ngo _ side
病院に着いてから2時間経った
集中治療室を出て病室に移された彼を眺めることしか出来なかった
「早く目覚ませよ、」
晴は「僕外の空気吸ってきますッ、」
なんて言ってどこかに行っちまったし、
あ、もう面会時間過ぎちまった、
また明日来るからな
またね
kid _ side
中々目を覚ましてくれない弦月を見ると
心が痛くて泣きたくなる、
景に「外の空気吸ってきますッ」なんて言って
僕は逃げることしか出来なかった、
医者「弦月さんのお友達さんですかね?」
を声をかけられた
「はい」
と少し掠れた声で言う
医者「弦月さんのことで….着いてきてもらっても良いですか?」
「あ、分かりました。」
多分寿命やらなんやら言われるんだろうな、、
今でも泣きたい、
別の場所に移動し医者は
医者「弦月さんの残りの寿命は1週間あるかないかです」
「1週間….?」
医者「倒れてから随分経ってしまってるため目を覚ますかも微妙です。目を覚ましたら1週間生きれそうな感じです」
「それは治療法とかないんですかっ!」
医者「すみません、、弦月さんは元々アルビノ持ちでこちらが過度に対応すると息を引き取ってしまう可能性があり勝手に治療とかできないんです、」
「うそだ….」
申し訳なさそうにこちらを見る医者と現実を受け止めきれない僕
1週間しかないなんて、
1週間の中に目を覚ますことが出来なかったら
もう弦月と話せないの、?
せっかく会ったばっかなのに、弦月戻ってきてッ
僕の物だよねッ、勝手に居なくなるなんて言わないよね?
僕のこと受け止めてくれたのは弦月なんだよ?戻ってきて、てか、戻ってこれるよね?
長尾と合流したらどこか安心して泣いてしまった、長尾に医者から言われた情報を伝えたら驚いた反面今にでも泣きそうに下唇を噛む彼が見えた
「弦月戻ってきてくれるよねッ」
ngo「戻ってくるだろッ、」
「そうだよねッ、とうじろッ」
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コメント
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続き楽しみに待ってます!