リクエスト1個目!
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桃side
俺にはとってもツンデレの彼女がいる。
ツンデレと言っても、ツンの部分が強すぎてツン“デレ”なのか疑うくらい。
まあ彼氏としてはちょっと寂しいよなぁ、
桃「黄ー?」
黄「……何ですか?」
一応呼んだらきてくれるけど顔はむすっとしている。
そんなとこもかわいい…なんてな。
桃「今日ご飯何が良い?」
黄「なんでもいいですぅ…そんなことで僕呼び出さないでっ!」
桃「そんなことってなぁ、、」
黄「あー、桃くんの好きなのがいい、これでいいでしょ?」
相変わらずの塩対応を振りまいて部屋へと戻っていった。
呆れるわ。
俺は黄の好きなオムライスを作った。
出来上がったから、黄を呼ぶ。
桃「黄ーー!」
でも、返事は一向に返ってこない。
とうとう呼んでもこなくなってしまったか、
俺は仕方なく黄の部屋へ向かう。
桃「黄ー、飯だぞ」
この距離でも返事は返ってこない。
ドアを開けると…
黄「青ちゃん、ナイスキル!」
「あー、そこそこ」
「ーーーー」
ヘッドフォンをつけて青とゲームしている黄がいた。
彼氏放置して他の男とゲームかよ。
とことん呆れる。
俺は後ろから近づき、ヘッドフォンを耳から取る。
黄「へっ!?」
間抜けな黄の声。
黄「も、桃くん?なんで部屋に?」
桃「飯、」
黄「あ、ごめん…」
流石に冷たすぎるよなぁ、
いつものことなんだけどさ。
ふわふわのオムライスを口に運びながら頭の中を黄のことでいっぱいにする。
冷めてたらどーしよとか、浮気してたらどーしよとか嫌なことが頭をぐるぐるしていた。
ご飯を食べ終わり、俺は部屋で作業を始める。
集中できる様に、さっきの黄と同様ヘッドフォンをつけた。
作業を始めて2時間ほど経ったその時…
ふわりと黄色い髪が視界を邪魔する。そして重くなる太もも。
桃「ッ!?」
俺はヘッドフォンをとる。
黄「桃くん…さぎょーしすぎ、」
黄は俺のことを何回も呼んでくれていたみたい。
黄の声がかすかに涙声だった。
桃「ごめんごめんw」
そう言うと、振り返る黄。
頬がぷくっと膨らんでいて、目にはきらりと光る涙。
そんな可愛い顔で睨まれても何も効かん。
黄は俺と対面になる様に座り直し、思いっきり抱きついてきた。
黄「かまって!」
あ、甘々だ。やっとツンデレの“デレ”が出た。
あーよかった、冷められてなくて…
桃「うん、構うよ。でもお前、彼氏にも構えよ?」
黄「あい…」
コメント
6件
最 高 で し た ー ! ! 尊 い な ✨🥹
か、可愛いッッッ…… なにこれ!!るぅちゃん可愛すぎ!!
表す言葉がないほど尊い・・・ッッ