🌟様 🎼様 小説

人間は一度は絶対花を摘んだことがあるだろう

「きれい」だからと花を摘み

誰かに渡したり、満足したらそこらに捨てる

そして、それは枯れる

「きれい」という人間の軽い気持ちだけで花は栄養がなくなり命が尽きるのだ

花…といえば地から生えてるカラフルなものを思い浮かべるだろう

もちろんそれは当たり前に花だ

でも、木から咲いてる桜だって花だ

桜もきれーと摘んで遊ぶ人が多くいる

「たくさんあるから大丈夫…」

そう思うだろう

でも、その桜の一つの花は命が尽き、桜の木はその1つの花の分命が削られる

…だから、俺やメンバーが大切にした桜も全ての花を枝を摘まれ折られ命が尽きたから伐採されたのだ

それは…人間が手を加えたわけじゃない

俺やメンバーは何一つ悪くない…だろう

ただ、神様が気まぐれでこの桜を枯らしてやろうって意地悪しただけ

でも、俺はどうしても自分が枯らしてしまったて思ってしまう

だって俺は綺麗だなと花を軽々しく摘んでしまう人間やから

知らぬ間にあの桜も俺が摘んでしまってたんだろう

それか、好きすぎて手を加えてしまったのかもしれへん…w

なんて、な………

俺はそういう人間

やから、俺は…

トリカブトに囲まれて

レンゲツツジの蜜を吸って眠るな

ほんまにごめんな

花を摘むのは、これが最後やから…

おやすみなさい________。