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7 - 第7話お前達の成長

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2025年03月14日

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正彦はテスト準備をしていた。

「加藤先生この中間テスト期間で生徒達の成果が試されるわね。」未仏はニヤリと笑った。

「彼らが成長してるのを祈るしかないですね。」と持ち前の爽やかな笑顔で言った。

教室に入り紙を配布した。

「何個答えるかなぁ。」

「全部答えるんだぞ。」正彦は女子生徒の頭を撫でた。

「まさりんそれセクハラぁ。」チャラい男子生徒がからかった。

「そうだったなそれは始め!」生徒達は黙々と問題を解いていた。

「やっと解けたー!」

「亜紀がドベか。」正彦の言葉に亜紀は頬を膨らませた。

「怒るなよよく出来た。」

正彦はニコッと笑った。

職員室に戻り採点をした。

「皆それぞれ違う意見を書いてますな。」理科教師の三鷹は扇子を煽りながら答案用紙を覗き込んでいた。

「より一層生徒達の成長や心理を知れるから良いんですよ。」

三鷹はほの口にして頷いた。自宅に帰ると明美がカレーを作っていた。

「お帰りあなた。」

「彼奴らはまだか。」椅子に座り麦茶を飲んだ。

「ええあの子達は公園で遊んでるわ。」明美がカレーを机に置いた。

「ただいま。」

「ただいま。」子供達の声が聞こえた。

「お帰り公園どうだった?」

「父さんすんごく楽しかったよ。」

「うわぁカレーだぁ。」子供達は無邪気な笑顔をした。

「恵子には大好きな星型人参入れたからね。」

「ママ天才。」恵子の目が輝いていた。

「生徒達一生懸命解いてたよ。」

「そう良かったわね。」明美は正彦の口についたごはん粒を取った。家族団欒しているとけたたましくドアを叩く音が聞こえた。開けるとボロボロの亜紀が立っていた。

「亜紀ちゃんどうしたの!?」

「ご…強姦に襲われて。」正彦は亜紀の涙声を聞いて外に飛び出し強姦犯を探した。

「何処に居るんだ。」遠くで身を潜めているのを発見し引っ張り出した。

「お前俺の生徒に…!」

「あんなミニスカで歩いたらムラッとくるだろ!」明美は亜紀を家の中に入れた。

「すみません奥さん。」

「良いのよはいお茶飲みなさい。」子供達は壁の隅で怯えていた。

「明美犯人は警察署に突き飛ばしたよ。」

「あなた怪我無かった?」

亜紀は正彦に密かに恋心を寄せているのでバツが悪いのか

「私帰るね。」と家を出た。

「待って亜紀ちゃん家まで送るわ。」明美は亜紀の腕を掴んでなだめた。

「奥さん良いんです私平気だから。」

「危ない目に遭ってるのよ。」明美の真剣な目に負けた。

「私加藤先生とは小学校からの付き合いなんです。」

「そうなんだだから主人は亜紀って呼んでたのね。」明美の笑顔が輝いて見えて亜紀は劣等感を味わった。

「奥さんには敵わないや私の家此処だから。」

「気をつけてね。」自室に入りベッドにだいぶした。

「奥さんみたいな女になりたいなぁ。」とボヤいた。



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