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ある日、いつも流星が来る時間になったのに流星が来なかった。僕は「用事があるんだろうなぁ」
とだけ思った。結局、その日、流星は来なかった。次の日も、また次の日も、そのまた次の日も、流星は来なかった。
僕はどんどん「流星は僕と無理して仲良くしてたんだ」と思っていった。
数週間後。家に手紙が届く。
流星の親からだった。手紙にはこう書かれていた。
「透さんへ。流星から聞きました。流星と毎日話してくれて、毎日遊んでくれたと。流星はいつもあなたについて嬉しそうに話していました。でもひとつ伝えていないことがあったんです。彼は病気で余命が半年だったのに流星は透さんと遊びたいと言って聞かなかったので仕方なく出していたらこんなに仲良くなっているとは思いませんでした。しかし先日の14:31に死去しました。最期までずっと『透くんと遊びたい』『死にたくない』と泣いていました。しかし流星は『11歳で亡くなって可哀想な子』ではなく『最期まで友達のことを思っていた友達思いの子』です。どうかあの子のことを祈ってあげてください」
その手紙を読み終わった僕は悔しさと友達を失った喪失感と同時にあの日言っていた「いつかわかる」の意味がわかったんだ。
僕はずっと泣いていた。そして中学生になった今、奇跡的に病気は完治し、元気になりました。今でもあの手紙は今でも大事にしまっています。
-完結-
コメント
1件
うわ……これ、第4話で完結なんだね。最後の手紙のシーン、読みながらじんわり来たよ。流星くんが「いつかわかる」って言った意味が、あの形で明かされるのは切なすぎる。透くんが「無理して仲良くしてたんだ」って自己否定しちゃうところも、後から考えると余計に胸が痛む。でも、流星の親御さんが「可哀想な子じゃなくて友達思いの子だ」って書いてくれたのが、せめてもの救いというか。短い話だったけど、密度がすごく濃かった。完結お疲れさま!