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翌日
美玖は沈んだ気持ちのまま登校していた
美玖:ハァ…
菜緒:美玖〜、 おはよう
美玖:あ…おはよう…
菜緒:…?どうしたの?
美玖:え…?
菜緒:何か元気ないから…
美玖:実はちょっとね…
美玖は昨日起きた事を菜緒に話した
菜緒:そうか〜…
美玖:どうしよう…このまま別れるなんて事になったら…
美玖:司朝がいない毎日なんて今じゃ考えられないよ…!グスッ
菜緒:泣かないでよ…司朝くんはちゃんと美玖の事大好きだよ?
美玖:でも…
菜緒:ギュッ
菜緒は、美玖の手をぎゅっと握る
美玖:…?
菜緒:きっと大丈夫だよ
菜緒:司朝くんはそんな簡単に美玖の事嫌いになったりしない
美玖:…
菜緒:気まずいかもしれないけどさ、1回2人でもう一度ちゃんと話して欲しい
菜緒:それが仲直りする最短の道だよ
美玖:菜緒…
菜緒:どう?やれそう?
美玖:…頑張ってみる
菜緒:よしっ
一方、司朝は…
清史郎:司朝〜、今日も食堂行こうぜ
司朝:おう、良いよ
清史郎:よ〜し
2人は食堂で昼食を取る
司朝:なぁ、清史郎
清史郎:ん?どうした?
司朝:実はさ、昨日美玖とちょっと言い合いになってさ…
清史郎:え?何があったの?
司朝:それが…
司朝は昨日起きた事を清史郎に話した
清史郎:そうか…そんな事があったのか
司朝:何でか分かんねぇけどさ、めっちゃ八つ当たりされて…
司朝:最終的には俺もキツく言い返しちゃってさ…もうどうしようもなくて
清史郎:仲直りするしかないよな…
司朝:やっぱりか…
清史郎:何とかしないと取り返しのつかない事になるぞ
司朝:おう…
司朝:(どうしようかな…とりあえず連絡するしかねぇかな…)