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実況者詰めBL

3 - 💐×☃️

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101

2024年05月18日

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💐×☃️ リクエスト









今日は、彼女と喧嘩した。


原因は些細なこと。


俺が彼女の大切な物を落として壊したから。


そして最低な事を言ったから。


☃️「えぁ、、そのコップ…ッ」


💐「おらふくん、ごめッッ!!」


☃️「…大丈夫ですよ、少し欠けたくらいで、まだ使えますよ!」


💐「いや、新しいの買うよ」


💐「壊れたコップは捨てよ」


☃️「…な、んでッ」


あの時は、なんで出ていったのか分からなかったが、今ならわかる。


俺とおらふくんが付き合った記念日にデートした時、2人で選んだ大切な物だからだ。


新しいのを買う、捨てよ。


おらふくんにとっては、大切な物だったはずだ。


💐「…まじで俺、最低だなッ」


彼女が出ていった部屋に独り言を呟く。



ふと、玄関の扉が開いた音が聞こえた。


びちょ濡れの彼女が帰ってくる。


今日は、あいにく大雨で傘も持たずに出ていったのであろう。


💐「…風邪ひくよ、」


すぐに謝ろうと思ったが、濡れたままだと風邪を引いてしまうだろう。


☃️「…」


目を合わせてくれない。


💐「…ごめん」


謝罪の言葉を呟く。


彼女からの返答は無い。


☃️「…ッ」


静かな部屋で向き合う2人。


どちらとも何も話せないまま時間が進む。


💐「ぁの、さ…ッ」


声をかけようと勇気を振り絞った時、彼女の肩が震えてるのが分かった。


寒いのか尋ねようとすると…


☃️「ごめ、、なさいッッ」


消え入りそうな声が返ってきた。


💐「なんで、おらふくんが謝るのッ?」


☃️「ぼく、ぼくぅ…ッ」


顔を上げてくれたと思うと、その綺麗な目から大粒の涙が零れる。


💐「ゆっくりでいいよ、ッ」


ずっとは見ていられなくて抱きつく。


☃️「新しいのでいいってッッ言われたとき…ぅッ」


💐「…よくなかったよね、大切な物だもんね、ッ」


そんなことを呟くと俺まで泣きたくなってきて、こんな姿を見せたくないと思い強く抱きよせる。


☃️「本当はッ、心配してくれてるんやろうなってッ」


💐「、うんうんッ」


☃️「危ないから、注意してくれたんやろうなってッッ」


💐「うん、ッ」


☃️「それでも、捨てたくないッッ」


💐「ごめん、ごめんッッ」


深く傷つけてしまった彼女に申し訳ない気持ちでいっぱいになる。


☃️「ななこさ、ごめんなさいッッ」


💐「俺こそごめん、ごめんねッ」


涙で前が滲む。声が掠れる。


それでも俺がしてしまった事はとても悪いことだ。


お詫びがしたい。


そう思い、明日デートしようと誘った。


💐「明日デートしよ?」


☃️「わかりました、」


💐「お揃いのもの買おうね」


俺自身もお揃いのものは欲しいし、コップの代わりのものも探したい。


☃️「おそ、ろい?」


俺の言葉を復唱する彼女に、もしかしたら嫌なのかもと考えが巡る。


💐「…嫌、だった?」


☃️「ぁ、いえ…ッ」


声を聞くと、なんとなく弾んでるような気がする。


☃️「あした、ですね!」


そう呟くと、カレンダーアプリに〈デート〉と書き込み、目覚ましをセットしていた。


デート楽しみなんだなぁっと思い、おらふくんが彼女で良かったと心底思った。


💐「可愛いね 」


微笑ましくて思ったことを呟く。


おらふくんの顔は真っ赤に染まった。


☃️「ぅ、何言ってるんすか…ッ///」


愛おしい彼女の照れ顔を眺めながら、明日はどんな服来ていこうかなとか考えた。


明日、楽しみだね。










リクエストありがとうございました。


ほかのリクエストも待ってます。

〈自分の中で右は決まってるので書けない場合もあります。〉


おつかれ

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