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怪盗ワイテルズ

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怪盗ワイテルズ

7 - 怪盗ワイテルズ

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2024年02月25日

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7話です!どうぞ!

俺は家に送られた。『また明日ね』って…

今日になってる時点で明日じゃなくて今日‼︎

俺は今、寝られませーん‼︎

あの時のシャケの笑顔が忘れられない。何処か悲しい様な…そんな感じ…。

いつものシャケではない…それだけはわかった。

nakamu「きんとき!おはよう!」

きんとき「うん!おはよ」

nakamuはいつも笑顔。

Brooooku「おっは〜!」

Brooookuもです。

きりやん「おっは〜!きんとき!」

きりやんも笑顔…

コイツらも仮面を被っいるはずなのに…。

スマイル「おはよ」

スマイルはわからない。笑顔を作らないから

でも、たくさん嫌な事があったはず。

あのグループに所属している限りは何もないはずがない。俺は確信した。

シャークん「おはよ、きんとき」

きんとき「うん!おはよう!」

シャケ…やめて…。嘘の笑顔は…駄目だよ…。

俺の仲間が無理している。やめてほしいな…

?…俺…が言える事なのか…?

   〜夕方〜←(めっちゃ飛ばすやんw)

nakamu「よし!ご飯できた!食べよ!」

WT「いただきます」

nakamu「あ、そうだ!俺きんときに聞きたい事あったんだ。」

Brooooku「僕も〜!」

シャークん「同じく!」

きりやん「お〜!俺も!」

スマイル「俺も」

nakamu「きっと聞く事は同じ!」

WT-KI「前“利用”って言ってたけど、あれどういう意味?」

きんとき「…そのままの意味だけど…。」

nakamu「違う!どうしてそんな言葉を使ったのかって事!」

きんとき「前利用された事あるから…」

nakamu「なんで⁉︎話して!お願い!」

きんとき「…」

思い出したくない記憶を駆け巡る。

きんとき「虐められてた…から」

きんとき「虐められて虐められて虐められて虐められて虐められて虐められて虐められて虐められて虐められて虐められて…」

きんとき「ッ…虐められて…。」

俺の目からは涙が流れた。

きんとき「何処へ行っても助けを求められる人は居なくて…。味方なんていなくって…。

誰も俺を構いやしない…。俺の傷が増えた時だって、大分痩せた時だって…誰も気づいてくれなくって…。家に行ったら1人だし……。

学校に行ったら虐められる…。

帰る場所なんてなくって…居場所なんか無くって…。大好きな物だって忘れてしまう様な

ご飯の味もしなくて…。何もかもが冷たく感じて…。寝たくても寝れなくって…。

毎日ね、毎日辛かった…。虐められてね…?

つまらなくってね…?誰もいなくってね…?

世界って…こんな物なんだって…

俺…いい様に使われる…ロボットみたい…。」

俺が泣きながら話している時、nakamu達は真剣な目でこちらを見ていた。

Brooooku「きんとき…もういいよ…話さなくて…。」

スマイル「これ以上深掘りするときんときに悪いからな…。」

ああ…よかった…コイツらで…めっちゃ安心できる…。よかった…。

nakamu「きんとき…。」

そう言いnakamuが腕を広げる。

きんとき「…!」

       タッタッタッ

        ギュー!

俺はnakamuの方へ駆け出しnakamuに

ダイブした。後ろにいたみんながnakamuを支えた。

大好き…これからもずっと一緒がいいな…。

      ジージージー

家の電話が鳴っていた。

俺はnakamuの腕の中を出て電話がある方向へ、向かう。

きんとき「もしもし…?」

お母さん「もしもし、きんとき?ごめんね…

今日は帰れないの…。お父さんも…お母さんも…明日の朝にしか帰って来れないのよ…。ごめんなさい…。」

その母さんの声は焦っている様に聞こえた。

きんとき「…なにかあったの…?」

俺は聞くことにした。

お母さん「私とお父さんの親友の病気のお見舞いよ。今日は一緒に居てあげたいの。」

じゃあ俺は…?俺はなんなのさ‼︎

お母さん「だから、お母さんもお父さんも見守ることにしたの…。きんとき、貴方なら1人で居られるわよね…?」

“1人”…怖いな…やだな…酷いな…。でも…

きんとき「そっか…。その親友さん…、早く退院できるといいね。」

その俺の声は何処か優しい感じになっていた

だが、顔は涙目だった。

お父さん「お前、ちゃんと勉強はしてるか?

お前は“警察”になるんだからな!」

お母さん「…じゃあね、きんとき。」

親友さん「いいの…?その…息子さん…。」

お母さん「ニコ(^^)いいのよ…きんときは1人でいられるわ。あの子ね…学校に行ってないのよ…。だからきっと1人がいいのよ…。

1人が好きなんじゃないかしら…。」

お父さん「まさか…勉強がわからないとか?

それはダメだ。明日、帰って仕事に行く前に勉強のワークをきんときにあげよう。」

お母さん「いいわね。勉強が出来なくなったらダメだもの。」

お父さん「ああ…。なによりあいつは“警察”

になるんだからな…。」

親友さん「あの…、それって…。息子さんが『なりたい』って言ったものなの…?」

お母さん「え…?」

お父さん「ああ!なりたいに決まっている!

警察と警察に関連する弁護士の息子だ!

なりたいと思っているはずだ!」

親友さん「そう…。私が口出しする権利は、無いけど…。息子さんの心の声を聞いてあげなきゃいけない時だってあるのよ…?」

お母さん「フフ 知っているわ。でも大丈夫よ。あの子ならね。心が強いもの。小さい頃からメンタルだって強くしているもの!大丈夫。

あの子なら!」

親友さん「……私の子も…、メンタルは強い子だった…。」

親友さん「でも…、限界を超えて自殺をしてしまった。いつも1人にさせちゃっていたの。

いつも表情だけで判断してしまっていて…、

本当の声は聞いてあげられなかった…。」

その親友からは涙が溢れていた。

親友さん「どれだけメンタルが強い子でも…

関係ないのよ…。もしかしたら限界を迎えているかもしれない。もう超えているかもしれない。貴方達の息子さん、きんとき君は…今

いつ限界を迎えて病んだっておかしくない状況よ…。支えてあげてほしいの…。」

お母さん「そうね…。でもね、最近我が家から笑い声が良く聞こえるそうなの!きっと、

きんときに友達ができて家に招いているのよ

きんときの笑い声もよく聞こえるらしいのよ!」

親友さん「それ…きんとき君は、無理して笑っているのかもしれない…。」

お母さん「そうだったとしても、きんときの友達が変えてくれるわ!見たことはないけど

でも、大丈夫よ!」

親友さん「そう…」

きりやん「きんとき…。」

きんとき「俺は…ポロポロ(T ^ T)( ; ; )何に…なりたいの…?わからない…。う”…く”ぅ”…」

シャークん「きんとき…。」

きんとき「俺が望んでいる事って何なの?」

コイツらと一緒にいる事…?警察になる事?

1人で孤独に生きていく事…?

きんとき「もう…わかんないよ…。」

人に決めてもらうしかなかったからかな…

でも、自分で決めた事だってあった。

それでも…もう…無理かも…。

         ギュ…

俺が心の中で弱音を吐いていると、スマイルが俺を優しく包み込んでくれた。

スマイル「…」

スマイルはずっと黙っていた。

        ギュー!

その時、他のみんなも俺を抱きしめた。

温かい…。大好きな温もり…。俺の居場所って…此処なのかな…?

きんとき「…ありがとう」

俺はその一言を発してスマイルの腕の中から出た。

きんとき「今日はさ…お母さん達明日しか帰って来ないからさ?みんなで…家泊まって行かない?」

俺はみんなで寝てみたかった。

俺が発した途端にみんなの顔が笑顔になった

スマイルは…真顔。逆に怖いだろ!

きりやん「じゃあ、お風呂沸かそうぜ!」

nakamu「どんくらい広いんだろ…?」

Brooooku「家自体が広いからお風呂とか、

めっちゃ広そうw」

きりやん「ええ〜⁉︎www」

きりやんの声は家中に響き渡った。

俺達がきりやんの方へ行くとみんなはキョトンとしていた。

スマイル「広」

シャークん「露天風呂と同じくらい広いやん!www」

きりやん「じゃあさ、みんなで入らん?」

きんとき「…!いいじゃん!」

俺は納得した。こんなに広いお風呂をいつも1人で使っていて寂しいと思ったからだ。

シャークん「う…うん…///?」

スマイル「///恥ずくね?」

シャケとスマイルは膨を赤らめていた。

きんとき「可愛い…」

俺は言った。その瞬間沈黙になった。

WT -KI「ん”ん”ん”〜⁈」

シャークん「ちょ!どういう意味だよ⁈」

きんとき「え、あ!いや?なんか可愛いな〜って!思っただけだよ?」

きりやん「それ自体がヤバいのでは?」

Brooooku「うん!それは、ある!」

       〜お風呂〜

きんとき「ふぅ…。お前ら本当に入るのか」

きりやん「ふう〜!気持ちー!お風呂広いと爽快感あるよな〜!」

Brooooku「それな〜!」

nakamu「声めっちゃ響いてるんだけど!」

シャークん「響きすぎてうるさい」

スマイル「…熱」

お泊まり会みたいだな〜。人といるってすごく楽しい。人…か…ずっと俺の周りにいる人は邪魔だった。ていうか、人間が怖くなった人間が居るから虐めだって起きるし、人間が居るからこそ、地球温暖化が進む。

人間なんて居なければ…ずっとそう思ってた俺は人間が憎かった。だから自分自身も大嫌い。こんな自分がいてだれも喜ぶわけが無い

誰も俺を必要としていない。俺はそういう人間。人間とはそういう生き物なのかもしれない。それでも、一生懸命生きていく彼らがすごいと思う。心が折れている人だって沢山いる。自殺した人だって沢山いる。こんな社会があるからだ。

アイツらは何を望んでいるんだろ…。

スマイル「きんとき?大丈夫か?もしかして上せた?」

きんとき「あ…。ううん!全然!早く髪洗って出ようと思って、熱いから!」

       タッタッタッ

きりやん「風呂気持ちよかった〜!」

シャークん「やっぱ広いお風呂っていいな」

nakamu「だよな!」

Brooooku「僕もう眠いから、寝るね〜」

スマイル「何処で?」

きんとき「…あ。確かに。何処で?」

シャークん「一階で布団敷いて寝りゃあいいだろ?二階に布団あるだろ。取ってくる。」

きんとき「あ、ありがと。シャケ。」

nakamu「あ、俺も行く!1人でなんて運べるわけないじゃん!」

スマイル「nakamuが行っても…なー。」

きりやん「それは、言えてるわなー。」

nakamu「うるさい!(๑•ૅㅁ•๑)そこら辺にある家具どけときなさい!」

きんとき「はーい。」

きんとき「Broookuも、早く寝たいんならさそれなりに何かしな。」

Brooooku「わかった!よいしょっと!」

Brooookuがテーブルを一人で持つ

きんとき「え…。怪力すぎん?」

スマイル「Brooookuは結構握力つよいんだ」

きんとき「へ〜…。」

絶対、握力40はあるだろ。バケモンだから

シャークん「ほい、布団。」

nakamu「Brooooku!布団敷くの手伝いなさい!」

Brooooku「はいはい!」

       〜午後12時〜

みんな寝たかな〜?此処で声出すと誰かしら起こしちゃいそうだしな〜。てか布団で寝るの久々すぎ〜。コイツらいつもベッドだろうな〜。さずがに…ね…?怪盗だもん。休まなきゃなんだよ?だから…ね〜?

俺心の中でめっちゃうるさ〜。そりゃ寝られんよな〜。俺が。

nakamu「ん〜。ふぇ。ぐ〜。むにゃ〜…」

きんとき「…プッ:(;゙゚’ω゚’):」

え…?nakamu?wwwwwは?

???「ク…プッHAHA(^ν^)」

この声は…

きんとき「Brooooku…?」

Brooooku「あ…きんとき(小声)」

Brooooku「ねえ、今の聞いた⁉︎nakamuの寝言…プー。ヤバくなかった?www(小声)」

あ〜。Brooookuも聞いたのか。

きんとき「聞いた!ヤバいよね⁉︎(小声)」

きりやん「俺も聞いた…。(小声)」

スマイル「俺も(小声)」

シャークん「俺wも。ww」

きんとき&Brooooku「え?」

nakamu「はうゎ〜…ʅ(◞‿◟)ʃ」

WT -na「プープッ((o(^∇^)o))クスクス」

きりやん「ねえ、録音したしようぜww(小声)

         ピッ

シャークん「したか?ww(小声)」

きりやん「おうww(小声)」

次の日nakamuは恥をかきました。

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