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俺はごく普通のサラリーマン嫁と2人で暮らしている嫁は結婚してから専業主婦している不自由な暮らしは何一つしてないんだが…そんな時下の階から足音が聞こえて来る
嫁「あなた朝よ」
嫁が起こしに上に上がり2階の俺の部屋をノックしてから開けてきたここまでは中慎ましい夫婦愛を感じるだろう、しかし
嫁「昨日あんながトンカツは揚げたてが好きって言ってたから揚げたて作ったのよ早く起きて食べてね」
俺「朝からトンカツ、しかも揚げたてだと!?俺昨日言ったよね?明日は大事な会議があるって!」
朝から俺は嫁に怒ってしまったが嫁はキョトンとして俺にこう言った
嫁「あなたそんなに怒ってどうしたの?そんなに怒ってたら血糖値上がるわよ、早く降りて食べてね」
そういうと嫁は部屋を出て下に降りて行った、俺は着替え顔を洗ってリビングに行くとそこにはトンカツがあったしかもまだホクホクだ
我が嫁ながら流石だ俺が支度して下に降りて来るまでに食べやすい温度だ
俺「…頂きます」
一口食べると俺好みの味とこの歯で噛むとサクサクとなる音気づけば箸が進み口に放り込んでいく気づけば最後の一切れを食べ終えて俺は満たされていた胃も心も
俺「ご馳走様」
嫁「お粗末様、いつもなんだかんだ言って全部食べてくれるあなた好きよ」
俺「…」
俺は何も言い返せなかった嫁の手料理は本当に美味しく、初めて食べた時なんて彼女と楽しく会話しながら食べようと思っていたが気づけば彼女の手料理を夢中で食べていた、その後自分料理したり高級レストラン、庶民的な料理などいっぱい食べてみた物の彼女の手料理には遠く及ばず俺は彼女に告白してプロポーズしたそれが今の彼女であり嫁だ
俺「…いつもありがとう」
嫁は俺の顔を見るなりニタニタと笑い
嫁「どういたしまして」
嫁のスっと俺に胃薬を渡してきた、そこまで御見通しかと重い俺は素直に受け取ると玄関に行き嫁から昼の弁当を受け取り
俺「行ってきます」
嫁「行ってらっしゃい、夜はさっぱりにしとくそれともガッツリ?」
俺は少し間を開けて口を開いた
俺「ガッツリで頼む、今日はイけそうだ」