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2 - 俺だけの兎ちゃん♪(赤白)

♥

20

2024年12月16日

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皆さんどうも~!

主のルナです~!

今回は!ヤンデレものを書いてみました!

設定⤵

・🐤🐇(赤白)

・監禁

・ヤンデレ?

・ハピエン?


―――――――――――――




僕がここに来てどのくらいたったんやろうか…分からんけど寒さ的には今真冬のはずや。

赤ちゃんが僕の事好きって言ってくれた時は両想いだったから凄く嬉しかったんに…何でこんなことになってしまったん…?


赤「…白ちゃん、おはよう。昨日はちゃんと寝れた?」


毎朝、赤ちゃんは同じ時間ぴったりに僕のところに来て挨拶してくれる。でも僕は…


白「こんな所でまともに寝れるわけないやろ。」


こんな感じで少しきつい言い方をしてしまう。


でもこんな言い方になるのはしょうがない事。それは…


白「こんな真冬に布一枚って…寒くてまともに寝れんわ。それに、監視カメラでトイレすらずっと見られてるのもストレスやし首輪のせいで息苦しいし…最悪やわ。」


そう、今言った通り、僕にはこんな真冬に布一枚しか与えられておらず、尚且つ寝ているときもトイレをしているときも常に監視カメラで監視されている。正直ストレスでしかない。


挙句の果てには首に首輪をつけられ息はしずらく、しかも手には手錠、足には足枷もついている。


赤「…まぁそれもそっか…。でも、白ちゃんが俺に可愛くオネダリしてくれたら毛布どころかベットまで持ってきてあげるよ?♪というか白ちゃんにおねだりされたら何でもしちゃう♪」


白「!?」


赤ちゃんが言っていた‘‘可愛くおねだり‘‘はともかく、毛布どころかベットまで用意してくれるという言葉に僕は凄く驚いた。

ベットを用意してくれるということはベットを自分用とは別に買うということ、つまりお金がかかるのだ。

ただでさえ今僕の食費とかでいろいろお金が掛かっているのに…


白「なんで僕なんかにそういうことまでするん…」


赤「え?簡単なことだよ。俺が白ちゃんの事愛してるから。それ以外にないけど?」


白「逆に理由はそれしかないんやろ?ここまでして赤ちゃんになんの利益があるん…?」


赤「…優しくしてたらいつか白ちゃんが俺に心を開いてくれるかもしれないって思って…」


白「…はぁ、そんなことで普通ここまでせんよ…」


赤ちゃんと付き合うまではこんなに愛が重いと思ってなかった…

愛が重すぎるが故にお陰様で世間でいう監禁中の身なのだ。

まぁとにかく、ベットを用意してくれるとなれば話は変わった。これは…おねだりするしかない…


白「…赤ちゃん…?」


赤「ん?どぉしたの?♪」


白「あの…夜、寒いから…僕のベットを…用意して欲しいんやけど…」


どうや…?わざと鎖骨とかをチラ見せして上目遣いでおねだりしたんや…これでダメやったら他に方法がーー。


赤「…白ちゃんが俺にちゃんとおねだりしてくるくらい寒かった…?」


白「…コクッ」


そう問われ、僕は静かに頷いた。


赤「…そっか、まぁ真冬だもんね…気づけなくてごめん…直ぐにベットと毛布用意するね!」


白「!ほんまに…!?赤ちゃんありがとう!」


赤「ふふっ…wかわい…w」


お礼を言っただけで可愛いという赤ちゃん。ほんまに何がかわええのか分からん…

…というか何で僕お礼言ってんや?元はと言えばこんな凍える思いしてるのは赤ちゃんのせいやのに…

…あ、そういえば赤ちゃんはおねだりすればなんでもするって言っとったな…これは、試すしかないな…


白「あ、赤ちゃん…」


赤「今度はどうしたの?」


白「あんな…?僕…赤ちゃんと”一緒”にお出掛けしたいねん…」


赤「え…?」


そう…‘‘一緒に‘‘お出掛け。ある意味デートやけど…お出掛けと称し僕はこの状況から逃げたかった。


赤「白ちゃんが自分から俺と一緒にお出掛けをお願いしてきた…??…何か裏があるんじゃないの…?」


白「そんなことあらへんよ…!僕はただ今冬やしイルミネーションとかあるやん?その綺麗なイルミネーションを‘‘恋人‘‘の赤ちゃんと一緒に見に行きたいだけなんよ…!」


これでどうなる…?恋人って言葉を少し強調して言ってみたんやけど…


赤「…」


白「赤ちゃん…?」


赤ちゃんが無言になっても唄うた…まさか、失敗した…?


赤「…そうだよね。当たり前だよね…」


白「え?」


赤「白ちゃんと俺はあの告白を受け入れてくれた時から恋人同士だもんね!そりゃあデートに行きたいよね!」


白「お、おん…」


赤「そうと決まれば俺白ちゃんの服の準備とか俺自身の準備とかいろいろしてくるからここで待ってて!」


白「わ、分かった…でもゆっくりでええからな…?転んで怪我とかされても困るし…」


赤「白ちゃん、俺の事心配してくれるの!?分かった!怪我しないように気を付けるね!」


白「行ってらっしゃい…」


赤「うん!行ってきます!」


それだけ言い残して赤ちゃんは部屋へ戻って行った。


白「成功したんか…?」


こんなことで成功するとは思わなかった。

赤ちゃんがチョロくて助かった…


―――――――――――――


しばらくして、赤ちゃんが戻ってきた。


赤「白ちゃん!お待たせ!白ちゃんの服とかも持ってきたよ!」


白「ほんまに?ありがと…♪」


赤ちゃんが急に帰ってきたのには驚いたがまた恋彼氏イルミネーションを見に行きたいと言う可愛い彼女と言うキャラを作る。


白「赤ちゃん、悪いんやけど着替えさせてくれん…?手が寒くて震えるせいで服がまともに着れないんよ…w」


これは本当。寒くて手が震えるせいで服がまともに脱げないし着れない。

本当は頼みたくないけど頼むしかない。


赤「そうなの?分かった。俺が着替えさせてあげる。」


白「赤ちゃんは優しいなぁ…」


赤「そう?そう言ってくれて嬉しい♪」


そう言いながら服を着替えさせ始める赤ちゃん。

早くここから逃げ出したいという気持ちともうすぐこの地獄から逃げ出せるという気持ちで少しだけ顔がニヤケそうになるがそこは我慢だ。


赤「よし、白ちゃん着替え終わったよ?」


白「赤ちゃん着替えさせてくれてありがとう♪」


そうこう考えてるうちに着替えが終わったみたいだ。


赤「それじゃ、足枷は取るけど首輪はそのままね。首輪が隠れる服だから安心してね。」


白「分かった…ありがとう赤ちゃん♪」


内心首輪が取られなくてよかったと思っている自分が居た気がしたがそんなことはあり得ない。

僕はここから逃げ出したいんやから…


―――――――――――――


赤「おぉ~!ここらへんのイルミネーション綺麗だね~!」


白「そうやな~…」


久しぶりの外、久しぶりの赤ちゃん以外の人、久しぶりの明かり。全てが久しぶり過ぎて初めて見た時のような新鮮さを覚える。









……怖い。赤ちゃん以外のものが久しぶり過ぎて恐怖を覚えてしまう。

元は赤ちゃんから逃げるためにあそこまでして外に出たはずなのに今は赤ちゃん以外が怖い…赤ちゃんから離れたくない…どうして…?


赤「…白ちゃん?どうしたの?」


白「え…?なにがや…?」


赤「だって白ちゃん…」


赤「震えてるじゃん。」

白「え…?」


僕は少し疑いながら自分の手を見る。

その手は…確かに震えていた。


白「え、う、嘘…僕震えとる…?あ、足も動かん…!?」


僕は軽いパニック状態になってしまった。


赤「白ちゃん!落ち着いて!」


赤ちゃんが僕を落ち着かせるために声を掛けてくれる。

でもそれは人の視線が集まってしまうから逆効果で…


白「はぁ…カヒュ…」


過呼吸になってしまった僕。その僕に必死に何かを言い続ける赤ちゃん。

だがその声は僕に届くことは無かった…


―――――――――――――


白「…んぅ…?ここは…?」


目が覚めると僕は何処かのベットの上に居た。


赤「あっ!白ちゃん!大丈夫!?」


白「赤…ちゃん…?」


赤「うん!白ちゃんの赤だよ!」


白「赤ちゃ…」


赤「白ちゃんほんとに大丈夫!?何で泣いてるの!?」


白「え…あ、え…?…なんで……?あ…そっか…僕、分かった…」


赤「なになに?」


僕…赤ちゃんにずっと、あの時から恋したままだったんや…

だから起きた時安心した匂いと安心する声、全てに安心して自然と涙が出てたんや…


赤「白ちゃん…?ほんとに大丈夫…?」


白「赤ちゃん…僕は大丈夫やで…だから、これからも…」


白「沢山愛してな?」


赤「!うん‼」


あぁ…これでいいんや…これでもう怖い思いしなくて済むし大好きな人とずっと一緒に居れる…



赤「(やっと…俺だけの白ちゃんになってくれた…♪)」





赤「愛してるよ。俺だけの兎ちゃん…♪」





―――――――――――――


今回はここまで!

今回の作品

「俺だけの兎ちゃん♪」

はどうだったでしょうか!

最後少しおかしくなった気がしますが、個人的には割と上手くかけたと思ってます!

何かアドバイスなどがありましたら教えてください!

それでは!

おつルナ~!

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