――ギシッ、とスプリングが軋む音に、ふっと意識が引き戻された。
「ロメ」
ロメはハッと目を覚まし、飛び起きた。
隣に腰掛けたルチオが、こちらを覗き込んでいる。
「こんなとこで寝てると風邪ひくぞ」
ソファに横になったまま、いつの間にか眠ってしまっていたらしい。
「い、いつ帰ってきたんですか?」
「ついさっき。なんだ、このぬいぐるみ?」
「あ、その……ま、枕代わりです」
「ふうん」
ロメの手元を覗き込んでくるルチオからは、微かに酒の匂いがした。
なんだかいつもと少し雰囲気が違うような気がする。
また色々と考えそうになって、ロメは慌てて首を振った。
「えと……お茶で**********************
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