がふわふわしてない」
なぁんだ、サラサラじゃん、面影全然無い。…つまんないの。晴君だと思って接したら全然、大丈夫なんだけど。
「……、話せないの、寂しいね」
話したい、のに、
眼の前にいるのに、
「………、…。」
ぅー、だとか、ぁーだとか。そんなことを言われても僕は人語じゃないと理解できないし、会話できない。ほんと、世の子育てしてる人って凄いなぁ、
そんな、どうでもいいことを考えていれば脱力してしまっていて。頭を撫でる手を止めていれば指をきゅっと握られる。いつも撫でてくれるこの愛おしい手さえなんだか憎らしく見えてしまう自分が嫌いだ。
「…ぁーあ、はやくもどってよぉ、はるくん」
自己嫌悪に磨きがかかってしまって止まらない。
恋人に憎らしさを一瞬でも覚えてしまった自分が嫌い。好きな人なのにちゃんと接せない自分が嫌い。晴君にだめなとこを見せてしまっている自分が嫌い。今にでも泣いてしまいそうな自分がきらい。
「ぅー、?」
「…はは、ほんとだめだめだね、ぼく。」
君はこんなにも穏やかなのにね。あったかい。
「…んね、すきだよ、はるくん」
いつも穏やかな君が、
いつも僕を撫でてくれる手が、
いつも僕に語りかけてくれる声が、
いつも僕を包み込んでくれる体が、
ぜんぶぜんぶ、ぜんぶ
「だぁいすき、」
例え、子供から戻らないとしても。
「…久々に藤士郎から大好き、貰っちゃった。」
「…ぇ、」
なんで、だって、あれ、僕今ふわふわな頭撫でてる、
。
急に恥ずかしくなってきて手を放す、体を離す。あれだけ寂しかったのに、心に穴が空いた感覚がしていたのに、今では顔が熱くてたまらない。
「な、んで」
「なんででしょ〜?」
そういう、いたずらなとこは、
「…、すき」
「でた、藤士郎の悪い癖。自分には嫌いっていうのに僕には言わないの。」
「だ、だってぇ…!」
「だっても何もない。自分の事嫌いっていうのやめなさーい!」
「ぅ…」
「僕のだ〜いすきな藤士郎の事悪く言うの、例え藤士郎でも許さないよ?」
「…はぁい、」
「ん!僕との約束。ゆーびきりげんまーん…」
…ああ、やっぱり
「…すきだなぁ、」
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