🌟様 🎼様 小説

桜と、雨は相性が悪い

桜が満開になった時に雨が降れば

綺麗に咲いていた桜はびしょびしょになり ふわふわと舞うことがなく、ビタッと地面に張り付く

それはお世辞でも綺麗とはいえないだろう

色が濁り汚く見えるのだから

そんな桜の綺麗を失わせる雨は自分

だから、メンバーが大切にしてた桜を汚し伐採する原因を作ったと言っても過言ではないだろう

一度散るともう咲かない桜に負担をかけたのだから…

そんな自分はあの桜やメンバーに嫌われるべきで

償わなければならないだろう

たかが桜だと思う人もいるだろうが

自分にとってはあの桜だけは散らしてはいけなかったのだ

そんな桜を散らしメンバーに絶望を与えた自分は悪い子

だから、そんな悪い自分（雨）は

静かに大きな水たまりにとけることにした

大切な桜へ

どうか、貴方を伐採した原因を作った自分（雨）をお許しください…

メンバーへ

こんな自分勝手に空から降り、大切な桜を散らした雨（自分）をお許しください