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何も言わなくてもお互いに分かってしまう関係って、まさに運命の人ですよね✨
上のモコモコも、パンツのモコモコも早々に剥がされる。
セクシーランジェリーの中には、ブラを付けていない。
なので、レースの間から薄っすら胸元が透けて見えているし、胸元から下への生地は、センターで切り込みが入って開いているので、バストラインから下、お臍がチラッと見えて、パンティも透けて見える。なので、エロさが増し増しになっているのだ。
「うわ〜ちょっと立って見せて欲しいかも」と要求するので、私はベッドの上で立って、くるっと一周回って見せる。
「うわ〜綾、最高にエロい!」と喜んでいる匠。
そう言えば、パンティもTバックにしたので、お尻が丸見えなので、余計にエロさが増すようだ。
「ビックリした?」と聞くと、
「うん、凄く!」と喜んでいる。
そして、
「綾〜」と、ぎゅっと抱きしめられて、そっと寝かされる。
そして、そこからは、黙ってキスをして、ランジェリーの肩紐をスルッと下ろし、
「うわ〜エロッ」と言いながら、又眺めて、胸元の真ん中で止められているホックを外すと、胸が露わになる。
堪らなくなったのか、いきなり舌を這わせる。
「んっ……あ〜っ」と、匠の舌使いに、思わず吐息が洩れる。
「綾、綺麗だ」
黒を着ているからか、《《可愛い》》から《《綺麗》》に変わったようだ。
ちょっと嬉しい。
この前は、この辺りまでしか出来なかった2人。
優しく愛撫されながら、じっくり、ゆっくり、お腹から下へと下がっていく匠。
ドキドキする。
しかし、そんな恥ずかしさも飛んで行ってしまうくらいの感覚。
パンティに手がかかり……
「ああっ……」と思わず声が洩れる……
堪らなく気持ち良くしてくれる匠。
「んんっ……あっ……んっ」我慢出来ずに洩れる声、それがしばらく続く……
そして……
匠は、私をずっとふわふわ包み込むように優しく抱く……
まるで、あの日《《アイツ》》のせいで、怖い思いをしたことを忘れさせてくれているようだ。
優しく……気持ち良く……ひとつになっている感覚
──あ〜ん、素敵……
ふわふわした気持ちのまま初めて匠に抱かれた……
思わず私は、匠に抱きついていた。
「綾〜〜」と、抱きしめてくれる匠。
「大好き」と言うと、
「俺も大好きだよ」と、キスをして優しく頭を撫でてくれる。
そして、見つめながら、
「最高だった!」と言った。
「ふふ」
やっぱり恥ずかしいので、匠の胸に顔を埋める。
そして、匠の隣りで腕枕をされる。
「不思議なくらい、何もかもが合うんだよな〜」とポツリと言っている匠。
それは、私も思っていたことだ。
何でも私の考えていることを分かってくれる匠。
私は上体を起こして、寝転んでいる匠の顔を上から、黙って見つめてみた。
──好き! キスして!
と、思いながら……
すぐに素敵なキスをしてくれた。
「なんで?」と私が驚くと、
「ん?」
「なんで今、分かったの? キスして欲しいって」
「俺がしたかったから」と言う。
「そうなんだ、じゃあ」と言って、又匠の目をジッと見つめる。
匠は、ニヤッと笑っている。
そして、
「もしかして……」と言いかけた時に……
私は、匠の左脇腹をスッと指で撫でた。
「あっ! やると思ったんだよ〜」と言いながらカラダを捩っている。
「ふふっ、凄っ! なんで分かったの?」と言うと、
「綾の考えてることは、分かるよ。そんな悪そうな顔をして」と言った。
「え、今は無表情だったでしょう?」と言うと、
「いいや、目が笑ってた」と言う。
「凄いね! 匠、何でも分かるんだ」と、また、匠の左腕に寝転ぶと……
「ふふっ」と笑いながら、今度は、匠が私の上からジッと見つめる。
「何? う〜ん、愛してる?」と聞くと、
「うんうん」と頷いて、もう一度、今度は、真面目な顔で、ジッと見つめる。
「結婚しような?」と言うと、
「うんうん」と頷いている。
「それは、ちゃんと言葉で言ってよ〜」と言うと、
また、真面目な顔をして、
「綾、愛してる! これからは離れずに、ずっとずっと一緒に居ような! 俺と結婚してください!」と優しく言ってくれた。
私は、思わず匠をぎゅっと抱きしめて、
「響いた!」と言うと、
「そっか、良かった。で、返事は?」と聞く匠に、
「よろしくお願いしま〜す!」と言うと、
「軽っ!」と笑われた。
「ふふふふ」
「もう〜! この子は……」と、素敵なキスが落ちて来た。
──匠! 愛してるよ! ずっとずっと、この先も離れずに一緒に居てね
何度も何度もキスをする。
心地良い〜
──匠は、私にとって、いつも元気をくれる。
離れられなくて、ずっとそばに居たくなるような陽だまりのような人なんだよ。
これからも、ずっとそばに居てね。
言葉を交わさなくても、お互いの気持ちが分かる。
もちろん、言わなきゃ分からないこともある。
でも今は、なぜか分かり合える。貴方だから……
そして、又そのまま愛し合う。
何度でも、抱かれたいと思える|男《ひと》だ。
────
2人でもう一度お風呂に入って温まった。
初めて一緒に入るので、やっぱり恥ずかしかったけど、
「小さい頃も一緒に入ってたよ〜」と言う匠。
「小さい頃とは、色々違うでしょう」と言うと、
「うん、色々ね〜」と、言いながら、私のカラダを流してくれる。
ジッと見られると、やっぱり恥ずかしいので、匠を後ろに向けて、ピッタリと後ろから匠に抱きつくと、
「うわっ! それ凄く良い」と、喜んでいる匠。
──あ、逆効果だった
なので、慌てて先に上がった。
「え? なんで?」と言っている匠。
急いでバスタオルで拭いて、また、セクシーランジェリーを付ける。モコモコは寝室に置いてきた。匠も上がって来てしまった。
「うわっ、ホント、それ秒殺だわ」と、また、いやらしい目で眺めるので、匠の乳首をグリグリすると、
「あっ、ダメ!」と笑いながら言っている。
「ふふ」と笑いながら、私は、先に急いで寝室へ
急いで匠も拭いたのか、早く寝室に戻って来た。
そして、
「今日は、モコモコ要らないかも」と、私の姿を眺めている。
「知らないよ! 大変なことになっても〜」と言うと、「もうなってる!」と言う。
「ふふ」
無視して、布団の中に入った。
すると、匠は、「綾、コレ」と、ふと婚姻届を出した。
「え?」と私が驚くと、
「俺は、いつでも良いと思ってたから、用意してた」と言われた。
「そうなんだ」と、ニヤける。
その婚姻届を見ると、結婚雑誌に付いている物だと分かった。
「匠もしかして、コレ?」と聞くと、
「いや〜コレを買うのは、なかなか勇気が要るよな」と雑誌を出しながら笑っている。
「ふふ、言ってくれれば買いに行ったのに」と言うと、
「うん、そうなんだけど、先に書いておきたかったから」と、匠の欄には、既に名前が書き込んである。
役所までは行く時間がなくて、たまたま行ったコンビニで見つけて、タイミングは『今だ!』と思って買ったそうだ。
「店員さん、おばさんだったんだけど、ニコッとされたよ」と笑っている。
「ふふ、ありがとう。頑張ったね」と、頭をヨシヨシしてあげた。
「書いてくれる?」と言うので、
「うん!」と、私は下着のまま、それに記入した。