【ちょっとした挨拶】
今日から投稿スタートさせていただきますはらへりです!!
強欲すぎて供給が常に足りてないので仕方なく自給自足をしているタイプ。
僅かな語彙力と想像力でなんとか必死に書き上げているので日本語がおかしかったりどうしても気持ち悪い文章構成になってしまっている部分も沢山あると思いますが、暖かい目で見守ってくれると嬉しいです。
勿論小説を楽しんで欲しいと言う気持ちで始めたのもあるんですが、どちらかと言うと癖を共有してそれを共感してもらいたいと言う気持ちで始めさせていただきました。
気ままにのんびりやっていきます。
⚠️この小説はnmmn作品です。
拡散、スクショ等の行為はご遠慮下さい
📡🧪微🔞
「は、…はーー…っ、ひゅっ、…ひゅ、」
くそ、くそ、やらかした。
いつもなら薬で無理矢理抑えているのに、今回に限って医療バッグの中に薬物と一緒に突っ込んでしまっていた。
その医療バッグは重いので普段は鍵のかけたヘリの中に入れていて……それで、それで………
みるみるうちに動かなくなっていく頭を必死に回転させるがそれも全て無駄になる。
今居るのが自分の家という事が唯一の救いだ。
時間に比例して呼吸は荒くなり身体の熱は籠っていくなど、容体がどんどん悪化している気がする
「ぅえ、…゛…っ、ひゅ、ひゅーーッ…」
抑えて、抑えて、抑えろ、お願いだから。
自分の匂いしかしないベッドの上で身体を丸くして必死に空気を取り入れるが、それすらも快楽として受け取ってしまったのか。自分の体が制御できない恐怖からなのか。はたまたその両方か。
過ぎていく時間が長くて長くて、慣れないヒートが怖くって、結局私はあの人に助けを求めるしかなかった。
幸い、ベッドの上にスマホを置いたままだったので、震える手でそれを取って必死に画面をタップする。
レダーヨージロー、レダーヨージロー……
頭の中で彼の言葉を繰り返しながら画面をスライドすればすぐに見つかる。
___プルルル、プルルル、
呑気な音が部屋に響き、早くしてくれと誰に向けられる苛立ちなのかわからない感情ばかりが大きくなっていく。
あの人がパートナーになってから一度もしたことのない性行為。あまり欲は強くない方であったので今まで薬で抑えてきたのだが、彼も彼でそれに対して口出ししてくることはなかった。
ただ関係を持っただけで、印も何も付けられた経験がないので名ばかりの関係。
だから少し不安だった。
もし私がクスリで抑えることが彼に取っての普通になっていたら、今回こんな風に誘って引かれたらどうしよう、誘いを断られたらどうしよう、電話したとしても、もしその場にレダーさん以外の他の人がいて、聞かれてしまったらどうしよう。だなんて嫌な想像が飽きることなく頭を巡っていく
過去にレダーさんに一度、自己肯定感が低すぎると言われた事がある。
自分は腕の良い医者だと思っているし、なかなかのハイスペックぶりだと答えたのだが、いざと言う時に低くなるというのはこう言う事なのか。
彼が出るまでのこの時間が何よりもつらくてしんどかった。
『……どしたー?』
ぴ、と突然音がしたかと思えば、今1番会いたい彼の呑気な声が聞こえてくる。
その声を聞くだけでブワッと体が身震いし、熱がさらに上がった気がした
「…ぁ、あのっ、…ぁ、…ッ」
『ん?なぁに?』
「…ん、っひゅ、ひゅー…ッ、たすけて、たすえてくらさ、ッ……」
『………………今どこ』
「2016…の、家、で、…っ」
『おっけーすぐ向かう。なんかあったら絶対電話して。ちょうど3000番代にいるからすぐ着く』
状況を察したのか、とろとろした声があっという間に真剣な低い声に変わっていく。
あとは待つだけ、待つだけ、そう考えていてもやっぱりしんどくて。
彼の声がしたスマホをぎゅうっと握りしめてただひたすらに待っていた。
「ぐちーつ?」
持っていた合鍵を使って容赦なく家に入っていく。時期的にもそろそろだなとは思っていたのだが、いつも薬で抑えていたので油断した。
家の中はすでに彼の甘い匂いでいっぱいで、匂いを吸うたびに脳が刺激される。
一際匂いが強い部屋を見つけると、中からゴソゴソと音が聞こえてくる。
「ぐちーつ」
扉を容赦なく開ければ、ベッドの上で小さく小さく蹲るようにして丸まっている彼がいた。
汗をダラダラかいて、呼吸は小刻みで浅かった。
俺がきていることに気づいていないのだろうか。
俺の名前をぼそぼそと繰り返して布団をぎゅうううぅ、と抱き寄せていた。
「ぐちーつ、俺、レダーだよ。俺きたよ、大丈夫」
「…ぇぁ、っ…うぁ、ッ……?」
布団を無理矢理ひっぺがして彼の視界に入るよう近づけば、小さくなって震えていた眼球がようやっと俺を捉えた。
「ぇあ、ぇだぁさ、…っ」
「うん、俺だよ。ぐちーつよく頑張ったね」
彼を刺激しないようにゆっくり抱きしめてやれば、とろんと今にも溶けそうなくらいの幸せそうな顔で必死に匂いを嗅がれた。
「ぐちーつ、本当に良い子。偉いねお前は。
しんどいかもだけど俺の家まで行こ。巣、作れないでしょ」
「ん、ん、……っえだぁさ、…ぇだあさ、っ」
「うん、大丈夫大丈夫。怖くないからね」
よっこいしょと抱き直して俺の家へ連れて行く。
家に帰ったら、沢山好き好き言ってやろう。
その間もぐち逸は俺の名前を呼ぶことをやめなかった
「すーーー……はぁっ、♡」
ぐち逸を俺の家の寝室に連れて行くや否や、すぐにすんすんと匂いを嗅ぎ出して今にも蕩けてしまいそうなそんな表情をしていた
ベッドの上で小さくなって、俺の服を顔が埋もれるくらいにぎゅううぅ、と抱きしめている
「ぐち逸、きもち?」
「んへ、♡は、は♡きおちぃ、きもちぃ、っ…♡」
「あぁほんとぉ、…んふ…ふは、笑……巣作る?」
「ん、ん、つくぅ、…つくりぁす、♡」
「偉いねえお前は、俺出てくから作ってて良いよ。待ってるね」
「っあ、ぇだぁさ、…」
俺の匂いで喜んでくれるぐち逸が可愛くて口角が思わず上がる
ぐち逸をひと撫でした後にさっさとその場を去ろうとすると、少し名残惜しそうな顔をして呼び止められた
「ん、なぁに」
お前が寂しいなら俺はここで待ってるよ
そう彼が汲み取れるように、行き場を失っていた小さな手を拾ってぎゅっと握りしめた
「もっと、」
握っていない片方の手を伸ばされたので大人しくぐち逸を腕の中に収めると、俺の首元に顔を埋めて幸せそうにくふくふと笑っている
「んふ、楽しい?」
「たのしぃ、♡れだあさん♡…ぇだーさっ♡」
「なぁに、かぁいいね」
「れだーさ、きす、きすしてくらさぃ♡」
驚いた。
まさかぐち逸から誘ってくるとは思ってなかったので大困惑。しかしそんな感情はすぐに可愛いと言う感情に変換され、いつの間にか首後ろに移っていた腕をもっと絡める様に言って密着させる。
ここまで素直になってしまうと逆に意地悪したくなるのが男というものだ。
……いや、俺だけなのか?
「お前がキスして」
「んぇ、う、ん、ん、…?」
「んはは、下手っぴ」
なんとか口付けるも、唇あたりを舐めるだけでキスにはなってない。出来なくて悔しいのか、悲しいのか、それとも生理的なものなのか。
ぐち逸の透き通った様な濁った様な、不思議な色をした瞳からはポロポロと涙が溢れてくる
少しだけ屈んで身長を合わせてやると、コツを掴んだのかとろんとしながらも必死にキスを続け始めた
「ん、ん、ぅ♡んふ、ふ、…っ♡」
「ぐち逸、舌」
「んぇっ、ん、んっ、…♡ふ、……♡んぁう、っ♡」
「そうそう、上手」
「んっ、ふふ、♡んぅう……♡」
ぐち逸の腰が次第にへこへこと動き始めたので銀の糸をひきながら口を離してやる
はぁはぁと息を切らしながら俺にもたれかかってくるぐち逸をひと撫でして、「巣、作らなくていいの?」と意地悪に聞けば、ふるふると首を横に振ってベッドに戻ろうとする。
が、さっきのキスで腰を抜かしてしまったのか、それとも身体に力が入らないだけなのか。俺の腕の中でもぞもぞと動くだけだった
「んふ、気持ちよかったの?」
「…ぁ、あぅ、ぇだぁさ、…っ」
「はは、かぁい。ベッド下ろしたげるよ」
「ん、……」
俺から離れてちょこんと座ったぐち逸を眺めて満足し、部屋から出とくねと言うとこくりと小さく頷いた。
最後まで笑顔を絶やさずに部屋から出て、その場に座り込む。
「ぁーーー……はは、……」
可愛い、可愛い。今すぐにでもぶち犯してぐちゃぐちゃにしてやりたい。
好き好き伝えて幸せにしてやりたい。俺にしか縋れなくなるように調教したい。
そんなドロっとした感情をぐち逸に対して抱いている事は今はバレたくないので心の中にしまい込む。俺の顔が恐ろしい程歪んでいるのがわかった
なんだあのとろっとろな顔……。
……可愛い、可愛い…っ
はぁはぁと息切れしてきて、自分のモノがズボンにテントを張っていることがわかる
初めての夜の誘い。
今回は頑張って理性を保ち、沢山甘やかしてやる
そして次からは薬に頼らないで俺を頼る様にしてもらう。だからその為には今日はとことん甘やかす
嗚呼、口角が気持ち悪いくらい上がっているのがわかる
だってしょうがない。あいつが可愛いから、愛しいから。
ここで一旦区切らせてください!
何か問題ありましたらすぐに消させていただきます。
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