TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

恋愛

一覧ページ

「恋愛」のメインビジュアル

恋愛

1 - 第1話

♥

16

2024年12月14日

シェアするシェアする
報告する

タイトル: 幼なじみ恋愛予報

高橋奏(たかはし かなで)と篠原悠真(しのはら ゆうま)は、幼稚園のころからの幼なじみ。隣の家に住むふたりは、小学生のころから一緒に登校し、高校生になった今も変わらずお互いの家を行き来する関係だった。

奏は明るくて少しおっちょこちょい。一方、悠真はクールで頼れるタイプ。二人はまるで太陽と月のように対照的だったけれど、気がつけばいつも一緒にいる。奏が悠真をからかえば、悠真が冷静に返す――そんな軽口を交わす関係性に、周りからは「付き合ってるの?」なんて冗談を言われることも少なくなかった。

でも、奏にとって悠真は「特別な幼なじみ」であり、「恋愛対象」ではないと、ずっと思い込んでいた。ある放課後、奏が悠真をからかうように言った一言が、二人の関係を大きく動かすきっかけになる。


「悠真ってさ、将来彼女できるのかな?」

放課後、帰り道を歩きながら奏が軽い口調で言った。

「は?」

悠真が眉をひそめ、横目で奏を見る。その表情に少し笑いながら、奏は続ける。

「いや、だってさ、冷たい感じするし。相手ができてもすぐ振られそうっていうか――」

「……お前に言われたくない」

悠真はため息をつき、手に持っていた鞄を軽く振る。

「え?なんで?俺、結構いい男だと思うけど?」

奏は自信たっぷりに胸を張ってみせるが、悠真はそれを鼻で笑う。

「何が『いい男』だよ。お前、全然わかってないな」

「わかってないって、何が?」

悠真は足を止め、真剣な顔で奏を見つめた。

「俺、ずっとお前のこと好きなんだけど」

突然の言葉に、奏は硬直する。

「……え?」

悠真の表情は真剣そのもの。冗談を言っているようには見えない。

「だから。俺に彼女なんてできるわけないだろ。お前以外、考えられないんだから」

夕日に染まる帰り道で、奏の胸がドクンと大きく跳ねた。




この作品はいかがでしたか?

16

コメント

1

ユーザー

マジか。。。。。。。。。 やば

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚