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……っと?
急に俺らの周りに、冷たい空気が立ち込める。
ゴキの話でよく分かんなくなっていたが、何か、あったらしい。
「確認するよ?」
「待って、まだ心の準備が…」
確認しようとするライを引き留めるパチ。
「心の準備ぐらい、後ですれば?」
…いや、心の準備を事が終わった後にしても意味ねぇだろ。
「僕はトイレ行ってくるー」
「あー、うまかった。頭いてぇ」
呑気だなお前ら。控えめに言って⚪︎ね。
『至急、連絡内容を確認せよ。』
その機械的な声が、俺の頭にぐるぐると回っており、離れない。
不安だ。生きていて、いや、死んでからもこんな不安は初めてだった。
だが、人間というものは不思議なもんで、少し、「喜」の感情も感じる。
気になるらしい。この後どうなるか、見てみたいらしい。
何でだろうなぁ?死ぬ、まぁ、存在がなくなる可能性の方が高いのに。
「よぉ、アラン」
「あ?何だよ」
「人間ってさ、変じゃねぇか?いやまぁ、俺らは幽霊なんだけど、なんかその…
少し、ワクワクしてしまっている自分がいて、その自分すら、怖く感じる」
「不思議だよぁ…」
じぶんすら、こわくかんじる。
自分を疑ったのは、多分、今回が初めてだろう。
自分を怖く感じたのも、今回が初めてなんだろうな。
そんなことを何時間も考えていた。
いや、実際は数秒ぐらいの時間なんだろうがな。
「もういい?」
「………うん」
『ピッ』
短い電子音。
『貴方達には、2つのミッションがあります。』
「2つのミッション…?」
『1つ目は、怪物が生産されている研究所を探し、停止させること』
『2つ目は、その研究所から逃走した双子を殺すこと』
『以上が貴方達のミッションになります。双子の場所や、特徴などその他諸々は、
後日送りますのでご了承ください』
「…は?」
言いたい事が山ほどある。
何故、怪物が生産される研究所があるのか、そして、その研究所を
どうやって見つけ出したのか。
双子というには誰だ。何故、俺たちが殺さなきゃならないんだ。
俺たちは、モンスターキラーであって…
「人を殺すために、この仕事に就いたわけじゃない…」
「…うん、僕たちは人なんか殺さないよ…」
「何か間違ってるんじゃ…?だって、上だって私達のことをわかってるはず…」
「でも、間違いなんて今までなかったぞ…?」
「どうやら、信じるしかないみたい」
ライだけが冷静だった。嬉しいような、怖いような気がした。
いつも目が笑っていないライとずっと目を合わせ続けるなど出来やしない。
「双子…」
不意にイラが口を開いた。
「双子」というワードが引っかかるらしい。
お前と何の関係があるのか知らんがな。
「…どうする?」
パチが話す。正直俺も、これから何をすればいいのか分からない。
後日また情報が送られるのなら、このまま家で待機か?
それとも、早めに双子のことやその他の情報も調べておくか?
「僕、この仕事やりたくない。双子って誰なの…?研究所って何…?」
嫌なのは当たり前だ。俺だって、こんな仕事なんてしたかねぇよ。
「私も、ねぇ、なんかして取り消せない…?」
「駄目。もうこの仕事には確定でしなければならない」
「見て」
ライが空中で操作していた透明なモニターのような物をこちらに向ける。
「この赤いマークは確か確実にしなければならない仕事…」
「もう、すでにマークがついてる…どうしても駄目?」
「駄目なもんは駄目だ」
ぶっきらぼうにイラが答える。
…ガキのくせに何いってんだ?
「アラン、お前何ともねーのかよ?」
「全然?後、ガキのくせにでしゃばんな」
「あ?」
「お?」
「青?」
「「お前は黙ってろ!?」」
「仲良いじゃん?」
「え、だってあおって言ったもん…」
うん、違うウヅキ。威嚇し合ってただけだから。
「いい加減にして。流石に何か決めた方がいいでしょ?」
「うん」
あぁ、やっと真面目になった。
「…でも、双子の位置や、研究所の情報なんて全く無いし…」
「どうしよう?」
不思議だな。
俺は今、死ぬほど頭を使って考えなければいけない問題に直撃している。
なのに、頭が働かない。やる気も起きない。
「…情報集めすら上手く出来ない…」
「とりあえず、調べるか?」
「ねぇ、話聞いてた?」
パチがこちらを見ながら、少しだけ声を荒げる。
その鋭い目つきは、ライにだって劣らない。恐怖を煽る。
「だってよ?ただぼーっとしてるよりかは、なんか調べた方がいいだろ?」
「そうだけど、どんなワードで調べるの?『怪物 研究所』で出てくる訳?」
「stop。落ち着けよお前ら」
お前にだけは言われたくねー!!
「とりあえず分けよう」
「え?どういうこと?」
「双子を追う組、研究所を探す組」
あぁ、成程。先に決めてた方がわかりやすいってか。
「流石だな。その脳俺にもちょっとよこせよ」
「無理。まだ生きたい」
冗談というものが伝わんないのかこの生き物は。
「じゃあ私は_____」
「俺はそうだな…_____」
「僕はね、えーっと_____!」
「私は_____」
…俺は
「_____に行く」
え?今回長くないっすか?
何故に?
あと終わらせ方雑じゃね?
…
あ、言い忘れてたテヘペ(((殴
新キャラ双子ちゃんの見た目を募集しようかと…
やーね?コメント来なかったらどうしようって話なんすけど。
まぁ、最悪の場合こっちで全キャラ作ることになりますねはい。
参加したい人はお願いしますホントウニ
設定も変えたいよって人はそれも一緒にしてね⭐︎
…やばい長話しすぎて2300文字超えた。
てことで(?)
さようなら👋