エセ関西弁です
こちらは実シ兄者様の名前をお借りした二次創作です
本人様に関係ありません
本人様が同性愛者というわけではございません
「しっまぁ〜……」
「何?今資料作ってるんやけど、」
別に、嫌味もないような優しい言い方でそう返される。
「なぁ〜…」
「なーに!」
いや、わかってるで?
仕事してるときは話しかけられたくないですよそうですよ!!
でもさぁ?
最近ず〜っとこうやで?
俺なんてほっぽりっぱ!!
まあ、話してくれるだけありがたいのは分かってるんやけど、
勇気出して告白して、付き合えたと思ったらこれやで!?
一緒に住んで一緒のベッドで寝て、そこまではいったけど、キスさえ!!
そこさえしてないんやで!?
なのにさあ、付き合ってすぐ仕事のせいでいっしょにいる時間も減るとか!!
そんなの自然消滅するやつやん!
やだよ…!そんなの…
お前のおかげで、色々知れたのに、!
付き合って、自然消滅して、そしたらその後絶対気まずいし、そんまま話せなくなって、やだ、やだよ…
「しっ、ま資料とか、明日でええやん…寝よーや…」
「これ期限近いんよ、やから…徹夜でもせんと 」
っ、やだ、
また喋れない、
ねえ、好きなんじゃないの?やっぱり、男じゃ、僕じゃだめやった?
友達で、相棒。って関係が、一番良かった…?
僕が『好きだ』って言ったから、付き合ったの?
別に、好きじゃないってこと…、?そういうことなん?
「ぅー…二〜三日で終わるかなあ、」
「…二〜三日徹夜?身体壊すよ…トントンじゃあるまいし…、w」
やだよ、もう一ヶ月くらいこうやん
マイナス思考しか出来なくなって、きっとこれ以上喋ると泣いてしまう
「……っ、ぼく、ッもう、寝るな…おやすみ、」
自分のことを本当に好いてくれているのかさえ分からなくなり、どうしょうもない不安に襲われる。
自分はすぐ女に浮気するくせ、自分は放って置かれたくないなんて我儘かな…
だから、ツケが回ってきたのだろうか
リビングで仕事をするコネシマを見ながらどんな言葉をかけたらいいのか分からなくなる。
……別れるなら、ちゃんと、言わなきゃだけど
でも、僕からはきっと言い出せない
カチャ、と無機質な音を立てて開くドアにどうしようもなく虚しくなって、
ぽと、ぽと、と音を立てて床に涙が落ちる
駄目、駄目やで鬱。
ここで泣いたら止まらんくなってまうから
早く、ドア閉めて今日は一人で泣こう
それで、きちんと気持ちの整理を付けなきゃ、
「大ッ、先生…?」
ハッとし後ろを振り向けば、慌てた顔をしたコネシマが此方に来て
ぎゅうっと抱き締められる
「ぁ”っ、なん、ッやねん、早くっ資料作れや、w」
「馬鹿言えやっ、なあ、ごめん、大先生ッ俺、バカや、」
「いいからっ”早くしりょ、っぐって、っ俺のこと、構えやぁっ」
堰を切ったようにぼろぼろと涙が出てくる
ああ、またしっまに迷惑かけて…
「ごめ、大先生俺、仕事仕事って、構えてなくて、」
「しっまぁ、っヒグッぼく、ぅごわかったぁ…グスッふあん、っやったあッ」
「ごめん、ごめんな?不安やったな、大好きやで、大丈夫。」
「しっまっ、好きっヒグッだいすき、ッやがらぁ♡」
分かっている。
どんなに迷惑を掛けているのか、
こんな年齢も性別も変わらないような俺に懐かれたって、迷惑だってこと
でも、好きなんだ。
キラキラした顔も、髪も、全て飲み込んでしまいそうなその海のような瞳も、
そして何より優しすぎるその性格が、
「やだ、ッやらぁヒグッはなれんでッやぁ”っあ”」
「離れん。離れんで絶対、俺、お前のこと大好きなのに、なんで泣かせてもうたんやろ、ほんま、馬鹿やわ…、ッ」
促されるままベッドに入り、
優しくさすさすと背中を撫でられる
やっぱりコネシマと一緒にいると嬉しくて、安心して、涙も止まってきた。
「ぁ、っあ、グスッ」
「だいじょーぶ…だいじょーぶやで、だいせんせ、」
こくんと頷きコネシマの方を見れば、コネシマも目が少し潤んでいた。
「ごめ、ッなさ、俺のせいで、っヒグッしりょ終わらな、」
「うん、そうかもしれんな、でもええんよ、やからその代わり目ぇ瞑ってな?」
最早言うことを聞くしかなくて、またもやこくんと頷き目を瞑る
頬に少しゴツゴツとした、それよりも何倍もの優しさが詰まった掌が置かれて、そのまま少し湿った唇を押し当てられる
そこでやっとあ、これキスなんだと気付いた
唇が離れると同時に目開けてええでと言われ目を開ける
言葉はなかったけど、心から満たされるような笑顔を見せてくれてきっともう僕は大丈夫なんだろうなと思う。
好きな人との初めてのキスは少ししょっぱかった
文章長く書けないしロマンチックとはなんなのかがわからなくなってきてしまいました、…
でもろまんちっく良さげです…
やったちっく、
コメント
2件
さ、最高ッス ( ゚∀゚)・∵. グハッ!! まだ、タヒぬわけにはいかない! これからも作品を見なければ…