チュンチュン
日帝「ふわあ…」
日帝「…あ」
日帝「今日月曜日か…」
日帝「また…1週間が始まってしまう…」
日帝「またやられるのかな」
日帝「…出たくないな」
日帝「……」
日帝「あ、着替えないと」
日帝「いつまで経ってもスーツは慣れないなぁ」
日帝「……」
日帝「行くしかないよな」
ガチャ
トコトコ
<アハハッw
<それで〜
<まじ?
日帝「ふぅ」
ガチャ
日帝「……おはよ」
空「……」
海「……」
日帝(やっぱりそうだよな)
トコトコ
日帝(冷蔵庫になんかあるかな)
ガチャ
日帝(…ないよね)
日帝(最近買ってないし)
バタン
日帝(はぁ…最後に食べたのいつだっけ)
日帝「行ってきます…」
シーン
ガチャ バタン
日帝「……」
<やばくね?
<分かる!考えて欲しいよね〜
<それな〜
日帝「くっ…」
トコトコ
日帝「ッ…」
日帝(着いた…か)
日帝(嫌だなぁ)
日帝(…泣いてはいけないな)
トコトコ
日帝「おはようございます…」
ナチス「…あ、来たんだ?」
ナチス「別に来なくても誰も困らないから」
ガチャ
アメリカ「…チッ」
アメリカ「お前いるのかよ」
イタ王「早く部署行って」
イタ王「目障りだよ」
国には専用部署(?)があります
部署には1国しか所属していません
イタ王「部署あって良かった〜」
イタ王「同じ所で仕事したくないもん」
ナチス「分かる〜」
アメリカ「はぁ…何立ち止まってんの」
アメリカ「早く行け」
日帝「はい…」
トコトコ
ガチャ
日帝(…何で耳が良いんだ…俺)
<アメリカ…サン
<どうした?
<日帝さんに昨日
<——
<————!
<…辛かったな
日帝(あーあ)
日帝(また…始まる)
トコトコ
ガチャ
ソ連「……」
ドンッ
トコトコ
ガチャ バタン
日帝「…仕事押し付けてくんなよ…」
日帝「……やるか」
<今日もやるぞ!
カチャカチャ
日帝「あの音…水が降ってくるな」
日帝「出たくねぇ…」
日帝「…でもこの仕事やらなくてもいいんだよな」
日帝「サボっても良い…よな?」
日帝「…いやだめだ」
日帝「やるしか無い」
カタカタカタカタ
バンッ
日帝(うおっ…扉壊れるって)
アメリカ「お前また虐子いじめたのか」
日帝(ええ…やってないんだが)
日帝「…やってない…デス」
アメリカ「嘘つくなよ!虐子の腕に傷できてたぞ」
日帝「それは…」
アメリカ「言い訳なんて聞きたくない」
ボコッドゴッ
日帝(……はぁ…面倒くさくなった)
アメリカ「ふん」
バタン!
日帝(…痛くは…ないか)
日帝(包帯何処だっけ)
ガサガサ
日帝(…あ、金曜で全部使ってた)
日帝(はぁ〜完全に忘れてた)
日帝(…苛ついてきたな)
日帝(少し…いや)
日帝(嘘じゃなくしてやるから)
日帝「待ってろよ」
日帝「…ん?」
日帝「まて…アメリカの奴」
日帝「水仕掛けられてるのにどうやって入ってきたんだ…」
日帝「いや、アメリカが仕掛けたんだし何とかしてるか」
日帝「…面倒だな」
–昼休み–
虐子「すみません」
日帝「…はい」
虐子「屋上来てくださいねっ」ボソッ
日帝「…はい」
日帝(今から本当のことになるとも知らずに)
トコトコ
ガチャ
虐子「……」ニヤッ
パシッ
虐子「えっ?」
日帝「…w」
ドゴッ
虐子「い”っ…」
日帝「……」
虐子「ハアッハアッ」
虐子「ただの国…ではないですよね」
日帝「…ん?何聞いてなかった」
虐子「だから、ただの国ではないでしょうって」
日帝「…黙秘をする」
日帝「ただ…本当の事にしてやってるだけだ」
ドッ
虐子「あ”っ!」
日帝「痛い?痛いよね」
日帝「でも裏切られた精神的な傷のほうが痛いんだよ」
日帝「君は愛されてるから分からないか〜」
虐子「ゲホッ…」
日帝「…気を失ったか」
日帝「面倒だな」
日帝「あ、戻ろ」
トコトコ
ガチャ
アメリカ「?!」
アメリカ「ヒッ…」
アメリカ「お…お前!なんだよそれ!」
日帝「…あ」
日帝(ヤバ…返り血ついたな)
日帝「…ケチャップ」
アメリカ「…そっ」
アメリカ「早く戻れ」
日帝「……」
アメリカ「…おい」
アメリカ「戻れって」
日帝(こいつを見てくると)
日帝(殺意が湧く)
日帝(嗚呼こいつが)
日帝(俺のすべてを)
日帝(たった2つの兵器で壊したんだ)
日帝(…もつこいつは憶えてないか)
日帝(そりゃあ前世なんて憶えてないよな)
日帝(…なら何で俺は記憶が)
アメリカ「おい!」
ヒュンッ
日帝「うお…」
アメリカ「な…お前避けるなよ」
日帝「…ふう」
シャキ
アメリカ「はっ…何…銃刀法違反だろ」
アメリカ「刀なんて持ってんじゃねえよ」
アメリカ「それでなにする気だ?」
日帝「…こう」
グサッ
アメリカ「あ”あ”あ”っ」
日帝「腕だよ」
日帝「死なないようにしてあげたんだよ」
日帝「感謝しろ」
ガチャ
海「お前…とうとうやったな」
空「最低…居候は早く引っ越せ」
日帝「…居候はお前らだろ」
空(声…低くない?)
海(圧のある声…こんなんだったか?)
ソ連「…いじめっ子連れてきた」
日帝「…は?」
アメリカ「何…言ってんだよ」
虐子「ちょ…掴まないでくださいよ」
ソ連「ふっw無理」
イタ王「…うんよろしく」
社長『分かった』
プツッ
イタ王「…会社辞めて」
日帝「……」
日帝(よしっ)
トコトコ
イタ王「待って」
日帝「……」
トコトコ
イタ王「ちょっ…待ってって」
日帝「黙れいじめっ子に傾ける耳など無い」
虐子「そのまま辞めればいいんですよ」
イタ王「…虐子は今日で会社を辞めてもらう」
虐子「…」
イタ王「君が日帝を…僕の仲間を虐めたんだ」
虐子「…ふふふw」
虐子「仲間と思ってるのは君達だけだよね」
ナチス「……」
虐子「もう信頼は崩れたよね」
虐子「騙された君達が悪いよね」
虐子「じゃ、私は辞めないんで」
トコトコ
イタ王「死ね」
パンッ
虐子「……」
ヒュッ
イタ王「かわした…」
ナチス「…」
ソ連「部署行くぞ」
アメリカ「うん」
ガチャ
イタ王「…?」
アメリカ「ごめん!」
ソ連「虐めてると勘違いしてた…」
ナチス「最初に気づいてあげれば良かった」
イタ王「許して…ほしい」
日帝「……いいよ」
イタ王「え…」
日帝「もうどうでもいいよ」
日帝「…お前らの事なんて」
ナチス「…にって…本当に…ごめん」
日帝「…しょうがない」
日帝「許してあげる」
独伊蘇米「…ありがとう」
日帝「じゃ、帰る」
イタ王「うん…」
トコトコ
ソ連「日帝の部屋ってこんなに何にもなかったか?」
イタ王「そんなことは…」
アメリカ「まさか…」
ナチス「…あ」
ナチス「…俺のせいか」
日帝「気づいたかな」
日帝「もう遅いけど」
日帝「んじゃ!やめます!」
社長「あ、嗚呼分かった」
トコトコ
日帝「さよなら」
日帝「元友国達よ」
イギリス「…ふふふ」
イギリス「結局私が虐子なのバレませんでしたね」
イギリス「彼が80年前の世界を前世と思っているとは」
イギリス「あっはw可哀想ですね」
イギリス「おっと…」
イギリス「ま、いいです」
イギリス「これで1つ枠が空いた」
イギリス「さて…合格っと」
イギリス「明日からよろしくお願い致しますよ」
イギリス「日本さん」