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2日目
目元まで流れてきた涙は、冷たい金属の首輪に触れて止まった。
腕は頭の上で縛られ、太ももは開かれたまま固定。
羞恥も痛みも、すでに“感じる余裕”すら残ってない。
ただ、あの指が――また、乳首に触れた瞬間。
「ぅあ゛っ……ひ、ぁぁ、やああっ!」
声が裏返り、首を振る。拒絶の意思が全身に走ったはずなのに、
身体は勝手に震えて、乳首がびくびくと立ち上がる。
「やだ……! やだってばぁっ……!」
「乳首だけで、こんな反応するなんてな」
男の声が、すぐ耳元で笑う。
両方の乳首を、左右交互に、人差し指でコリ、コリ…と捻られるたび、
胸の奥が熱くなる。
ぎゅうっと腹の下が疼き、足が勝手に突っ張る。
「や……め、ゆるじでぇ……! ゆるじでぇええ……っ!」
もう、息ができない。
喉の奥から、言葉にならない嗚咽が漏れ出す。
なのに指は止まらない。
乳首の根元をぐりぐり抉るように回しながら、腹の中心――ちょうど臍の下あたりを、ぬるく、なぞってくる。
「ん゛っ、うあぁああッ、ダメぇッ……! あ゛あああッ!」
震える。脳が灼ける。
“乳首でイかされる”なんて、そんなの…そんなの…っ!
でも、腰は引けず、目はうっすら見開かれて、
全身が熱と快感に飲まれて、逃げる道はもうどこにもなかった。
「泣き声、すっかり“イく寸前”の声になってんぞ?」
男が低く囁く。
「“許して”って言葉も……この乳首が勝手に出したんだろ?」
その瞬間――
「ひぎっ……や、っ、やめてぇぇ、ッ、あ゛っ…あぁああぁっ!」
乳首をぐりぐりと捻られながら、腹の下を突かれた瞬間、
視界が白く跳ねた。
喉を突く悲鳴とともに、腰が引きつけを起こしたように跳ね上がり、
拘束された手がビクン、と跳ねたまま、全身が硬直した。
――“乳首”だけで、絶頂に堕とされた。