凛side
試合見終わり
仁「そういえばお前、どこかで会ったことあるよな?」
凛「…、俺は知らねぇ」
瑠依「確かに!!」
杖道「あれじゃないか?スーパーで、最近子供が万引きするから捕まえてくれの」
瑠依「それだ!!!」
凛「ギクッ」
凛「き、気のせいだろ」
仁「いや、お前スーパーのやつだろ、絶対」
凛「ウッ」
数ヵ月前
杖道「瑠依、仁、依頼だ」
瑠依「なんの?」
杖道「○○スーパーで万引きが相次いでいるらしい」
仁「…なるほど、行くぞ」
瑠依「あぁ!!!」
仁「ここで見とくぞ」
スッ
仁「!!」
仁「瑠依、おっさん、アイツだ」
瑠依「は!?子供だぞ!?」
杖道「付いていってみよう」
ウィーン
仁「おい、お前、何盗んだ?」
「ッ」
「離せッ」
仁「離すわけないだろ」
仁「お前、名前は?」
凛「、糸師凛」
仁「何歳だ?」
凛「10」
瑠依「嘘だろ!?」
凛「で?なんのようだよ」
杖道「ここのスーパーで万引きが相次いでいるらしいから調査に来たんだ」
凛「…くそが」
仁「何盗んだ」
凛「…酒」
瑠依「おまっ…未成年は酒飲んだらダメなんだぞ?」
凛「親父のだし」
瑠依「お前んち金ねぇの?」
凛「…あぁ」
凛「親父が酒盗んでこいって」
瑠依「狂ってんなぁ」
仁「とりあえずスーパー戻って謝りに行くぞ」
凛「やだ、無理」
瑠依「何でだよ…」
逃げるが勝ち。
凛「ダッ」
瑠依「うおっ!?」
凛「ベッ」
瑠依「あいつ…」
仁「追いかけるぞ」
杖道「あぁ」
しつこ。
ガチャ
凛「親父、酒」
父親「…」
凛「…外行ってくる」
流石にもういないだろ。
凛「…キヨロキョロ」
瑠依「現行犯逮捕」
凛「げ、」
仁「さっさと謝りに行くぞ」
凛「もう酒渡したから意味ねぇ」
杖道「…取ってきたなさい」
凛「俺が怒られる」
仁「はぁ…謝りにだけ行くぞ」
仁「意味はある」
凛「…ん」
瑠依「そういえば、あの親父どうなったんだ?」
凛「…今頃牢獄の中」
仁「捕まったのか」
凛「あぁ」
杖道「よかったな」
凛「ほんとにな」
氷織「凛くん!!」
凛「!!氷織!!」
氷織「この人たちは?」
凛「1日俺の世話する探偵…らしい」
氷織「へ~…、」
氷織「…」
氷織「凛くんは渡しませんからね」
仁「なんのことだ?」
氷織「狙っとらんのやったらよかった!!じゃぁ、みんなで昼ご飯でもどうです?」
氷織「あ、潔くんも!!」
潔「いいのか?」
氷織「うん!!!」
食堂
仁「俺らのは?」
氷織「多分それやと思います」
瑠依「ステーキ!?豪華…」
杖道「いつもこんなのを食べているのか?」
氷織「いえ、ランク順です」
潔「俺は納豆…」
凛「今日は…なにこれ」
氷織「それはな、鯛茶漬け」
凛「美味しいのか?」
氷織「美味しいで、けど、熱いから気を付けな」
凛「モグモグ」
凛「うま…、」
凛「これ好きかも」
氷織「よかったなぁ…」
潔「(ステーキいいな…)」
氷織「じゃぁ、みなさんはどこで寝ます?」
潔「俺と氷織のベッド空けて、そこででよくね?」
氷織「確かに!!それでもええです?」
仁「構わない」
氷織「じゃぁ僕雪宮くんのとこで寝るわ」
氷織「凛くんもこっちで寝よか」
凛「…うん」
氷織「…仁さんのとこがええ?」
凛「、」
氷織「ええよ、でも、明日は僕な」
凛「うん、」
凛「…なぁ、」
仁「どうした?」
凛「…一緒に寝ても…いいか?」
仁「いいぞ」
凛「ありがと」
潔「じゃぁ、おやすみ!!!」
ちなみに寝てる位置はこう。
瑠依、杖道が一緒。
黒名、潔
氷織、雪宮
仁、凛
です。
またねん
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