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私達6人は1週間のお風呂掃除をし終えた。そして、
「警視庁警察学校の体育祭、開会を宣言します」
いよいよ体育祭が始まった。
「体育祭とか中学以来だな」
「セリちゃんの高校、体育祭なかったの?」
「無かったんだよね」
「へえ。じゃあ、セリちゃんの活躍楽しみにしてるね!」
「ありがとう。萩原も頑張ってね」
「セリちゃんに応援されたら頑張るしかないよね!」
「俺のことも応援してくれる?」
「もち!ヒロも頑張れ」
「へへっ、ありがとう」
「ヒロと萩原だけずるいぞ!」
「ゼロも頑張れー!」
「ありがとう」
「…」
「陣平ちゃんはいいの?セリちゃんの満面の笑みの応援、要らないの?」
「うっせ!セリ!俺にもあんだろ!」
「松田もファイトー!」
「…おう」
「ガチ照れじゃねえか」
「班長も頑張ってね」
「おう!あんがとな」
それからみんな色々な競技に出た。特に男子騎馬戦は熱かったと思う。男子の騎馬は上を脱ぐ。5人は女子の視線を集めまくりだった。
「みんな体バキバキだね。かっこいい」
「どう?見惚れちゃう?」
「いい体つきしてると思うよ。萩原は引き締まってて綺麗だね」
「ま、真正面から褒められるとめっちゃ照れるな…」
「萩原がどうって聞いたんじゃん」
「そんな口説かれると思ってなくて…」
「口説いてねえし。ゼロー」
「ん?どうした?」
「腹筋触っていい?」
「いいぞ」
「わーい」
とてもカチカチだ。
「すげー」
「そう言うセリも割れてそうだけどな」
「割れてるよ?」
「「「「「え」」」」」
現役呪術師を舐めないでいただきたい。
「ん?見る?」
「見るー!」
「こら萩原!セリも見せようとするな!!」
「じゃあ触ってみる?」
「五条なんでそんな腹筋見せたがるんだ」
「私だけ見せないのは不平等かなって」
「セリは女の子なんだから見せなくていいの」
「はーい」
それと不思議だったのは、私が出た女子選抜リレー。
「五条さん頑張ってください♡」
「応援してます♡」
「ありがとう」
「きゃーー♡」
女子がやけに応援してくれたことだ。
「セリすごく人気だな」
「ファンクラブあるらしいよ」
「何しに来てんだよ」
セリにバトンが渡った時、
「きゃーーー♡」
「五条さんかっこいい♡」
「速い♡」
「「「「「すげー人気…」」」」」
リレーを終え、
「ただいまー」
「「「「「おかえりー」」」」」
「セリ、速かったな」
「まあね」
「ごぼう抜きだったね」
「一応真面目に取り組んだからね」
そんなこんなで、とても楽しい体育祭となった。