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ひなの
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#死ネタ
いゆ
1
次の日の朝
あ、おった
保「なぁ、名前教えてや」
?「…お前さ、昨日ちょっと待てって言ったばっかだよ?待てないの?」
苛立ちを隠そうともしないでその人は言う。
保「…いや、だって、なんて呼んだらええか、分からへんし」
?「…名前呼ぶ必要なんてないだろ」
保「……え?」
?「だから、お前がボクの名前呼ぶ必要なんて、ないだろ」
保「…いや、あるやろ」
?「ない。ボクが名前教えるまで関わってくるな」
分かりやすい程の拒絶。こんなにもあからさまに拒絶されたのは、初めてや。
保「なんでなん…なんでそこまで僕と関わりたくないん…」
?「だから!頭の整理ついたら話すって言ってるだろ!」
僕が泣きそうになりながら言うと、逆ギレしてくる。
保「早よ話してや…僕、」
?「ああ、もう!うるさいんだよ!」
ドゴッ
保「…っ」
急にその人は僕の腹を殴ってきた。急ではないんかも知れへんけど。
僕は思わず腹をおさえて座り込む。
鳴「…っ!」
ダッ
…はぁ、あかん。これ、結構効いとる。
先生「保科くん!?どうしたの?保健室行く?」
保「…いや、大丈夫です」
先生「え、でも…」
保「大丈夫です」
僕は出来るだけしっかりした足取りで教室に戻る。
……ほんまに、これぐらい大丈夫や。兄貴に竹刀で打たれた時の方が痛いわ。
女「あっ、保科くん!」
女2「えっ、どうしたの!?大丈夫!?」
保「大丈夫や」
僕は女子たちを追い払うと、自分の席に倒れ込む。
ふー…痛みは引いてきた。よし、もう普通に動けそうや。
…そう言えば、さっき殴られたのもなんか、されたことあるような…気のせい、やんな。
あの人は、いつになったら、話してくれるんやろ
コメント
3件
うわ、この第4話、胸がぎゅってなった…。保科くん、あんなにはっきり拒絶されて、しかも殴られても「これぐらい大丈夫」って耐えてるところがもう、切なすぎるよ。兄貴の竹刀の方が痛いって思うところで、彼の過去の重さもチラッと見えて、もっと彼のこと知りたくなった。あの人の名前も理由もまだ分からないけど、この「あからさまな拒絶」が、実は何か裏があるんじゃないかって気になる…。続きがすごく気になるし、保科くんの心が少しでも軽くなってほしいって思った🥀