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──最初に堕としたのは ガッチマンだった
仕事が早めに終わって 他の二人はまだ別件
牛沢が帰ろうとしたその時 背後から落ち着いた声が響いた
「うっしー ちょっと寄ってかない?」
「は? どこに?」
「うち」
拒否の隙なんて 与えられなかった
気づけば牛沢は ガッチマンの部屋のソファに座らされていた
「なんで俺とガッチさんだけなんだよ…キヨとレトルトいねぇし」
「たまには俺だけでもいいでしょ」
グラスに注がれたウイスキーの香りに 牛沢は軽く酔いを感じてた
目が霞んだ頃には もう首元に ガッチマンの唇が触れていた
「お前 酔わせたな…」
「酔わせてないよ うっしーが勝手に蕩けてくだけ」
手首をソファに押さえられて シャツがゆっくり開かれていく
指先がなぞるだけで 鼓動が早まる
「ガッチさんっ…そんなゆっくり触られると…」
「焦らした方が うっしーって いい声出すじゃん」
耳も 首も 胸元も 何度も味わうように舐められて
牛沢の身体は どんどん熱くなっていく
「ほら もうここ こんなに濡れてる」
敏感な部分を指先でとろとろにほぐされて
快楽と羞恥が入り混じって 言葉にならない声が漏れる
「もっと奥…触って…ッ」
「ふふ ちゃんと素直に言えるじゃん うっしー可愛いよ」
最後にはガッチマンの指だけで 何度も絶頂させられて
頭の中 真っ白にされて
──気づけば牛沢は ガッチマンの膝の上で
子供みたいに腕の中 抱きしめられてた
「ほら 言ってごらん?」
「……ガッチさんに もっと 触ってほしい…」
「よくできました」
──ガッチマンは 微笑みながら
今夜も うっしーを壊していく