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▶︎ •၊၊၊|။||။၊|• 17:32
注意喚起
・御本人様とは一切関係ありません
・腐向けではありません
・zmさんの怪我、流血表現があります
・軍事パロディです
閲覧はあくまで自己責任でお願い致します。
◇
・・・・・俺が、役に立つか?
んふ、君に聞かれると皮肉でしかないな。
本音を言うと不安すらあんねん。もし実力のない自分だったら捨てられてまうんやろか、って。
・・・あんま気乗りせんから、この話やめよ。
ふーん、みんなについて、ねえ。
別に話してもええけど、俺口下手だから許してな。
おん。
まずはシッマについてな?
せやなぁ・・・
幹部以外に言ったことは無いんやけど・・・まあ規則とか、社会で生きていくためのルールを教えてくれたんはシッマやな。
昔、シッマと模擬戦やっとった時。
俺が怪我しちゃって、絆創膏行って戻ってきたら10分の休憩が終わってたんよね。
それで言われたんよ、「10分っていう与えられた時間に何をするのかはそれぞれの自由やけど、だからこそメリハリしっかりせんと」って。
そりゃ当時の俺は内心キレてたで。腹いせに次の試合で負かしたったけどな!
今思えばあれが幹部の登竜門やったかも。
まあええわ。で、今やったらわかる気ぃすんのよね。
こう、単独任務やったり、前線で仲間を守らなきゃいけない時とか、特に。
時間は止まってくれないやん?・・・・いや当たり前とか思うなよ?
つまりはー・・・えっと、時間は有限やってこと。当然俺らができることは限られてて、だからこそどの選択が一番良いのか、利益が出るのかって考える。
じゃなきゃこんな戦争だらけの世界で生きていけへん。
・・・え、シッマらしい?ひ、ふははっ。
さすが功利主義って感じよな。
・・・ん、じゃ、次。
んー・・・・・・迷うなぁ、その質問。
状況によるわ。
例えば、転生先がとてつもなく平和で戦争なんかもってのほか、みたいなんはいややわ。戦争大好き!内ゲバ最高!
・・・・・・。
生まれ変わっても良いって思えるのは、
ん、あー・・・うん。そりゃあ、な・・・
いや、察しろよ!恥ずいわそんなん!
あー・・・・・・みんなと一緒がいいな。
はい。
・・・・・・・・・・・・。
だ、だって俺みたいな奴、あいつらぐらいしか仲良くしてくれへんもん!
そ、れに・・・・・俺、人見知りっていうか・・・新しい友達作れる気ぃせんわ。
まあ要するに、今が一番やわ。でもいずれ死ぬのは事実だし、うん。
みんなと一緒なら、また俺に生まれ変わりたい。
・・・・・・あーくっそ、恥ずいわ!何のプレイやねん。
あ、そーいえば。シャオロンと、ロボロだっけ?あいつらも似たような話しとったわ。
シャオロンが転生モノ読んでて、それでなんか。
あいつらほんま仲ええよな。
え、一般兵の間でマブダチ組って呼ばれてるん?
君ほんまよお知っとるね。
あの二人なら転生しても再会してそうやなぁ。
俺の中で一番付き合い長いのはロボロなんやけど、あ、それも知ってる?
当時追われてた俺が変装して逃げ込んだ先が、相部屋っていうの?それしか無い宿で、仕方なしに泊まったんやけど。
その時一緒になったのがロボロで、仕事くれるって言うから連絡先交換したんやけどな。
まさか軍とか、当時の俺もびっくりやわ。
ほんま奇跡なんかなぁ。そのときの俺は殺ししか知らんかったし、生きる意味を考えるってことも眼中に無いくらい無機質な生活を繰り返してた。
ん?ええで。
んー・・・シャオロンはなぁ、軍に連れてこられたばっかの頃、よく訓練付けてくれてた。
さっきも言ったけど、俺、戦いしか知らんくてなぁ。ナイフ以外も使ったことなかったから楽しかったわ。
戦いが楽しいって教えてくれたのは、シャオロンやねんな。
これは俺の話やけど・・・殺せって言われて殺して、戦えって言われて戦うだけやった、そう、それこそ殺戮兵器みたいな。
まあ名前も知らんと殺して、なけなしの良心が痛むなんてことはなかったけどな。
・・・・・・生きるために戦ってたんかな、今思うと。
相手の方が強かったらそれで終わり、ジ・エンド!な世界やからな。
負けないように、殺されないように・・・・失敗しないように。
俺からはこれだけや。
次の質問どうぞ。
新人たちかぁ・・・
・・・俺、さっきも言ったけど人見知りなんよね。新しく入ってきた時はどうしよーかと思ったけどな。
軍にきて、初めてこっちから関わらなきゃいけない立場になったからな。
でも、ほんまに三人、可愛いねん。
俺の初めての後輩やからな!やっぱなんとしても守らなきゃって思ってまうよな。
あいつらの初任務はドキドキしたわ。
でも最初はギクシャクしてたかも。
ほんまごめん、俺がコミュ障なだけやわ、うん。
ショッピくんとか、二人でいるの未だに気まずいんやで?
いや、仲悪いわけやないねん、互いに気を遣ってまうんよ。
・・・あと、ここだけの話やけど。あの自由人なショッピくんが頑張って話題探してんの笑える。
あとはバイク!
あいつスピード魔やから、二人で一回崖飛び越えた事もあんねんで。
面白いし頼れるし、できた後輩やで。
チーノ・・・チーノは、第一印象最悪やったな!
ヘラヘラしてて胡散臭くて、いかにも善人面、って感じやった。
でもちょっとおもろいと思ったんが、シッマにお茶のフリしてめんつゆ渡した時やったな!
まだ幹部でも無いのにあーゆーことできんのは凄かったわ。
あの頃から外交官の素質は見えとったんやな。
キャラを売り込むのが上手いねん。俺はそんなことできひんから。
あ、外交官といえばマンちゃんやけど。
マンちゃんって意外と繊細なんやで?
腹の探り合いする以上、相手の細かい動きとか視線とか、意識しなくても読み取れてまうみたい。
そういう細かいもんを無意識に拾ってまう。
それが全部「情報」になって頭に溜まるんやと。
でっでも、俺は裏表ないから、話しやすいんやって!
俺とお茶会した後はよく寝れるって言っててん。
んふ、・・・・ちょっと嬉しかった。
ひとらん?
確かにあの二人はセットやな。爛漫組、やっけ?
おん、ひとらんは唯一の東国生まれやね。
農業とか動物好きなんは見て分かると思うけど、
やっぱ命の扱いがめっちゃ丁寧やねん。
食べるための命と、守るための命と、
奪わなあかん命の線引きが、はっきりしとるっていうか。
だからこそ、戦場ではめっちゃ怖いねん。
君はひとらんの動物小屋行ったことある?
俺はうさぎさんと仲良くさせてもらってるんよ。
え、意外?
うさぎさん、ふわふわしててかわええで。頭乗ってくれるし。
でもらんらん怒ったら怖いで!
ひとらんの沸点は三つ、畑を荒らされた時と裏切られた時と、仲間が傷つけられた時。
巷では復讐鬼って呼ばれてるんやろ?戦ってる時のひとらんにぴったりやと思うわ。
日本刀持って、バーサーカーみたいに敵を薙ぎ倒してくねん。あの軍服も合間って超かっこいいで!
・・・あ、話逸れてもうたな。新人といえば、レパロウは一番最近入ってきたねん。
まだ実力がない分、何にでも化けられるで!知らんけど。
でも俺はあいつの底意地悪いとこが大好きやねん。あんなちょろそうな見た目しといて意外と頭回るから、外交官か陽動に向いてるんちゃうかな。
見たことある?ぱっと見ちょろそうやろ?
でも、そんな顔して腹を探ってくるからな。
なんだかんだで生き残るタイプやな。
────俺が一番仲良い人?
いやいや、一番なんてそんな。優劣はつけられへんよ。
でも普段一緒におることが多いんは、エミさんかな?
無理に喋らんくてええ感じとか、お滑りマンなとこが大好きやねん。
あと、エミさんは、寝れない時に本読んでくれんねん。普段から文字教えてもらったりしとるから、博識さには頭は上がらへんよ。
そんで、普段芋ってばっかなあいつが戦場で輝いてるのが好き。
この前、戦車一緒に乗って、いっぱい破壊した!いやーいい思い出やな。
・・・あと、実を言うと、あの人心配やねん。
力も強いわけじゃないし、武器が上手く扱えるわけでもないし、面白いこと言えるわけでもないし。あ、ディスってへんよ?
でもその分、三枚舌で、博識で、人を甘やかすのが得意で。
そういうところを俺はいっぱいみて、みんなの知らないエミさんを俺の思い出に残すねん。
あー、大先生?
確かにあいつもエミさんに厳しいイメージあるな。
いうて表のネタの時だけやで?逆に大先生がエミさんに頼ってるまである。
大先生も確かに、非力だし屑だしすぐガバるし。一般兵の君らからしたらイメージ悪いんかな?
でもそれ言っちゃあかんで。大先生はそれをキャラとして売っててん。
ほんとに窮地に陥った時とかは大活躍やで!後方支援が多いねんけど、ライフルが一番使いやすい言うとったわ。
あとは、実力はなくても頭が回るんよ。
通信室長やろ?かっこええな、俺もそんな称号欲しい。
騙すには身内から、なんてよく言ったもんよな。
ほんとにあいつの発言は8割方嘘やから気いつけ。
でも料理は上手い!
夜寝れへん時は、大先生のとこ行けばホットミルク作ってくれるで。
・・・やっぱヤニ臭いから嫌かも。
逆を言うとトントンやな。
ゲームで言うと安定型のサポーター的な感じ。
まず、ぐう有能。ガバもないし、内ゲバ止めてくれるし、いっぱい食べてくれるし。
オカンならぬオトンやで。言い出したんはシッマやっけ。
呆れ顔しながらも我儘聞いてくれるから好き。
あとやっぱ強い!手合わせ楽しい!
あの筋肉とか体質羨ましいよなー・・・
俺が食わせた分全部筋肉になんねん。不思議。
あー、大先生とトントンは、俺の育て親的な面もあったかもしれんな。
まだ軍に来たばっかな時、好き放題暴れたり、怪我隠したり、いまいち常識ってもんがわからんかったりしとってん。
そんな時に何かと俺にかまってくれたんがあの二人やな。
他にも、文字を教えてくれたんはエミさんやし、実力つけてくれたんはシッマとシャオロンやし。ほぼみんなに世話になったようなもんやな。
え、トントンが怖い?
あー、確かにな。鬼の書記長やろ、二つ名。かっこよすぎやて。
確かに怒ると怖いし、ルールも厳しいし、真面目だし。側から見たらそうかもしれんな。
でも本当は優しいんやで?世話焼きというか、母性があるというか。それ故の厳しさかもしれんな。
裏の幹部・・・?なんやそれ。
・・・・・あー、ぺしんのこと?
確かに、腕の立つ医者やから、留守にしてることも多いな。
でも戦争の時とかちゃんと医療テント張ってくれてんねんで?君も怪我した時世話になったことあると思うんやけど。
あともう一人、兄さんやな。
本名もわからんのやから謎多き人やけど、あっちこっちを飛び回ってる商人やで、一応。
たまに俺用のナイフとかも買うてきてくれんねん!
それと犬好き。
まあ機会があったら君も二人に会えるで。
で、最後まで話題をとっといた、グルッペンについてやろ?
んふふ、そりゃ大トリよな。
まず、一言で表すとすれば、カリスマやな。
別に、戦争しようとか論理的なことを言うてるわけやないけど、説得力というか、引き込まれてまうねん。
君もわかるやろ?
ほんま、あの真っ赤な目に魔法でもあるんちゃうかな。
つくづく尊敬するわ。
といっても、普段は羽目外してばっかやで。
すぐ軍から脱走しようとするからトントンがいっつも手を焼いてるで。甘いものも大好きで、マンちゃんとお茶会を開いては、エミさん呼んで戦車の話しとる。
でみ頭ええのは間違いないし、決断も早いし、間違えへん。
間違えへんというより、間違いを選ばへんって言い方の方が近いかも。
グル氏恒例の「霊感」ってやつかもな。
あと、やっぱ俺が軍に入ったきっかけもグルッペンやねん。
ロボロに紹介してもらったってのは言ったと思うねんけど、ぶっちゃけ乗り気じゃなかったし。
それまで俺を雇ってきた人達は、俺の力を私利私欲に使う奴らばっかやった。
だからと言って自分の意思で動くなんて当時の俺は考えもしなかった。それぐらい慣れてしまってたんよ。恐ろしい話やけど。
だからこそ、かもしれん。グルッペン直々に話がしたいって言われて、熱弁されてん。
お前の力が必要だ!とか、お前の戦いを近くで見たい!とか。
んひ、ほんま変なやつやで。こんな俺を必要とするんやから。
やからさ、俺、決めてん。
一生この人についていくって。
グルッペンのために身も命を削ってでも、こいつの夢見る世界を、隣で見てみたかった。
みんなの隣に立っていい、って教えてくれたんや。
初めて、俺が俺でいていい気がして。
・・・やから、俺、ほんまはこんなとこで死にたないねん。
グルッペン守るって、一緒にいるって、約束したんよ。
でも、俺、捕まってもうた。
ただの私情で、グルッペンを、みんなを危険に晒してもうた。
おれ、嫌われてもうたかな?
い、今まで、任務失敗したことないねん。
ミスはあっても、絶対殺して、勝って、制圧してたのに。
そしたらみんな褒めてくれるから。
弱い俺なんていらへんよな。せっかくみんなが俺の実力を認めて好きって言ってくれたのに。
期待裏切ってもうた。
おれ、結局あいつらと一緒にいちゃあかんのやろな。
どんだけ、頑張っても、ずっと痛いねん。みんな笑ってるのに、おれは、心臓がちくちくする。
・・・・・かみ、さまに、嫌われすぎたわ。
だっていっぱい人殺したもん。
痛いって、怖いって言う人を、目の前でたくさんころして、なのにおれは名前も顔も声も知らないし覚えてない。
やっぱり、楽しいとか知っちゃあかんかったんや。
ただの道具のくせに、みんなの殺戮兵器なだけなのに。
でもみんな優しいよなぁ!
こんな俺と、一瞬でも一緒におってくれたねん。ほんまにいい奴らで、最高で、大切な仲間なんや。
俺のことは、好きにしてくれてええから。
だから、お願いやから。あいつらのことだけは、傷つけないで。
あー・・・
最期に、もっかい、言っとこうかな。
どうせならみんなの前でいいたかってんけど。
おれ、みんなのこと、大好きやで。
はやく、早く早く。
早く見つけなきゃ。寂しがりな彼が待っている。
データセンター一つを潰す勢いでコンピューターを回す。
隣で位置情報を探っていたはずのロボロが何か言っているが、そんなのどうでもいい。
ビービーと電力不足の音が鳴るが、構いもせず思考を巡らせる。
無数の情報の海を前に無心でキーボードを叩く。
このデータベースも違う、あれも違う、これも。
一つ、アクセス権の認証に文字が含まれていれるものがあった。確実に仕込まれた文。
『ビデオレター』。
この時からすでに嫌な予感はしていた。
「・・・・・各自、用意はいいか」
単に低い、なんて一語じゃ表せない、ドス黒い、濁った、呑み込むような声。
グルッペンのその赤い瞳は、今や死神のように煌煌と光っている。
びりびりと肌を焼かれるような殺気が会議室に充満する。
瞳孔を限界まで開いたトントンが一周回って無機質な声で告げる。
「ゾムが、内通者に連れ去られた。
それだけでなく、この忌々しい、汚い動画まで寄越してきた。わかるかお前ら」
設置された定点カメラ越しの彼は、ひどく痛めつけられていたようだった。
だらりと垂れ下がった手、額から溢れる命、澱んだ瞳。
それでも、表情や声色は明るく振る舞っている。
それは俺らに届くと知っていたからか、そう振る舞うことに慣れてしまっていたからか。
ああ、思い出しただけで、全身の血という血が沸騰しそうだ。
「しかもスパイを寄越したのは、ゾムで幼少期から人体実験していた研究所や」
ばき、という音がして、隣に座るロボロが机にヒビを入れたのだと気づく。
「ええか、全員、漏れなくブチ殺せ。」
諸君、戦争を始めよう。
憎悪でどろりと溶けた、血のような瞳が、合図だ。
◇
「・・・・・ひ、ゅ、・・・ぅ゛」
掠れた自分の呼吸音に、耳を塞ぎたくなる。
肺が痛い。肋は絶対に折れている。
全身が鉛のように重い。
頭を動かすことも億劫で、視線だけを動かす。
冷たい床に投げ出された体は、冷えた地下牢に熱を奪われていく。
じゃら、と手足をつなぐ重たい鎖は本物だろうか。
今までだって、みんなと出会ってからだって、俺の手足には重い枷が嵌められているみたいだった。
こびりついた自分の血の感触が気持ち悪い。
おかしいな、いつだって俺は誰かの血で汚れてた筈なのに。
打たれた薬は、弱った体によく効いたらしい。
ぐわんぐわんと視界が定まらず、熱を出したときのような頭痛が襲いかかってくる。
この感覚は久しぶりだ。
不可抗力で、毒だと分かっていても飲まなきゃいけない。
慣れるために、強くなるために、最高の戦力となるように。
あーあ。やっぱり希望を抱いちゃあかんねん。
常軌を逸した、作られた存在である俺は、その名に相応しく生きていかなきゃいけなかった。
「おい、203」
ああ、その呼び名も懐かしい。
白衣を着た男が部屋に入ってくる。
首筋に埋められたマイクロチップを、機械で読み取られる。
いつかこうなるとは思っていた。
GPSが内蔵されていて、逃げ場がない。絶対的な服従を余儀なくされる。
見つかるのも時間の問題で。
なら、みんなに迷惑をかけるより、一人で死のうと思った。
まあ、捕まっちゃって死ねなかったけど。
違和感がした方向に目をやると、液体を孕んだ注射器が腕に刺さっていた。
薬のせいか、感覚が麻痺したせいか。痛みをもはや感じない。
怖い。こわい。こわい。注射器は昔からずっと嫌いだ。
ぺしんから逃げ回ることもあった、なんて、100年前のように思いを馳せる。
この感覚には永遠に慣れることはできないだろう。投入される度、自分が一歩、人間ではないものに近づいていく。
どくん。
心臓が熱い。
「・・・ッ、ぅ、おぇ゛」
全身の血管を逆流するような感覚。
気持ち悪い、自分はなんて醜いんだろう。
チカチカと視界が眩く点滅する。
そろそろだ。全身が熱くなって、体が軽くなって、何も考えられなくなって。そうして俺は兵器になる。
「203、命令だ。
─────W国を、滅ぼせ」
いやだ。
いやだ。こわい。いたい、いやだ、いや!!
細胞という細胞が蠢いているみたいだ。
抗わなきゃ、みんなを守らなきゃ、自分を守らなきゃ。
意識を保つことができなくなって、思考回路の糸が細くなっていく。
ふつ、と切れる直前、浮かんだのは。
15色の、あったかい色。
─────、ごめん、なさい。
◇
どかん、どかんと基地が爆発する音が聞こえる。
あっちの地区から攻めているのは確かエミさん達だ。なら爆弾でも投げているのか。
それに相対するように、ここは静かだ。
となりのコネシマさんも、警戒しながらも焦っているわけでは無さそうだ。
「・・・ゾムさん、どこにいるんすかね」
「研究員は出会い頭に殺してるし、ビデオのあの場所やと思うねんけど」
闘意に八重歯をちらつかせながら、先輩はそう言った。
「・・・ロボロさん、戦局はどうなんすか」
無線に落とした声は、自分でもわかるくらい低かった。
『戦闘員はいないはずだから、殲滅してゾム回収したら終わり』
「肝心のゾムはどこなんや・・・」
返ってきたロボロさんの声も、張り詰めている。
会話しながらまた一つ部屋を確認し、もぬけの殻に先輩がため息をついた。
────その時だ。
『シャオロン、ナイフにより脇腹負傷!』
『繰り返す、3時の方向、シャオロン負傷!』
「ッ、まじすか・・・」
『位置送る!南棟、実験区画や、誰か援護いってくれ!』
実験区画。
その単語だけで、背中に冷たいものが走る。
考えるより先に、身体が動いた。
◇
走る。
銃を握る手が震えてるのが自分でもわかる。怒りか、焦りか、あるいは嫌な予感か。
通路を曲がり、大きく崩壊した瓦礫の中。
崩れた壁。
床に広がる血。
瓦礫の裏に周り、エミさんがシャオさんの手当てをしているのが確認できた。
「シャオロン!」
意識はあるようだが、動くと致命傷にもなりかねない。
先輩が駆け寄ろうとして、止まった。
違う。
斜め奥に見える、白煙の中のシルエット。
ゆらり、と身を起こすように姿が現れる。
誰の血で染まったのかわからない黄緑色のパーカー。
痛々しく風に靡く汚れた包帯。
低く、迷いのない姿勢。
知っている。
「・・・ゾ、ム・・・・・さん?」
思わず名前を呼んだ瞬間。
ぞくり、と悪寒がして、声に反応するように視線がこちらを向いた。
焦点の合っていない目。
感情がごっそり抜け落ちた顔。
気づけば、脳が理解するより先に、大きな塊が目の前に差し迫っていた。
「ッ!!」
速い。
いや、知ってる速さだ。
反射でピストルを撃った。
肩を掠める程度に外れ、安心する。
一度後方へジャンプして距離を取ったゾムさんは、俺の死角の瓦礫の裏に回った。
昔、訓練で教えられた動き。劣勢で裏を掻く時の動き。
ゾムさんはもう一度体勢を低くし弾丸のように飛び出した。
確実に俺の首筋へとナイフの軌道が吸い込まれていく。
こちらもホルダーから取り出したナイフで弾こうとするが、こんなにボロボロな体のどこからそんな力が出ているのか、金属音と共に火花が散った。
「・・・ッまずい、せんぱ、」
膠着状態では俺が負けてしまう可能性が高いので、隣にいるはずのコネシマさんに声をかける。
しかし、反応が返ってこない。
どう言うことだ、まさか逃げた?それとも応援を呼びに行った?
目の前の猛攻にナイフを返すことに、ゾムさんの動きを追うことに精一杯で、周りの状況がわからない。
味方に攻撃されるなんて、反抗しようにも傷つけてしまいそうで怖い。
「ゾム、さん・・・ッ、ゾムさんしっかりして!!」
絶対にこれはゾムさんの意志じゃない。
そう確信して必死に声をかける。届いてくれ、と願ったのは後方にいたエミさんも一緒なようで、声が聞こえた。
と、その時。
どこからか風が吹くような錯覚に見舞われ、背中に重たい圧を感じる。
このヒールの音は、まさか。
「ぐる、ッペンさん、」
カンカン、とゾムさんの猛攻に刃を返しながら、その気配に返事をした。
「ちょっと、グルさんあんた、危険やって!!」
焦ったようなエミさんとシャオさんの声がするが、同時に先輩の宥める声が聞こえ、先輩が連れてきてくれたのかと安心する。
なぜだかわからないが、このゾムさんを止められるのは彼しかいないと思ったのだ。
一度渾身の力を込めゾムさんを跳ね飛ばし、グルさんの前に立つように距離を取る。
斜めに見上げる形で視界に映った、真っ赤な目。あの赤い目が、怒りで、殺意で、血のようにぎらついている。
「ゾム、迎えに来たぞ」
「・・・・・・・・・」
ゾムさんは反応を示さない。
予備のナイフを取り出し、再び命を狙いに来た。
体勢を整えた先輩と俺の二人がかりで応戦する。
俺の憧れた味方最大の脅威の名は伊達ではない。
気を抜くと殺される、そう確信し本気で守りに入った。
「ゾム、目を覚ませ」
低く空気の震える声。
それに反応したのか、ゾムさんの声が届いた。
小さく、囁くような声で繰り返す。
「・・・・・・し、く、ない。ころし、たくない。ころしたくない、ころしたくない、いやだ」
「・・・・・・ッッ」
ぎゅ、と心臓が握りつぶされるような感覚に陥ると同時に、隣のコネシマさんが息を呑む音がする。
ぎぎ、とゾムさんのナイフを受け止める俺の手にかかる圧力が強くなり、それと同時に一粒の涙が見えた。
「や、だ・・・いたい、いやだ、いやだ・・・・・」
一瞬、目が合った気がした。
濁ったような目が、やっとこちらを映した。
「ゾム!!」
語りかけるようなグルッペンの声。その声の方向にゾムさんの焦点があった。
その瞬間ふっと腕が軽くなる。ゾムさんが力を緩めたらしく、密かに眉を寄せて苦しそうな表情をしていた。
その間を狙い、いつの間にか到着していたトントンさんが背後をとる。
とん。首筋を確実に狙った手刀と共に、ゾムさんは目を見開いて、それからがくりと体を崩した。
「・・・・・・・・・、はっ、はぁ、」
前方へ倒れてくるゾムさんの体を傷つけないよう優しく抱き留め、同時に床にへたり込んでしまう。
こんなに緊迫した戦いは、初めてだった。
腰の抜けてしまった俺に代わり、トントンさんが血で真っ赤に染まったパーカーを脱がせ、目立つ怪我を止血する。
救急セットをもっているエミさんに応急処置を任せ、ロボロへとインカムに繋ぐ。
『こちらグルッペン。ゾムは気絶した。コネシマ、外資系、エーミール、トン氏、シャオロンはここにいる。』
『ッ!!よし、全員に告ぐ、敵は全員嬲り殺して、全員で帰還せよ』
インカムの奥で嬉しそうな後方支援組の声が聞こえる。現場がわからない彼らからすると1秒を1時間に感じるほど不安だっただろう。
「エミさん、容態は?」
トントンが安定した走りでゾムを抱えながらそう問う。
本人の顔は真っ青で、死んでいるのか眠っているのか検討のつかない見目をしていた。
「拷問での傷と、無理やり刺したような注射針の跡と、ゾムさん自身が暴れた際にできた傷があります」
「なるほど、ゾムの暴走は薬のせいだろうな」
ぎり、と歯を噛み締めたのは誰だろうか。怒りの矛先が見つからない今、願うことしかできなかった。
チーノが用意した車に全員で乗り込む。
ふと隣に先輩が乗り込んできた。
「すまんな、途中で一人にして」
「・・・いえ、正しい判断やったんとちゃいますかね」
少なくとも、グルッペンがゾムに語りかけなければ、今以上に酷い結果になっていたのは目に見える。
「ショッピくんは知らんかもやけど、ゾムは昔にも暴走したことがあってな」
話によると、訓練でなんらかのトラウマのトリガーに触れてしまったのだろうとのこと。
混乱したように涙を流しながら刃を振り回す姿は痛ましくて、軍は一大騒動となったようだ。
「その時、やっぱりゾムが正気に戻ったんは、グルッペンの声やねん」
忠誠を誓った彼ならではの仕事なのだと言う。
怪我を隠した時、注射から逃げ回る時、夜寝れない時。グルッペンの言葉があれば落ち着けるのだとゾム本人も言っていたようだ。
「やからさ、悔しいことに、それは俺らの仕事はないけどさ。せめてコイツの隣におらなあかん、って思ったんよね」
ぎゅっと硬く拳を握り、視線を伏せてコネシマさんはそう言った。
その目には後悔と復讐と、決意が映っている。
「・・・・・俺にも、いつか頼ってくれたりせんかなぁ・・・」
法定速度を超えたスピードで車を走らせながらチーノは呟いたその言葉は、まるで答えがないとでも言うかのように、空気に溶けて消えていった。
◇
真っ暗闇だ。
見渡す限り何もなくて、面だけが広がる世界。
「ここ、どこ・・・?」
足を動かそうとして、違和感に気づいた。
ぬちゃ、と重い水音がして、泥沼のような足元に気づく。
俺の膝下まで飲み込むそれは、心なしかずぶずぶと引き込んでくる。
「うわッ・・・誰か、ちょ、」
掴むものも何もなく、どんどん底なし沼は俺を吸収しようと、意識を奪おうと侵略してくる。
肩口まで濡れた。全身が重く、水圧でさらに沈む。もうだめだ、戻れない。
それと同時にどこか安心感がある。もういっそこのまま眠ってしまってもいいかもしれない。
重たい液体は俺を守る殻のように絡みついてくる。
そういえば、なんで俺はここにいるんだろうか。
直前まで何かがずっと俺の心を支配していたのに、全て黒に吸収されて何もない。
何かあった気がする。
おれの大切なもの。あったかいもの。守りたいもの。
でも、もう忘れてしまったのか、それとも最初からなかったのか。
首まで液体で埋まり、この深海で眠るのだって悪くない、全て忘れてしまおうと、潜り込もうとした時。
「ゾム!!」
突如、光が差して、体の芯から震えるような声がした。
ぞむ。ゾム、ゾム?
そうだ、俺はゾムだ。
みんなが付けてくれた名前だ。
みんなって誰だ?
思い出さなきゃ、はやく。取り返さなきゃ。
思考を働かせるのと共に体が軽くなっていく。
周りを見渡す。どこから、どこから呼ばれている?
ふと、頭上に伸びる一筋の光に気づいた。
その光の向こうは眩しくて、色取りで輝いていて。
俺が見てはいけないような気がして思わず目を逸らす。
でも、それ以上に手をぐいっと何かに引っ張られた感触がした。
「ぐる、っぺん・・・?」
なぜだかわからない。ただ、虚をつかれたように口から飛び出てきたその名前は、やけに言い馴染んでいた。
名前を呼んだ途端、今度は目に見えて手を差し伸べられているのがわかった。
ああ、俺はこの手を取ってもいいのだろうか。
暖かい光のその先を、彼らと歩んでいいのだろうか。
長年心の底で溜まっていた本音。
ぽろりと口からこぼれ落ちるのと共に、全身が軽くなる。風船のように宙にぷかぷかと浮いて、光の先へと吸い込まれていく。
眩しい。ぎゅっと目を瞑るの共に、足が地についたように、体が自分のものになったかのように感覚を取り戻す。
去り際、黒い水面に映る自分の顔が見えた。
少し寂しそうで、でも確かに満足そうな笑顔。
「─────ばいばい、昔のおれ」
最後に見えた自分は、こちらに向かって手を振っていた。
もう二度と来ちゃいけないよ。そう言わんばかりの雰囲気のまま、光に包まれていく。
閉じた瞼の隙間からも光が差し込んできて、気づいたら一面が真っ白だった。
◇
「ゾム、おはよう」
澄んだ声が耳に落ちてようやく、自分が意識を取り戻していることに気づいた。
ぼやけていた視界もはっきりし、順に手を握るぺ神の体温と、状況が伝わってきた。
点滴がたくさん繋がれた自分の体、清潔なシーツ、久しぶりに見る天井。
俺はどうやら助かったようだ。
「・・・ぉ、はよ」
掠れた声で返事をすると、珍しく面布を外したぺしんがくしゃっと笑ったのが見えた。
そのまま彼はインカムを繋ぎ、安心したように笑う。
しばらくもしないうちに、みんなが医務室に押しかけてきた。
全員にもみくちゃにされて、中には涙を流す奴もいた。それぞれが安堵と心配の表情を浮かべていて、心の端が溶けていくようだ。
絶対安静だから、とみんなが帰される中、残ったのはグルッペンだった。
「ゾム、話をしよう」
「・・・なに?」
記憶はないが、おそらく俺は暴れてしまった。
そして、俺を繋ぎ止めてくれたのはグルッペンに違いがない。
「お前が囚われている間に、送られてきた動画についてだ」
「動画・・・?それ、って、」
動画にする意味があるもの。
一つは拷問中のものか、それとも研究員と対談した時のものか。
完全に意識の外だった。まさか記録として残されているなんて。厄介なことになったかもしれない。
「ゾム、この際正直に話してほしい。
────あれは本当に、お前の本心なのか」
正解は後者だった。
じくじくと心臓が傷みだす。
あれは、捕まってしまった自分が情けなくて、許せなくて、つい感情的になってしまっただけで。
決して本心じゃなくて、「普段の俺」が俺だから。
心配しないで、俺はみんなが期待し続ける「味方最大の脅威」であるから。
つむんだ口は開かなかった。
何か喋ろうと思ったのに。喉の奥がくっついたようにつっかえて、ぱくぱくと口だけが動く。
「・・・・・・一つ、予想外のことがあった。
決してお前が囚われてしまったことでも、我々が被害を被ったことでもない。
みんな、ゾムの本音に気づいてあげられなかったこと、だ」
なんでグルッペンが辛そうな顔をするんだろう。なんで涙を流すのだろう。なんで俺のことを気に留めるのだろう。
いくつか頭の中で考えたけど、どれも腑に落ちなくて。
だって俺は、弱くて、
みんなを守れなくて、
化け物で、
人殺しで、
気持ち悪くて、
痛くて、こわくて、いやで、
「ゾム、ッ!!」
「はッ、・・・ぁ゛、ひっ、・・・ごめ、なさッ」
息が苦しい。
本当に真綿で首を絞められているような、ぎりぎりと心と体の両方が締め付けられるような苦しさ。
とん、とん、といつのまにかグルッペンに抱えられ、背中を叩かれる。
「はーッ・・・、は、ぁ・・・っ」
いつのまにか溢れた涙がグルッペンの肩口に溢れる。抱きしめるようにあやされて、すっと頭の熱が引いていく。
「ぅ、・・・ぐるっぺん、苦しい」
「・・・すまない」
呼吸が落ち着いて、そう声をかけた。
まるで俺の体を地に縫い止めるように、ぎゅっと抱きしめられる。
久しぶりに人の体温を感じた気がする。
確かに、ついさっきまで、みんなに抱きつかれたりしていたのに。
この違いはなんなのだろう。
ゆっくりと抱きつかれたまま頭を撫でられ、彼に背中に手を回そうとして。
そうして持ち上げた自分の手は、やっぱり真っ赤に汚れていて、だらりと落とす。
だらりと落ちた俺の手首を、グルッペンが静かに掴んだ。
「綺麗な手だな」
低い声だった。叱るでも、命じるでもない、ただ事実を遮る声。
俺が視線を逸らすより早く、彼が手袋越しに手を繋ぎに来る。
「この手でお前は、俺たちを、みんなを守ってきたんだ。それは、ゾムが生きている証だ」
はっきりとした物言いに、脳みそが揺さぶられる。傷だらけで、罪を犯してきた手。
ゆっくりと、言葉を噛みしめるように続ける。
「ゾムは、優しすぎるんだ。全て自分で抱え込もうとするから、いつも無理をする」
細い指が俺の目元を拭う。そこで初めて、自分が泣いているのだと気づいた。
頬を伝う雫が暖かくて、確かに俺は生きている、と思った。
「本当は、怖かったんやろ、存在を否定されることが。だから自分で事実だと思い込むしか無かった」
あやされるようにそう言われ、喉がひくりと鳴った。
否定しなきゃいけない言葉のはずなのに、
いつもなら反射で出てくるような言葉が、出てこない。
「・・・でも」
かろうじて、声を絞り出す。
「おれは、どうやっても、頑張って生きる理由が見つからんねん」
「じゃあ、」
窓から差し込む光がキラキラと金髪を照らしている。
縋るように両手を握られ、ぎゅっと下唇を噛んでグルッペンはそう言った。
なんでそんな顔するんや。
グルッペンが、まるで許しを乞うような、懺悔するような表情でこちらを射止める。
「じゃあ、俺らのために生きてくれ。俺らが生きようが死んでいようが、関係ない。
俺らの頼みだ、願いだ。生きてくれ」
そう言われて、ああ、そうなんだ、と思う。
同時に身体の真ん中、心臓の辺りに何かがすとんと落ちてきて、それが熱を持って血をめぐるように全身が感覚を取り戻していく。
「・・・・・こわい、けど、独りになる方がもっと怖い・・・ッ」
「・・・なら、俺らから離れるな、ゾム」
なぜか分からないけど、それなら頑張れる気がして。
暖かいのに胸が締め付けられるような苦しさが込み上げてきて、堪えきれずにまた涙が金髪の彼の背にどんどんと落ちていく。
「ゾム」
名前を呼ばれただけで、身体がびくりと震えた。
命令や確認じゃなく、ここにいることを確かめる呼び方。
「俺らはな、お前に生きろって言う資格なんか無いんやと思っとる」
そう前置いてから、少しだけ間を置いて続ける。
「せやけど、それでも言う。
ゾムがおらん未来を、想像したくないからや」
「・・・・・ッ、そんなん、ずるいやん・・・」
「お前も大概だろ?」
涙で震える声でそう言うと、グルッペンはほんの一瞬だけ、困ったように笑ってそう言った。
窓の外で、風が木々を揺らす音がした。
現実は相変わらず残酷で、確かに俺は望まない人生を歩んできた。
それでも、ここにいていい、生きていいって言われたから。
「ゾム、今度、久しぶりに慰安旅行にでもいこう」
「・・・みんなで、一緒が、ええな」
そこで初めて、心の底から笑えた気がした。
再生時間、17分32秒。
これは、俺が俺になるまでのお話。
◇
どうも豆腐です🙏🏻
久しぶりに長めの話にしました!
連載だと、伸びなかったら投稿する気になれないので読み切りという形です
長かったと思いますが最後まで読んでくださりありがとうございます😖💞
では👋🏻
コメント
2件
ほんとすばらしかったです。 まじで衝撃を受けました……最近栄養小説が少なかったので補います。 まじでありがとうございます……!!!また読み返しますね😭💕🙌🏻 本当にzmさんの感情の現れとかがうまくて、尊敬します……!!!! 大好きです…!!!😘🥰💕💖
もう文才が凄すぎます🫵😭😭 本当に凄いしか出てこないです!文章での表現力?が凄くて、容易にその様子とか想像できて、好きです!!💖