注意事項
・めっっっちゃヤンデレな有一郎
・有一郎に縛られるのが大好きでドSな
無一郎
・お互いがお互いを必要としているちょっと
暗い?愛が重い?話
僕は兄さんの事が大好きだ。
たまらなく大好きだ。だから、僕は
兄さんに縛られたり拘束されたり監禁されたりされるのがたまらない。
兄さんから本気で愛されてるって分かるし、
幸せな気持ちでいっぱいになるから。
好き。
僕を求める兄さんが。
僕を閉じ込めようとする手つきが。
救いようもなく歪んだ光のないその瞳が。
僕のシャツを脱げば、無数の痕が見える。
両手首には縄で縛られた跡が。
首筋には噛まれた時のものが。
それだけで僕は満たされる。
僕が悪いことをするといつも兄さんは
殴ったり蹴ったり監禁したりする。
それが気持ちよくて、もっとして欲しいら
僕はわざと悪い子を演じる。
例えば約束を破って、女の子と遊んだり。
本当はその子には全く興味はない。
僕が望んでいるのは兄さんのお仕置だけ。
だから僕は約束を破る。
付き合う前、兄さんから17個の約束を守るように言われた。
1.ほかの女とは話さない、目も合わせない。
2.男友達でも女友達でも全員俺以外の連絡先は削除する。
3.俺の指示には従うこと。
4.俺だけを見ること。
5.浮気はしないこと。
6.勝手に逃げたりしないこと。
7.俺を満足させること
8.俺の許可無しに外に出ないこと
9.俺がメッセージを送ったら2分以内に返すこと。
10.俺を不安にさせないこと
11.裏切らないこと
12.毎日キスをすること
13.週4俺と繋がること。
14.お風呂は一緒
15.毎日最低20時間は俺と一緒にいること。
16.他のやつの話をしないこと
17.ひとりぼっちにしないこと
本当なら全部守れるけど、お仕置をされたいから今日も僕は約束を破る。
「無一郎……なんでわかんないんだよ!!
あいつと話すなって言っただろ!!」
「兄さん、…ごめんなさい」
「……何度言えばわかるんだ、俺はお前のことだけ見てるのに……。本当に無能だな。
お仕置が必要みたいだ」
そう言うと、兄さんは僕の腕を強く掴み
僕の首筋に血が出るほどの跡をつける。
「っぁ”……!!んゃ、ぁ」ゾクゾク、
にいさん……その顔、好きだよ。
僕のことで頭がいっぱいで、少し苦しそうで怒ってるような表情。本当にぞくぞくする。
すき、だいすきだよ、もっとして欲しいなぁ
「…………はぁ。そんなに泣かれても無駄
だぞ。お前が悪い。お前が俺の約束を
守ったからいけないんだ。俺の事をなんで
放ったらかしにするんだよ、俺はこんなに
お前のことが好きなのに、……。」
兄さんは僕の腕やお腹、足をたくさん
なぐったり蹴ったりする。
痛いなぁ、でも気持ちいい。
兄さん、気づいてるのかなぁ。
僕がわざとお仕置されに行ってるって。
「うぁぁ……!!やだぁ、痛いよ、ごめんなさい、やだ、ゆるして、…………」
「……五月蝿い奴だな。」
「もぅしない、しないから、やだ、こわい、
にぃさん…………、」
「………………分かった」
「え?……」
……え?どうして……?どうして急に
辞めちゃうの?いやだ、やめて欲しくない、
なんで??僕はお仕置されるのすきなのに、
もしかして僕兄さんに飽きられちゃったの?
やだよ。
「……ねぇ、まって、やだ、ごめんなさい、
やめないで、…… 」
「………………?」
「僕本当は兄さんにお仕置されるのすきだよ、お仕置されたくてずっと約束破ってきたのに、なんでやめちゃうの、ねぇなんで。
いやだよ、もっと僕のこといじめて、
ごめんなさい、置いてかないでよ」
「やっと聞けた。」
「……え、なに、」
「ずっと分かってたぞ。お前がわざと
約束を破ってたこと。もっとお仕置がされたいって事も全部。」
「なんで……!?」
「お前、分かりやすすぎるんだよ。
顔見れば分かる。俺を求めてる感じが凄い。」
「……引いた?」
「なわけないだろ、逆に嬉しい。
お仕置きされたいなら言えよ。何時でもしてやる。だからもう約束は破るな。」
「…………うん、!」
すると兄さんは僕の首筋に跡を
つけ始めた。
「ひぅ、っ……」
「ほら、お前の好きなお仕置タイムだぞ。 」
「いぁ、……!すき、ぁ、にぃさんの、
お仕置、すきぃ”……!!!」
痛いのを我慢するように僕は兄さんの
体に弱々しく抱きついた。
それを兄さんは楽しむように僕を
少しずつ痛めつけていく。
「い”ッ……!?うあぁ”…、にぃさ、
ゆぃちろ……! 」
「痛めつけてるのに感じてるのか?
勃ってる。この変態、」
「んんんっ、……ぅ、ごめんな、さい、
ぼく、へんたいで、悪い子、だから、
沢山いじめて、……」
「……はぁ、本当に困った変態だな
いいぞ。お前の望み通り沢山いじめて
狂わせてやるよ」
兄さんは僕の期待に応えるように僕を
大切に扱いながらも痛めつけた。
首を噛んだり手首を縛って蹴られたり、
痣になるほどたくさんたくさん痛めつけられた。
これはDVでは無い。僕が望んでいること。
兄さんは僕の期待になんでも応えてくれる。
兄さんは僕のせいで狂った。僕が居なかった
ら兄さんは完璧。
「……ね、にいさん、きすして、深いやつ 」
「…………深いやつ、な」
僕たちは愛をじっくり確かめ合うように
お互いがお互いの舌を絡め合う。
甘くないはずの蜜が甘くて、溶けそうで。
頭がぼーっとする。
兄さんのこの顔は僕だけしか知らない。
いいや、僕だけでいい。
「ひぁ…………んぁ、すき、すき、
ゆぃちろ、んあぁ、……」ゾクゾク
「……っふ~、可愛ぃ、な。 」
「ぅ……、んゃ、ぁ、もっと、すき、ぁ」
痛めつけられて、深いキスをして、
繋がって、抱き寄せて。
僕はそれで幸せになれる。
必要とされているって分かる。
僕の大好きな兄さん。僕の召使い。
なんでも言うことを聞いてくれる。
たとえこの絆が切れたとしても、
僕は決して兄さんを逃がさない。
地獄の果まで追いかけて一生一緒。
兄さんが死ぬのなら、僕も死のう。
兄さんが生きるのであれば、僕も生きよう。
何処までも僕は兄さんと一緒がいいから。
1時間も連絡がつかなくなると心配で 心配で
苦しくなって嫌われちゃったのかな
って思ってしまうことだって何度もあった。
僕は兄さんと同じように愛が重いのかも
しれない。
ある人が言っていた。
「恋は狂っているほど面白い。」と。
そうかもしれない。普通の恋じゃ
なんだか物足りないし、直ぐに
飽きてしまう。
であれば、愛が重く深く、狂っている
方が恋愛は面白い。
甘く、苦く。ビターチョコレート
のような愛に、僕たちは深くその海に
溺れていった。
「愛してるよ。兄さん。」
「離れたら許さないからな。 愛してるぞ、
無一郎。」
僕たちの恋を邪魔する奴は許さない。
そして、ヤンデレな兄さんよりもやばいのは
もしかしたら僕かもしれない。
END
コメント
4件
歪んだ愛もいい······♡
表現がうますぎます…ヤンデレ有一郎かわいい🫶