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初めまして!ういうると申します!

めんどいので自己紹介はあまり書きませんが、日常組のBLを書いていきます!

恐らく、らだぺん、クロトラ、ピクしにがメインになってくるかもです!よろしくお願いします!!

あ、ちなみにサムネ?の画像は自分で作りましたが、エビフライの画像はフリーイラストを使用させていただきました!

それでは早速本編です!どぞ!




ぺいんとside

録画を停止する音とともに、俺はみんなに撮影を終えた旨を伝える。

ぺ「撮影終わりましたー!お疲れ様でーす」

ト「お疲れ様!」

ク「お疲れ様でーす」

ら「おつかれー」

し「お疲れ様です!」

今日はらっだぁとのコラボ撮影の日。そのため別の場所からではあるが、マインクラフトの世界にみんなで集まっていた。

話は変わるが、俺、ペイントは、らっだぁのことが好きだ。それも随分前から、本気で心から愛してる。でも俺は男で、らっだぁも男。もちろんこの恋が実るとは思っていないが、今はこの時間を大切にしていきたいと思っている。

し「じゃあ僕このあと予定あるんで、もう落ちますね!」

ク「あーごめん俺もだわ。もう落ちるね」

ト「俺もこの後イナリさんと行くとこがあるから落ちるねー!」

ぺ「あ、はーい!次の撮影は1週間後だからなー!」

し「了解でーす!」

みんなと別れの挨拶を交わし、しにがみ、クロノアさん、トラゾーは次々と通話から抜けていく。そして、ぺいんととらっだぁの、ただ2人だけがその場に取り残された。

ら「…」

ぺ「…」

いやなんか喋れよ!気まずいじゃねーか!

心の中でそうツッコミながらも、恐らく相手も同じことを思っている。だが本当に話す話題がない。俺が一方的に思いを寄せていることもあり、普段通りに話そうとすればするほど違和感を覚えてしまう。らっだぁにはこの気持ちは知られたくないが故、黙るという結論に陥るのだ。

しかし何か話さなければ。沈黙に耐えられない。

ぺ「いやぁ、あれだね。今日は…天気が良いね」

ら「え?あー…こっち曇りだけどね」

ぺ「……」

いや、何だ良い天気だねって!明らか気まずい人が言うセリフ第1位じゃん!らっだぁもらっだぁだよ!嘘でもいいから合わせろよ!どうしたらいいの俺!?

ら「…あのさ、ぺいんと」

ら「今言うことじゃないかも知れないけどさ」

ぺ「え?なに?」

びっくりした、急にあっちから話しかけてきたもんだから…

ら「ぺいんとはさ、俺のことどう思ってんの?」

ぺ「え?」

いやいやいや、え?どういうこと?らっだぁは急に何を言い出すんだよ?

いや、落ち着けぺいんと。落ち着いてここは冷静に返そう。

ぺ「らっだぁは…どう思ってんの、俺のこと」

また無駄なことを…!どうせ聞いても後悔するだけだろ…!?

ら「えー?んー…」

ら「好き、とか言ってみる?」

ぺ「は、」

え?今なんて…?

ぺ「ごめっ、もう1回言って、」

ら「だから、好きだって言ったの!何回言わせんの!」

その言葉を再確認したとき、俺は必然的に涙をこぼしてしまった。叶わないと思っていた恋が、たった今叶ってしまったのだ。通話越しでも分かるくらいに涙が頬を伝う。

ら「え、もしかして泣いてる!?w」

ぺ「う、え…あ、」

どうしよう、涙が止まらない。

いや、このままじゃだめだ。らっだぁは自分の気持ちを伝えてくれたのだ。俺も逃げてばかりではいられない。しっかりと伝えよう、正直に。

ぺ「お、俺も…!らっだぁのことが、ずっと前から好きだった…!」

ら「うん、知ってるよ、最初から」

ら「今まで黙っててごめん、俺も好き。俺と付き合ってくれないかな…?」

らっだぁの声がかすかに震えている。らっだぁも怖かったんだ、自分の気持ちを伝えるのが。でも、今それを打ち明けてくれた。俺だったら絶対に言えなかったこの気持ちを、らっだぁのおかげで伝えることができた、もちろん、付き合ってほしいということに断る理由は無い。

ぺ「うん…うんっ!俺も…付き合ってほしい!」

ら「っ、ぺいんと…ありがとう、!」

夢だっていいこの状況。ただ嬉しかった。お互いの気持ちを知れたことが。 俺はらっだぁが好きだ。この気持ちはもう隠すことなんてない。今、これからは、2人の時間を大切にしたい。

もしこれが夢ならば、次は俺がらっだぁに気持ちを伝える番だろう。間違いない。

俺はたしかにそんな気がしたんだ。

らだぺんッッ!(短編集)

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