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初投稿です。
𓏸𓏸さんと書き方が似てるってことがあるかもしれませんが、気にしないでください。
私は結構、読者に状況を伝えることを頑張っているので、セリフは少なく、情景(?)が多いです。長い文章を読むのが苦手な人は読むのをおすすめしません。
早速ですが、今回はロレぺんを書きました。初投稿であげるcpにしては珍しいかもしれませんが、いいものができたのであげることにします。
都内某所、築年数の割に妙に小綺麗なマンションの一室。時刻は午前一時を回っていた。
lr「……おっそ。」
リビングのソファに深く沈み込んだローレンは、右手の煙草を灰皿に押し付けた。灰皿にはすでに三本目の残骸が転がっている。スマホの画面には【23:30】で止まったLINEのメッセージ。既読はついているが、返信はない。
玄関の鍵が回る音がした。
lr「…おかえり。」
低い声が廊下に響いた。四本目を咥えながら、ローレンはあえて立ち上がらなかった。暗い玄関からおずおずと入ってくるぺいんとの姿を、紫煙越しにじっと見据える。
ぺいんとは何か言い訳を探すように口を開きかけたが、部屋に充満した煙草の匂いと、つめたいローレンの目つきで、全部飲み込んだ。
lr「何時だと思ってんの。」
ゆっくりと立ち上がったローレンが、一歩、また一歩とぺいんととの距離を詰める。
lr「俺、めっちゃ心配したんだけど。」
ぺいんとの顎を掴み、ぐいと上を向かせた。指先から微かにタールの臭いがした。
pn「……ご、ごめん。」
ぺいんとがやっと絞り出して謝罪しても、ローレンの親指が顎の骨をなぞるように食い込んでいる。
パーカーからかすかに香る、自分以外の誰かのにおい。それだけでローレンの中の何かが冷えた。
lr「友達と飲んでた?……ふぅん。」
次の瞬間、ぺいんとは壁に背中を叩きつけられていた。ローレンが片手で透の両手首を束ねて頭上に固定する。
lr「連絡一本入れりゃ済む話だろ。それすらできねぇくらい楽しかったわけだ。」
五本目に火をつけ、煙を透の顔にゆっくり吹きかけた。
lr「……まあいいや。」
ローレンの唇がぺいんとの首筋に落ちた。歯を立てて、わざと痕が残る強さで吸い上げる。
lr「泣いても止めねぇからな。」
耳元でそう囁いて、空いた手がベルトのバックルに触れた。金属の冷たい音だけが、静まり返った深夜の室内にやけに大きく響いていた。
ぺいんとの喉から小さな声が漏れた。抵抗とも懇願ともつかない、曖昧な音。しかしローレンにとってそれは、どちらでも同じことだった止まる理由にはならない。
首元に残した赤い痣を舌先でなぞりながら、嘲るような笑みを浮かべた。
手首を拘束されたまま、ぺいんとの身体がずるずると壁を滑り落ちていく。膝が笑っている。
lr「座んなよ。まだ立ってろ。」
崩れかけたぺいんとの腰を片腕で抱え上げ、そのまま寝室へ引きずった。ベッドに放り投げるというより、落とすに近い。スプリングが悲鳴を上げて、ヘッドボードが壁を打った。
ローレンがぺいんとに馬乗りになった。見下ろすその目は怒りなのか執着なのか、本人にすら区別がついていない。ただ、自分を後回しにされたという事実だけが腹の底で燻っていた。
lr「お前さ、俺がどんだけ待ってたか分かってねぇだろ。」
パーカーの下から手を差し入れ、素肌を直接撫で上げた。冷えた指先と透の体温の落差が際立つ。
pn「……っ」
ぺいんとは目を伏せ、噛み締めた下唇の隙間から浅い呼吸を繰り返している。その仕草が余計にローレンを煽ることを、ぺいんとは分かっていない。
lr「もう何回ヤッたと思ってんの、もう慣れなってw」
ローレンの中指がベルトラインの下へ潜り込み、下着の上からぐっと押さえつけた。
lr「ここ、正直じゃん。」
布越しでも分かる熱と硬さ。身体は門限破りの罪悪感なんかとっくに溶けて、もう別の回路で動いている。ローレンはそれを確認するように、ゆっくり、執拗に指の腹で擦り上げてからぱっと手を離した。
lr「まだ触んねぇよ。簡単にイかせてやるわけねぇだろ、お仕置きなんだから。」
焦らされた身体がびくりと跳ねたのを見て、ローレンは満足げに目を細めた。サイドテーブルの引き出しからローションのボトルを取り出す。透明な液体が指の間を伝い、シーツに数滴垂れた。
lr「脚、開け。」
ぺいんとは脚を開いた。震える膝頭がシーツを掻いて、くしゃりとしわを作る。顔を背けたまま、けれど拒絶の言葉は出てこない。今の状況において、ぺいんとにその権利がないことは、よくわかっていたから。
lr「……いい子。」
その一言だけ、声のトーンが変わった。怒気の底に滲む甘さを隠しきれないまま、濡れた指先が内腿を撫ぜ、じわりと奥へ近づいていく。
lr「顔こっち向けろよ。逸らすな。」
空いた手で頬を掴んで正面を向かせると、潤んだ目と目が合った。ぺいんとがこういう顔をするから、ローレンはつい度を越してしまう。
指が一本、ゆっくりと沈んだ。ローションが体温に馴染んでぬるく光る。ぺいんとが息を呑むのと同時に、ナカがきゅっと指を締め付けた。
lr「力抜け。入んねぇだろ。」
と言いながら、二本目を加え、奥の柔い場所を的確に抉る。何度も抱いた身体だ、どこが弱いかなんて全部知っている。知っていて、あえてゆっくりやる。
ローレンの中指と薬指が奥を抉るたび、腹筋が痙攣するように波打つ。
lr「めっちゃビクビクしてんね。」
と笑みを浮かべながら、三本目を足した。ぬちゃり、と卑猥な水音。深夜の静寂がそれを何倍にも増幅させていた。
lr「ほら、ここ好きだろ。」
ぐりっと前立腺を圧し上げると、ぺいんとの口からようやく嬌声が漏れた。堪えようとして失敗した、みっともない喘ぎ。それを聞いたローレンが目を細め、獣じみた笑いを唇の端に刻んだ。
lr「ハハッ、かわいい声出たね。」
指を引き抜いた。唐突に。ぺいんとのナカが名残惜しそうに収縮するのが見えて、ローレンは自分のベルトを外した。ジッパーを下ろす音。もう限界まで張り詰めたものを解放して、先端を濡れそぼった入口にあてがう。
lr「……多分このままだと止まんないけど、おねだりしてくれんなら優しくするよ。」
腰を進めず、ただ押し当てたまま。先走りが混ざり合って、ぬるぬると互いの肌が密着する。
lr「ぺんちゃん、どうすんの?」
耳たぶを甘く噛んで、低く囁いた。煙草と体臭が入り混じった吐息が鼓膜を震わせる。
ぺいんとが何かを言おうとして、唇が動いたが、声は音にならず、喉の奥で潰れて消えた。羞恥と意地のその両方が、この期に及んでまだぺいんとの中に居座っていた。
lr「……あっそ。」
短い沈黙のあと、ローレンの表情から笑みが消えた。次の瞬間、前触れもなく腰が突き入れられた。一息に、根元まで。
ぺいんとの背が弓なりに反った。声というより悲鳴に近い何かが喉を裂いて出た。準備ができていたとはいえ、指三本とそれとは別物だ。内壁がぎゅうと締まってローレンを拒もうとするのを、体重をかけて押さえ込む。ぺいんとが握りしめたシーツが引き千切れそうなほど皺だらけになった。
lr「ほら、素直に言わないから。」
ずるり、と半分まで引いて、バチュンッ、と叩きつけるように奥まで戻す。ローレンはあえてぺいんとの顔を覗き込んだまま腰を振った。
律動が速度を増すたびにぺいんとのナカからぐちゅぐちゅと淫らな音が溢れ、二人の腹の間でぺいんと自身のものが触れてもいないのにびくびくと跳ねていた。
ぺいんとがローレンの背に爪を立てた。シャツ越しに食い込む指先の力が、何よりも雄弁だった。
lr「……っ、は。」
それだけで十分だったのかもしれない。少なくともローレンの中では。口元が歪んで、獰猛な笑みとも快楽ともつかない表情が貼りついた。
lr「そういうとこだよ、お前。」
背中の痛みをご褒美とでも思ったのか、腰の角度がえげつなく変わった。上から抉り上げるような一突き。ぺいんとが目を見開いて声も出せずに口をぱくぱくさせた、その顔をローレンは一瞬も逃さず、同じ場所を何度も突く。
lr「ナカ、すげぇ吸いついてきてんぞ。嫌がってるふりしてさ。」
ぐちゃ、ぐちゃ、と結合部から響く音はもう隠しようがなかった。ぺいんとが必死に声を殺そうと唇を噛むたび、ローレンがその手首を掴んで口元から引き剥がす。
lr「抑えんな。聞かせろっつってんだろ。」
奥の一番深いところを突かれた瞬間、ぺいんとがとうとう堰を切ったように声を上げてしまった。もう駄目だった、身体も頭も全部ぐちゃぐちゃで、残っているのはローレンにしがみつく腕の感覚だけ。
ぺいんとが何か言おうとしたが、それは言葉になる前に、快楽の波に呑まれて砕けた。
lr「……もう無理?」
と聞いておきながら返事を待つ気など毛頭なかった。ぺいんとが首を横に振るのも構わず、ペースを上げた腰が容赦なく最奥を突く。ぺいんとのナカがひくひくと不規則に脈打って、もう近いことは明白だった。触られてもいないぺいんと自身が限界を訴えるように震えている。
lr「イきたいなら勝手にイけ。俺はまだ止まんねぇけど。」
そう言い放ったローレンの声も、わずかに上擦っていた。余裕ぶった台詞とは裏腹に、額には薄く汗が滲んでいる。ぺいんとが無意識に締め上げてくるせいで、ローレンだってとっくに際どいところにいる。
ぺいんとが先に果てた。びくん、びくんと痙攣しながら白濁が腹を汚す。中がめちゃくちゃに収縮してローレンのものを搾り取ろうとする。それでもローレンは止まらなかった。
ローレンがぺいんとの片脚を肩に担ぎ上げ、さらに深く、えぐるような角度で腰を打ちつけた。絶頂の余韻で過敏になった身体に追撃が走るたび、ぺいんとが壊れたみたいに声を零す。
——午前二時を回った頃、リビングの時計がぼんやりと青白い光を放っていた。
ローレンはまだぺいんとのナカにいた。
三度目の射精の後、抜く気力すら残っていないのか、それとも単に離したくないのか。ぺいんとの身体はもう自力では指一本動かせないほど使い潰されていて、目は半開きのまま何も映していなかった。
ローレンの手がぺいんとの頬を軽く叩いた。ぺち、ぺち、と乾いた音。反応が薄い。瞼がぴくりと動いただけで、焦点が戻らない。
lr「ぺんちゃん。」
今度は少し強く。それでも、ぺいんとの唇から漏れたのは意味のない吐息だけだった。身体だけがまだ本能的にびくびくと震えていて、ナカが不随意にローレンを締めつける。
lr「……あーあ。」
ローレンがため息をついた。呆れたような、けれどどこか満足げな響き。ようやく身体を離すと、ぺいんとのナカからどろりと白濁が溢れ出してシーツを汚した。
ぺいんとの意識のスイッチはぷつんと切れていた。呼吸は浅いが規則的で、涙の跡がこびりついた頬が、ひく、ひく、と時折しゃくり上げるように動く。
lr「……やりすぎたか。」
誰にも聞かせるつもりのない声量で呟いて、ローレンはぺいんとを仰向けに転がした。タオルケットを引っ張り上げて、汚れた下半身ごとくるむ。雑なようでいて、脚を伸ばしてやる手つきだけは妙に慣れていた。
ぺいんとの寝顔はひどいものだった。いつもは見えない右目は少し見え、目元は赤く腫れ、唇は噛みすぎて切れている。首筋から鎖骨にかけて点々と残る赤黒い痕。パーカーは床に丸まって、もはや原形を留めていない。
ローレンはしばらくそれを眺めていた。
数分後、前髪をかき上げて、露わになった額にそっと唇を落とした。触れるか触れないかの、ほとんど体温だけのキス。
それからローレン自身もぺいんとの隣に潜り込んで、背中から抱きすくめるように腕を回した。煙草を吸いたかったが、やめた。代わりにぺいんとのうなじに鼻先を埋めて、自分のシャンプーの匂いを探すように深く息を吸った。
——翌朝、ぺいんとが目を覚ましたとき、腰から下がまるごと他人のものになったような感覚に襲われることになる。そしてローレンはきっと、何食わぬ顔で「おはよ」とだけ言うのだ。
私は受けが抱き潰されるのが好きです。
ご愛読ありがとうございました。