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⚠️にゃぽん×ベラルーシ[GL]です。 純愛・ほのぼのです。

 苦手・地雷の方はご注意ください。



私はにゃぽん。

今は大好きなベラルーシちゃんと私の部屋でお喋りしているよ!


「でねー、お兄ちゃんやっと英検4級取ったんだよ〜(笑)」


「今更過ぎる(笑)」


「そういえば、ベラちゃんってお兄さん(ロシア)と仲良かったっけ?」


「うーん・・・まあ、それなりに仲良いよ。よく話すし。」


「ふーん。じゃあ、ベラちゃんはお兄ちゃんの事が好きなんだ?」


「す、好きじゃ無いもん・・・////」


と、ベラちゃんは照れた顔で言った。

私は知っている。

ベラちゃんはツンデレだという事を。

きっと、この「好きじゃ無いもん」も「大好き」って事だ。

いいなあ、ロシアさん。

可愛い可愛いベラちゃんにこんな顔をさせるなんて。

・・・私だったらどうなんだろう。


「ねぇ、ベラちゃん。」


「ん?なぁに?」


「私のことって、(恋愛的に)好き?」


「勿論!好きだよ!友達だもん!」


「・・・。」


嗚呼、やっぱり。

ベラちゃんは私の事を友達としか思って無いんだ。

悲しいけれど、そうだよね。

素直にデレてくれるのは嬉しいけど、ツンツンとした態度もとって欲しいし、何より、私を「恋愛対象として」見て欲しい。

仕方ない、言うかぁ。


「どうしたの?にゃぽんちゃん。ぼーっとして。」


「質問だけど、ベラちゃんってさ、好きな人って居る?」


「ど、どうしたの?急に・・・。(異性だったら)居ないよ?」


「そっか。じゃあ、女の子を恋愛対象として見ることって出来る?」


「で、出来ると思う。」


「おっけー。じゃあ、告白して良い?」


「・・・え?何の告白?」


「愛の告白だけど。」


「誰に?」


「ベラちゃんに決まってるじゃん。」


「えっ、ちょっと待っ」


「ベラちゃん!!ずっと前から好きでした!私と付き合って下さい!!」


「・・・・・・良いよ。私も好きだったし。」


「やったあああああああ!!」


「ちょ、ちょっと静かにしてね?」


「ハイ。スミマセンデシタ。」


「にゃぽんちゃんの事が好きだったのは本当。一緒に喋ってて楽しかったしね。でもさ、日本の妹がロシアの妹と付き合ってるって皆に教えたら、色々と不味くない?だからさ、フタリだけの秘密にしようよ。」


「た、確かに・・・。」


「後、にゃぽんちゃんの事を、『にゃぽちゃん』って呼んで良い?///」


「全ッ然良いよ!!むしろ嬉しい!!」


嬉しくて、つい私はベラちゃんに抱きついてしまった。


「あ、ちょっと頭に巻いてる布がずれちゃうから、一旦離れて貰えると・・・。」


「ア、ハイ。確か、(ベラルーシから見て)右目が見えないんだっけ?」


「そうそう。事故って潰れちゃったんだよね。そこまでグロくは無いけど、あまり見てほしくは無いかな。」


「そっか・・・。」


「でも、スキンシップ自体は嬉しいから、布がずれなかったり、私自身が嫌じゃ無かったらどんどんして欲しいな。」


「う、嬉しいけど・・・ツンツンした所も見せて欲しい!デレるばかりじゃあなぁ・・・。ベラちゃんはツンデレだからこそ、可愛いんだよなぁ・・・!」


「え、嘘!?私ツンデレだったの!?」


「そうだよ。逆に気づかなかったの!?」


「うわ、マジかぁ・・・。でも、私は相手がにゃぽちゃんだから、滅茶苦茶デレられるんだと思う。実際、にゃぽちゃんに対してツンツンした態度を一切とってないと思うしね。・・・って、にゃぽちゃん!?」


「う、嬉し過ぎる・・・!!」(号泣)


くそ、嬉し過ぎる。

私だけ特別扱い・・・。

嬉し過ぎる!!(3回目)


「あ、あわわわ・・・。このままじゃ床が水浸しに・・・!」


ガチャ(部屋のドアが開く音)


部屋のドアが開いたかと思うと、涙で見えづらいが鼻(?)にティッシュを詰めたお兄ちゃんが入って来た。

よく見ると、ティッシュには血が付いていた。


「あ、お兄ちゃん。」(泣き止んだ。)


「に、日本さん・・・!ハンカチをください!」


「こんな物、いくらでもあげるよ。君達は良いモノを見せてくれたからね。」


「あ、ありがとうございます!」


「お幸せにね〜。」


お兄ちゃんはサムズアップをして、部屋を出ていった。


バタン(部屋のドアが閉まる音)



ん?

『お幸せにね』?

まさか、あの鼻血って・・・。

私は床を拭いているベラちゃんに声を掛けた。


「緊急。お兄ちゃんに関係バレたかも。」


「ゑ。」



ーその頃の日本ー

「どうしたんだ、日本。急に鼻血を出したかと思えば、急に『百合尊い・・・。』って言い出すなんて。さらには、鼻血を止めたら、にゃぽんの部屋に大量のハンカチを持って入るなんて、一体どうしたんだ。奇行が過ぎるぞ。」


「ふふ、きっと父さんには『百合の尊さ』は分からないよ。」



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