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fwak
そのあとからもずっとふわっちは教室にいることが多くなった
周りも大体それに慣れてきたが、話しかけようとするものはひとりもいなかった
ふわっちの方は必要以上人とは関わっていなかったものの、今日の昼休み一人の女の子が先生に頼まれてもってたダンボール(たぶん結構重い)を、軽々と持ち上げそれを運んであげていたりと、前の彼からは想像ができないようなことをたくさんしていた
そのとき後ろから俺は見かけたんだけどその子とふわっちは何やら話してて、女の子の方は頬を赤らめていたりと、なんか…嫌?なのかな、そんな気持ちになった
しかも廊下歩いてたり、教室にいるときとか、女子の方から{不破くんってかっこいいよね!}とか聞こえてくるから、この前までは怖がってたくせにーとか思ってしまう
生徒達が下校をしてるころ、俺は机に顔を伏せていた
なんかああいうことがあるとモヤモヤするっていうかさ、どうしても普段はあまり気にしないようなささいなことが気になったりするんだよな…俺がおかしいんかな
「あきな、大丈夫?」
気づくとふわっちが俺を心配そうにみていた
いつもなら一目散に帰ってるんだけどな…
『大丈夫だよ、珍しいね?なんか用事があったの?』
「いや、なんかいつもよりあきな元気なかったから、気になって」
そんな俺分かりやすいかな、Aとかも、普通にしてたけど…
『最近寝れてないからかも!今日は早く寝ます…』
「にゃはw俺が子守唄でも歌ってやろうか?」
『まじ?寝るまで側にいてくれんの?w
』
時々冗談みたいに面白いことをいってくれるからな…元気でるわー!
『よし!そろそろ帰ろうかなー!』
「途中まで一緒いこ」
『うん』
帰り道
『ほんとさ、ふわっちって変わったよね』
「そうかな…普通やない?」
『いや、結構変わったよ、クラスのみんなとかふわっちのことびっくりしてたよ!』
『女子とかもかっこいい!って騒いでたし…近いうちに告白でもされんじゃない?』
「告白かぁ…でも俺は答えらんないと思うな…」
『…なんで?好きな人でもいるの?』
「…うん」
ふわっちからかえってきた予想外の返事に俺は息を飲む
『へ、へぇー!そうなんだ!ふわっちだったらいけると思うよ!俺応援してる!』
なんで、なんで俺は嫌がってるんだ、口ではこういってても、内心は行かないでって、嫌だって思ってる
親友の恋なんだ、応援しないと
『頑張って!』
俺は無理に笑顔を作ってふわっちにかえした
「ありがと…」
本当に、恋をしている人の目だった
胸がいたい、なんでなの?友達だから?一人になりたくないから?どうして…
『ッあ、ここだから!ありがとうふわっち!応援してる!じゃあね!』
俺は逃げるように家に飛び込んだ
ふわっちの挨拶も聞かず、そのまま玄関に座り込んだ