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犯人わからんすぎる…ミラン、?え᪤ࡇ᪤
誰だ小柳をこんな目にあわせたのは! 今回も最高でした!次回楽しみにしています!
朝起きると1番にロウ君を確認する
ロウ君はもう起きていてコーヒーを飲んでいた
「ロウ君‥‥」
「‥‥おはよう」
「おはよう」
「昨日‥‥何かあったのか?」
「え‥‥?」
ロウ君が私の分のコーヒーを淹れながら聞いて来た
私は悟られない様に平静を繕う
「何が?私はいつもと変わらないですよ」
「そうには見えなかったが?」
「そんな‥‥隣で可愛い寝顔見てたら‥‥ねぇ?」
「‥‥聞いた俺が馬鹿だったよ」
「それより今日ってどこかに行く予定とかあります?」
どこで誰にあんな風にされたんだ?
確か昼過ぎに出て行って帰って来なかったよな
このまま同じ1日を過ごしたらまた同じ事が起きる‥‥のかな
それとも私が時空に介入した事で皆んなの事実も変わったのか?
午後になった
ロウ君は出かける様な素振りは見せていない
でも代わりに私に来客があった
「師匠様?」
「ミラン‥‥ちょっといいかな?」
部屋に招いた師匠をロウ君が見て軽く会釈をした
「俺、隣の納屋にちょっと行ってるわ」
「え?ロウ君‥‥」
「すまないね。直ぐに終わるから」
師匠の言葉にまた軽く会釈をしてロウ君が家の扉を出て行く
「なんでしょうか?」
「ミラン‥‥この近辺で時の魔導を使えるのは私とお前くらいだ」
「はい。そうですね」
「私はお前に色々と‥‥‥‥」
師匠様の話し長いな
10分‥‥15分は過ぎたかも
「ミラン‥‥お前が禁忌を侵してあの呪文を使ったのか?」
「え、何のことでしょう」
「誰かが使ったのは魔導士は感じ取れるんだ。お前は何か気づかなかったのか?」
「私まだ修行が足りないのかも知れません」
「‥‥‥‥いいだろう。だが、お前は監視下に置かれたと思って過ごす事だ」
これは1度目だから見逃してくれたと言う事なのか?
でも私には関係ない
何度だってあの人の為なら禁忌を侵す覚悟だ
ようやく帰った師匠を片目に、私は納屋へロウ君を迎えに行く
「ロウ君すいません!お待たせしました」
扉を開けるとそこにロウ君の姿は無くなっていた
私の心臓が止まりかける
「ロ‥‥ロウ君?」
納屋の中を探し、いない事を確かめると急いで家に戻った
裏口から入った?
家の中も一通り見たが、ロウ君の姿は無い
「嘘‥‥嫌だ‥‥そんな‥‥」
また繰り返すのか?
そんな事させない!
私は家を飛び出してまた山の中を駆け回る
あの場所‥‥
あの湖の‥‥‥‥
小高い丘を超え、目指す湖が見えて来る
お願いだ
いないでくれ
だがそれは直ぐ目に入る
倒れた長い草
嘘‥‥だよね?
「‥‥‥‥‥‥」
白い肌に赤い血
どうして?
何で私からこの人を奪うの?
「‥‥大丈夫。直ぐ起こしてあげるね?」
まだ少し温かいその身体を抱きしめる
「誰にやられたの?私が‥‥‥‥」
私の中の何が壊れる
もう要らない
どうでもいい
ロウ君以外‥‥
「私が始末してあげる」
ロウ君の手を私の頬に充てる
その手がすり抜け、地面に落ちて行く
もう赦さない
何人たりとも‥‥‥‥
身体の中で何かが目覚め、それが暴れ出して行く
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