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その後は6人でテーブルを囲んで昼食を取った
康二は、ふっかや佐久間さんも顔負けの話力ですっかりと打ち解けていく
翔太はその勢いにたまに驚いていたし、本来なら苦手なタイプなんだろう
だけど、佐久間さんやラウールの時と同じく、相手に悪意や含みが無ければ、それは感じ取るし、好意に応えようとはする
距離感に慣れるのには時間がかかるだろうけど、概ね好意的に受け入れているようだった
昼休憩が終わって、少し離れた建屋で授業のある目黒と康二は早々に食堂を後にした
途中振り返って、ぶんぶんと大きく手を振る康二に、翔太も笑顔で手を振り返していた
前を向き直して目黒の腕にしがみついた康二は、さっきと同じように引っぺがされていた
同じように手を振り返していた佐久間さんがそれを見て笑う
s.子犬みたいだな、康二
f.お前よりもグイグイ来るやつ初めて見たわ笑
s.そう?そんな変わんなくね?
f.物理的な近さが全然違げぇよ笑
s.あー、お前スキンシップ多過ぎるやつ苦手だもんな笑
f.あぁ
s.あ、呼び出しかかったぞ
f.んあ?実行委員?
s.そ
f.どこって?
s.とりあえず準備室
f.おけ。じゃ俺らも行くわ
s.じゃあな。阿部ちゃん、翔太
いつものように、ぽんぽんと翔太の頭を撫でて2人連れ立って去っていく
俺たちも授業のために食堂から程近い建屋を目指して歩みを進める
a.どう?康二は
w.ちょっと勢いがすごいけど、面白い子だね
a.翔太は苦手そうだもんね、ああいうタイプ笑
w.うーん、あれだけずっと明るく振る舞えるのって優しいからだと思うから、仲良くはなれると思うけど、もうちょっとゆっくり来てほしいかも笑
a.佐久間さんとかラウールでちょっと慣れた気はするけど?笑
w.それはそうかも笑 でもやっぱり最初からは付いてけない笑
a.まぁ俺もあれはちょっと付いてはいけてない笑
w.そうだよね笑
a.でもそう考えると、やっぱり目黒にはあったんだね、特別な何かが
w.…うん
a.なーに思い出したのかなぁ?笑
w.違うしっ!
声が小さくなったのに気付いて、顔を覗き込むようにすれば、片手で顔を隠すようにしながらそっぽを向かれるけど、真っ赤な耳は丸見えだ
目黒の愛情の加速具合も凄まじいが、翔太の方も、その百彩に満ちた愛を浴びて、山野が色付くように好きが深まっているのだ
a.ふふ、可愛い顔しちゃって笑
w.やめてよー!
a.ごめんて笑
翔太は顔の熱を覚ますように手で仰いでいた
コメント
10件
可愛い💚💙

平和で良き🥰