『…』
憂「本当に良かったの?」
『…うん。』
「あれ?誰?」
「転校生か?」
「女の子じゃん!!カワイー!!」
一気に群がる少年少女。
悟「転校生の天海イヴちゃんでーす!!
仲良くしてあげてねー!!」
『イヴ。』
憂「イヴは呪言師なんだ。」
「狗巻先輩と同じだ」
「よろしくお願いします」
「可愛い」
悟「ほら悠仁達も自己紹介」
悠「初めまして!!
虎杖悠仁っていーます!!
よろしくお願いします!!!」
恵「伏黒恵です。よろしくお願いします。」
野「釘崎野薔薇。よろしくお願いします!
イヴちゃん!!」
『コクッ』
憂くんは気遣ってくれる
憂「棘くんと言葉一緒だから
覚えやすいと思うよ!!
分からなかったら
最悪スマホに打ち込むからね」
私が憂くんの袖を掴んでるため、
勘違いされた
野「乙骨先輩の彼女さんですか?」
『ブンブン』
私なんかが
憂くんの彼女なんて務まるわけない
それに、憂くんには
里香ちゃんがいる。
憂(そんなに拒否られると
ちょっと傷つくなぁ…)
悟「2年生に会いに行こうか。
多分教室いると思うよ」
(お兄ちゃん…)
すると1年生の心の声が聞こえた
悠〘新しい2年生…!!大人しめの人だな〙
野〘何着ても似合いそうね。
仲良くできるといいなぁ〙
私は1年生の中の一人、伏黒恵くんの
心の声が少し気になった
恵〘綺麗…〙
!!?////
私は驚いて伏黒くんを見てしまった
恵「…?どうかしましたか?」
出た…!絶対顔に出さないタイプ…!!!
憂「イヴ?行くよ?」
『しゃ、しゃけ』(あ、えっと)
憂「?」
(伝わらないか…)
『ブンブン』
▶▼◀▲▶▼◀▲▶▼◀▲▶▼◀▲▶▼◀
「憂太!!遅いぞ!!」
「ツナー」
「おはよー憂太」
『ピタッ』
いる。お兄ちゃんいる。
『き、桔梗…』(行きたくない…)
憂「…大丈夫。
ほら、手繋いでてあげるから。ね?」
憂くんは知ってる。
私は誰かと手を繋ぐと不安が少し和らぐこと
『…明太子、』(大丈夫、)
繋いでいた手は五条によって離された
悟「はーい。
僕の前ではイチャつくの禁止ね」
『桔梗!!』
憂「イチャついてないです…!!」
悟「そーぉ?
僕には憂太はイヴのことs__むぐっ」
憂「辞めてください…」
『…?』
憂「なんでもないよ」
「おい。」
突然声をかけられ憂くんの後ろに隠れた
「誰だテメェ」
「転校生か??」
(威圧すごい…この人!!)
「真希ーあんまいじめんなよー」
「ツナツナ」
助けてくれないの…!?
ぱちっ
やば、お兄ちゃんと目合った…
「おかか!!」
突然私の目の前に立ったお兄ちゃん
気づいた…?
憂〘もしかして…バレた…!?〙
憂くんも焦ってる
棘「おかか!!明太子!!」
(真希!あんまりいじめちゃだめ!!)
あぁ、注意しただけか。
「そうだぞー真希。」
「説明しろ悟。」
威圧を飛ばしながら五条悟に聞く
緑髪の女の子
悟「あぁ!!
転校生の天海イヴちゃんでーす!!」
『…』
「だから喋れねぇのかよ」
憂「真希ちゃん落ち着いて…!
イヴは呪言師なんだ。」
棘「昆布?」(僕と同じ?)
悟「そう!!だから色々教えてあげてね」
棘「しゃけ!!」(わかった!!)
『しゃけ、』(うん、)
「なんで一緒なんだよ」
「分かりずらいな」
憂「あ。
じゃあイヴは花の名前とかどうかな?
肯定は薔薇で、否定は桔梗とか…」
憂くん優しすぎじゃない??
天使??天使なの??
「お。憂太のクセにいいこというじゃん」
憂「クセにはいらないよ〜!!」
憂「ほらイヴ。言ってみて?」
『…薔薇。』
少し笑ってみた
棘「…!」
いきなり腕を掴んできたお兄ちゃん。
『…痛い』
棘「棗…」
『離して…!!!…あ、』
なんで、なんでなの、?
お兄ちゃんばっかり、痛い目見て、
私は、逃げてばっか。
憂「棘くん。それぐらいにしなよ。
イヴだって女子なんだから。」
棘「…しゃけ」
憂「後で治してあげるね((ボソッ」
『コクッ』
それどころじゃなかった。
怖かった。
私の腕を掴んだお兄ちゃんの顔。
真「まぁどちらにしろ
クラスメイトになるんだ。
自己紹介ぐらいしないとな。」
真「禪院真希だ。苗字で呼ぶなよ」
パ「俺パンダ。」
棘「高菜」
憂「改めまして、乙骨憂太。
よろしくね。」
『コクコク』
『よ、ろ、し、く』
小さい声で言った。
真〘声ちっさ。野薔薇とは大違いだな〙
パ〘パンダ好きかな〙
伝わったみたいで良かった。
〘似てる…〙
…?誰?今の声。
禪院さんではなさそう。
パンダさんでもない。
五条悟でも憂くんでもない
(もしかして…)
チラッとお兄ちゃんを見ると
手を振ってくれた
振り返すとパァっと明るくなった
〘振り返してくれた…可愛いっ…!!〙
幻聴だよね。
▶▼◀▲▶▼◀▲▶▼◀▲▶▼◀▲▶▼◀
憂「わぁ…内出血してる…」
『引かないでよ…』←薬処方済
なんか効く時間がカプセルに
書いてあるらしくて、
今は10分の薬を飲んでる。
憂「バレたかと思ったよ」
『私も…』
憂「とりあえず包帯でいいかな?」
『うん』
ペタッ
『いっ、た』
憂「…?ここ…
棘くんに掴まれた所じゃないよね?」
あ、やべ。
憂「何したの…?」
『…あ。そういえば、
一緒にご飯食べよーよ』
憂「…棗ちゃん。」
あ。ちょっと怒ってる。
憂「…教えてくれる、?」
『…わかった』
親にDVされてたこと、
自分が嫌いだったこと、
全部話した
憂「そんな事が…」
『憂くん顔怖い』
憂「あぁ、ごめんね」
『怒ってる…?』
憂「ううん!!ちょっと嫌悪感抱いただけ」
『…憂くん、返事は、?』
憂「え、なん、の?」
『一緒にご飯食べよっていう…』
ブワッと憂くんの顔が一気に赤くなる
憂「あ、えっと…」
里「ゆヴだ棗のことずぎ…」
憂「里香ちゃん!!!」
『ご、ごめんっ!!嫌だよね
わ、私戻るね!!』
『私、誰かとご飯とか食べたことなくて、
ずっと1人だったから』
もう少しで薬の効果も切れる
くいくいっ
袖を掴まれて体制が崩れそうになった
憂「待ってよ。」
憂「食べよ…その、1人は寂しいし」
『…うんっ!楽しみにしてるね』
私が去った後…
憂「…里香ちゃん」
里「どぉぉシタのォォォ」
憂「僕、またやり直せるかな。」
里「…ダいジョうブダよ」
落ち着いた声で答えた。
憂「僕、頑張るね。里香ちゃん」
▶▼◀▲▶▼◀▲▶▼◀▲▶▼◀▲▶▼◀
真「おせーぞ」
憂「ごめん真希さん」
皆がいる校庭へ向かったら禅院さんが
仁王立ちしていた
普通に怖い。
棘「高菜?」(何してたの?)
憂「怪我を治してた」
パ「棘のさっきのやつだよな」
棘「おかか…」(ごめん…)
『ふりー、じあ!!』
真「なんて??」
憂「大丈夫って言ってる」
真「なんで分かるんだよ」
憂「幼馴染みだからね」
パ「初耳ー」
棘「へぇ…」
すると誰かの心の声が聞こえてきた
〘…ずるい〙
へ?ホント誰?
さっきも聞こえた。
(誰なの…)
お兄ちゃん…は多分違う。
多分。
五条かな。
(アイツ…)
いやでも、姿見えないしな、
んー…
ま、いっか!!(よくない)
悠「イヴ先輩!!」
考えていると虎杖くん、伏黒くん、
釘崎ちゃんが来た。
野「真希さん!!イヴさんも!!」
恵「どーも」
虎杖くんも釘崎ちゃんも元気だなぁw
『ラン。』
悠「あれ?語彙が変わってる」
言わないで!!!
憂「棘くんと一緒になったら
分かりにくいから変えたんだよ」
野「そうなんですね…あれ?イヴ先輩?
顔赤くないですか〜?w」
『き、桔梗っ…!!!』(赤くない!!)
真「どーでもいいから始めんぞー」
「待って!!」
『うわ…』
真&恵「げっ…」
悠「せんせー!!」
悟「誰今げっとかうわって言ったの」
恵「気のせいじゃないっすか?」
悟「えー…」
真「つかなんでここに来たんだよ」
禅院ちゃん…辛辣だな…
悟「用が無いとここに来ちゃダメー?」
真「…さぁな」
ホントになんでここに来たの。
悟「さてさて。イヴ。
君の術式を教えて欲しいな」
コメント
2件
続き楽しみにしてます!!
まじでこの兄妹がカプになったら推すしかねぇ!!!!