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第1話::暗涙の相談
⚠️注意⚠️———
・キヨヒラ
・口調迷子
・ノベル不慣れ
⚠️—–⚠️———-
[Hira Side]
最近、分からなくなってきたトークの仕方。
もちろん俺はキヨのように面白い話も出来ないしこーすけのようにツッコんだりも出来ない。
フジのように下ネタも言い慣れてはない。
じゃあ俺には何ができる?
そんな自問自答をしようったって答えが出ない。
だから俺はキヨに聞いてみることにした。
h「ねぇ、キヨ」
k「ん?どうした?ラーヒー」
h「あのさ…キヨって…なんでそんな面白い話が出来るの?」
k「は?wなんだよ急にww」
h「純粋な疑問だよ!」
キヨは「そうだなぁ」と目を閉じた。
正直…適当に返ってくるだろうと思ってた答え。
k「面白い話をしないといけないって考えるより『これ話したら面白そうかも』の直感で話す。
そんなイメージかもな」
キヨの答えに一瞬固まってしまった。
さっきも言ったけど、適当に返ってくると思っていたからだ。
h「ぇぁ……、うん…そっか……」
k「で?なんで急にそんな事聞いたんだ? 」
なんて言うべきだろう。
正直に言ったら笑われるかな…。
h「ただ気になっただけだよ〜wwありがとね!」
k「ふーん…まぁ力になれたならよかったよ。」
こーすけにツッコミのコツでも教えてもらおうかなと思ったけど…LIVE配信中だったからやめておいた。 フジの下ネタは……親譲りな事がこの前の家族大喜利企画で判明したから聞く気はなかった。
でもキヨはツッコミもボケも出来るから…
暇そうにサッカーボールをいじってるキヨにもう一度話しかけた。
h「ぁ、じゃあさ!ツッコミとかボケはどうやってやってるの?」
k「次はそれか……」
「うーん」と首を傾げるキヨを見ながら、俺も
ソファに腰掛ける
k「1人で実況する時?それとも最俺で?」
そんなの考えていなかったし…最俺と単体で変えてるものだということも知らなかった。
h「できれば両方、!!」
k「両方なぁ……、」
そこから1、2分経った頃にキヨが口を開いた。
k「まず単体の時な。」
h「うん!!」
k「単体の時は…登場人物の発言に対して、起こった現象に対して、思った事をツッコんでるだけだ。 ボケは……特にないな…。 というかそんなにボケてるように見えるか?w」
h「いや…どうだろう…?ww」
k「…まぁ最俺ん時は…こーすけとかフジが自然とツッコんでくれるから好き放題にボケてるよ。」
分かったことがある。
キヨは最初から、「思った通り」の発言をしているだけで、思考してボケてたりするわけではないということ。
結局は才能だ。
h「分かったありがとう!!」
すぐにでもその場から去りたかった。
k「なぁヒr……」
こんな才能の差がある人の近くに居たら
才能者を嫌いになってしまいそう
だったから。