コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
『華!』
『あ、蓮。話って?』
『実は』
『るるかのことまた好きになっちゃって』
『そ、そうなんだ…』
『華には手伝ってもらいたくて!』
私のことは友達としか見てなかったみたい。
『明日3人で帰って途中で抜けてくれない?』
それなら自分でるるかちゃんを誘えばいいじゃん。
『…あぁ、いいよ』
『ごめんね、ありがとう!』
なんでこんな思いをしないといけないんだろう。
運命の出会いって言うのは、最悪な出会いから始まるらしい。
『え、なんでって知らないの?一ノ瀬さん美人って噂なんだよ』って、全然最悪じゃない。
運命の人って絶対出会わなきゃダメなのかな…
そんなことを考えてたら空は薄暗くなっていた。
『はなー!』るるが走ってきた。
『あ、るる』
『元気なくない?』
『実はさ…』
『え、まじ!?』
『うん…』
『…まぁ、蓮くんのこと諦めれるなら、いい人紹介してあげてもいいけど?』
『え!おしえて!』
『あ、えっと、明後日でもいい?』
『うん!』