「鏡よ鏡。この世で1番、」
あの人に愛されたのは?
_××
「…」
腐りきった世界を一望する
ノコノコと生きゆく彼らの中
一際目立つ”ヒロイン”
誰もがヒロインで、主人公で
なんてそんな上手い話なんてない
誰かがヒロインなら、主人公なら
誰かがモブで、悪役だ。
汚れてない奴いるかって?
汚れた奴しかいねぇから。
「真実の愛」なんて無いの
くだらない妄想
頭逝っちゃいそう
だから”妄想”なんかで絶対に終わらせない
君のとなりに並ぶまで
毒林檎だって頬張ってみせるさ。
He’s mine bitches
報われたいなんて飽き散らして
救われたいなんて 在り来りか。
「っ」
好きなんて伝えられないから
待ってるだけで報われるの?なんて。
問に答えは無かった。
何故って。隣には、ヒロインの隣にはもう
主人公が立っていたから。
「っは、w」
ならいっそ書き替えろ
籍なんて自由の世界の首輪よ
酷い言葉を浴びせてさ
酷い思いをさせてさ。
大本命の登場だそこどきな。
でもだって”僕”は 変わらず”悪役”で。
ヒロインにも主人公にも好かれやしない。
純粋無垢?反吐が出る
だから もっと
「お嬢ちゃんこっちにおいで。」
あれ、君も毒林檎に蝕したの?
青い顔。無垢な愛に 毒を刺した。
「…はやく、こっちに来てよ」
ヤる時は そう丁寧
ちゅっ、って鈍感には気付かぬバイアス
「っお前、俺の×××に触れんな!」
「、!」
「…」
あぁ、主人公補正なんてかったるい
君はもっと鈍感な人間だったじゃないか
舌につく Liar
比べる差異か
「欲しいもんなら奪いな。」
「っは、?」
毒林檎を食したあの時のように
君をゆっくり啄む
ブランシュネージュ、君だって
「分かっていたよ」
だけど僕は瞳に映らない
純白の愛で咲いた
雪の最下
彩花
罪過
「っこの世界の誰より、」
愛されたい 届くまで
あいつが主人公?君はヒロイン?
僕は悪役か?
そんな
運命なんて要らないから
今
壊されたい
解く枷
「そっと私を、」
抱き殺して。
「…あぁ、、っはは、」
君はもう アイツの腕の中
恐怖を浮かべた顔
驚いた顔
アイツは 酷く、強く
睨み、軽蔑し、恐れた顔。
違う、あぁ、なんだ
「…そうだ、私を」
刺し殺して。
コメント
2件
あれ…感動で目から塩水が止まらない…
なんでこんなに神なんだろうなぁ、、