物は廃物

電車に乗っていた

別にそれ以外に何もないし

今何かと言うよりは

これではない、断定できないもの

っと言ったほうが正しいか

外で眺めるだけ

宥めるだけ

空から星が降った

地上から手がよじ登ってくる

払い除けた。

自分の欲のだけにこちらを

求めてくる

幸せを願ってる、幸せを求め過ぎて

しまう。

無くしたら初めて気付くのにさ

星を拾い

星を落としているものに

囁いた

｢辛かったよね、あなたは報われます｣

未来を予知出来る

わけではない

結局気持ち次第、

明日を信じて頑張るから

幸せと感じることが

出来るだけ。

こう言ってあげないと

笑えないなんて

やっぱり物は、憐れ