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もか🍑@🐣🎀🪽腐女子
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#もか
#東方
あんこ
561
もう夜も遅くなった。
繋いだ手は、まだそのまま。
たっつんはちらっと隣を見る。
じゃぱぱは普通の顔してるけど、たまに口元が緩んでる。
「……お前、ちょっとニヤけすぎちゃう?」
「え、バレた?」
「バレるわ」
じゃぱぱは小さく笑う。
「だって嬉しいし」
またそれ。
最近ずっと、真っ直ぐ言われるたびに心臓がおかしくなる。
たっつんが黙り込んでいると、じゃぱぱが軽く手を握り直した。
「……たっつん」
「ん?」
「今日、ありがと」
「何が」
「ちゃんと気持ち返してくれたこと」
その声は思ったより優しくて。
たっつんは少しだけ視線を逸らした。
「……俺も、嬉しかったし」
「え」
「聞き返すな!」
じゃぱぱが吹き出す。
「いや、嬉しくて」
「お前ほんま……」
言い返そうとした瞬間。
じゃぱぱが急に黙る。
「?」
じゃぱぱの自室。静かな場所。
メンバーの気配もない。
じゃぱぱは少しだけ迷うみたいに視線を揺らしてから、小さく聞いた。
「……今なら、してもいい?」
「っ!?」
意味を理解した瞬間、たっつんの顔が熱くなる。
「お前、覚えてたんか……!」
「そりゃ覚えてる」
じゃぱぱは少し照れた顔で笑った。
「たっつんがさっきええよって言ってくれたから」
逃げ道がない。
たっつんはしばらく真っ赤なまま黙っていたけど、やがて観念したみたいにため息をついた。
「……ちょっとだけやぞ」
その瞬間。
じゃぱぱの顔がわかりやすく嬉しそうになる。
「かわい」
「今それ禁止!!」
笑いながら距離が縮まる。
今度は、さっきより少し近い。
そっと頬に触れられて、たっつんの心臓が跳ねる。
「……ほんとにいい?」
また確認。
その優しさがずるい。
たっつんは小さく頷いた。
そして。
静かな夜の中で、今度は少し長めに唇が重なる。
触れるだけだった前より、ちゃんと“恋人”って感じがして。
離れたあと、たっつんは完全に顔を隠した。
「……無理や、心臓持たん」
じゃぱぱはそんな様子を見て、困ったみたいに笑う。
「俺も結構限界」
「余裕そうやったやん!」
「頑張ってただけ」
その言葉に、たっつんが思わず顔を上げる。
じゃぱぱは耳まで赤くなっていた。
それを見た瞬間。
たっつんは少しだけ笑った。
「……なんや、同じやん」
「同じやね」
二人の笑い声が、静かな部屋にやわらかく響いた。
続く!
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