テラーノベル
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こんにちは。遅くなりました!!今回はラブはあんまりないかな…。でも物語として重要な場面にはなると思います。結構深いと思うので、理解しにくいかもしれないです。後この場面は3回に分けて話します…ではどうぞ
ある授業中、先生からいいことを聞いた。
先「実はな、商人は街で商品を売ることだけじゃなく、冒険者と一緒に冒険することができるんだ。しかしそれは未知の領域で、本にもあまり記されていないまさに伝説であると言われている。」
生徒1「先生、そんな伝説な人存在するんですか?」
先「先生は実際に会ったことがないが、存在するとは言われている。しかしその者たちは表には現れない。なんせその者がいたら伝説の剣を作ることができるからなぁ。そのような存在が魔王軍に知られると襲われてしまう。だから冒険者と旅にしても、ただの商人として一緒に冒険している。」
生徒2「先生それってなんですか?」
先「それは、錬金術師だ。錬金術師は道具と道具を組み合わせることで、少しレアな道具を作ったり、武器や防具を強化することができる。道具屋や武器屋で買うことが出来ない非売品も作ることができる。」
生徒「そんなんいたら最強じゃん!」
先「そうだ。だから世界中の冒険者は、魔王を倒すためもあるが、錬金術師を探すこともしている」
生徒「へぇー…先生、錬金術師はどうやってなるんですか?」
先「実はなぁ、この学校に錬金釜がある。その錬金釜を使って錬金の才能が証明できればなれる。しかしその錬金釜も命を宿しているから錬金釜との相性が良くないと出来ない。」
生徒「ふーん。じゃあ錬金術の才能があっても、錬金釜との相性が悪くて錬金術の才能を見出せていない人も存在している可能性もあるってことですよね?」
先生「そうだな。だから錬金術師は伝説だと語られている」
け『じゃあもし、僕に錬金術の才能があれば、まぜちたちと冒険できるってことだよね…。』
け「先生、錬金術の授業ってあるんですか?」
先生「いやない。でも才能を確かめたいのなら地下1階の1番奥の部屋に行ってみるといい。そこに錬金釜がいる」
け「わかりました」
先生「じゃあこの話は以上だ。授業に入ろうか」
けちゃはその後、錬金釜がいるその部屋を訪れた。そこには、同じクラスメイトが沢山いた。
生徒「ねぇ、この錬金釜全然起きないんだけど…」
生徒「おい!起きろって!!」
生徒「はぁ。なんだよ。こんなんじゃ錬金釜との相性どころか才能があるのかの確認も出来ねぇじゃねえかよ。」
生徒「ねぇもう行こ?ここにいても時間がもったいないよ」
生徒「そうだな。行こうぜ。」
クラスメイトは次々と部屋を出ていき、けちゃだけになった。そしてけちゃは錬金釜に近づいて、触ってみたが錬金釜は何も反応を起こさなかった。
け『やっぱり僕には錬金釜の才能無いのかも。
…あれ?、この錬金釜めっちゃ汚れてる。綺麗にしてあげよう。』
けちゃは錬金釜を綺麗にした。
けちゃ「よし、これでピカピカ✨になった!よくみるとこの錬金釜の彫刻すごいなぁ。何を表しているんだろう。んっ?これはなんかの文字かなぁ?もしかしたら図書室に歴史の本があるかも…。」
けちゃは錬金術師の才能がなくても興味があったせいか、放課後は毎日錬金部屋に訪れ、部屋にある本に読み浸ったり、図書館に行って錬金釜に彫られている文字について調べたりして、毎日忙しい日々を送っていた。
ある放課後
ま「…ズーン😞」
芋「まぜち最近元気ないじゃん!どうしたの?」
ま「最近けちゃが構ってくれないんだよ…。」
あ「とうとうけちゃに愛想尽かされたとか?」
ま「絶対そんなことねぇよ!!」
ち「じゃあどうしたって言うの?」
ま「昼休みご飯食べてる時、けちゃに声かけてるんだけど、けちゃすごい考え込んでいて反応がないんだよ。だからいつも話なく、昼ごはん食べて帰るって感じ。」
ち「ふーん?じゃあ今けちゃはその気になっていることを調べてる途中かもしれないね」
ま「調べているものって何?」
ち「それはわからないけど、今は何もせず側にいるだけでいいんじゃないかな?」
ま「…でも、俺寂しい」
ぷ「じゃあ後つけに行ったらいいんじゃね?」
ま「…でも邪魔したくねぇからけちゃのその問題が解決するまで待っておく。」
あ「そうだな。俺もそれに賛成だ」
芋「それまで俺らたちが構ってあげるよ!!ねっ?みんな!」
ち「うん!ほらほらおいでーまぜたん❤️」
ま「おいっ!やめろって!笑」
あ「ほらほらおいでー寂しがり屋のまぜ❤️」
ま「だからやめろって笑」
ぷ「…」
ぷ『けちゃ何調べとんやろ…。気になるなぁ。』
ぷ「俺先帰るわ」
芋「えっ?ぷーのすけ帰るの?」
ぷ「眠いから帰るわ、じゃあなー」
ま「おう、また明日なー」
みんなと別れたぷりっつはけちゃのことが気になり、けちゃの様子を見に行った。けちゃは今まで通りずっと錬金部屋に入り浸っていた。
コメント
1件
発送が凄い...尊敬する...