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次の日。
リビングのドアを開けた瞬間。
たっつんは、「終わった」と思った。
——全員いる。
——しかも静か。
——そしてニヤニヤしてる。
「……なんやその空気」
誰も答えない。
その代わり。
うりが机をばんっと叩いた。
「はい尋問開始ーーー!!」
「やっぱりぃ!!」
一気に爆笑。
たっつんが「意味わからん!」と叫ぶ横で、じゃぱぱはもう笑って肩震わせてる。
「昨日2人一緒に遅くまでいましたよねぇ?」
「進展あったんですかぁ?」
「なんで刑事みたいな聞き方やねん!」
すると、のあがにこにこしながら爆弾を落とす。
「でも今日、たっつんさん機嫌よさそうですよ?」
「は!?」
「確かに」
「いつもより声柔らかい」
「観察すな!!」
真っ赤になるたっつん。
その横で、じゃぱぱがぼそっと。
「俺は機嫌いいよ」
数秒沈黙。
「「「うわぁぁぁぁ!!!」」」
部屋崩壊。
「余裕ぶってる!!」
「じゃぱぱ強い!!」
たっつんは机に突っ伏した。
「もう部屋戻る……」
⸻
その後も撮影中ずっと大変だった。
話がしたくて近寄れば、
「近い近い〜!」
食べ物渡せば、
「自然すぎる!」
ちょっと目が合えば、
「今見つめ合った!!」
「お前らほんま黙れ!!」
ツッコミが追いつかない。
でも。
たっつんが騒ぐたび、じゃぱぱはずっと楽しそうに笑っていた。
そして休憩時間。
たっつんが一人で廊下に逃げると、後ろから足音。
「逃げた?」
「逃げてへん」
振り返ると、じゃぱぱ。
壁にもたれながら笑ってる。
「みんな騒ぎすぎやろ……」
「まぁ、気持ちはわかる」
「なんでお前はそんな平気なん」
じゃぱぱは少し考えてから、
「だって、嬉しいし」
と言った。
たっつんの動きが止まる。
「昨日ちゃんと聞けたの」
じゃぱぱは少しだけ近づいて、
「俺だけじゃなかったんだって思えたから」
その声が優しすぎて。
たっつんは視線を逸らしながら、小さく呟く。
「……ほんま、ずるいわ」
「また言った」
「うるさい」
じゃぱぱが笑う。
その時。
ガチャ。
廊下のドアが開いた。
「「「おぉ〜〜〜〜!!」」」
全員いた。
「盗み聞きすなぁぁぁ!!!」
メンバーがちょっとキャラ崩壊してるかもですね💦
続きます!
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ちょこ