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ちょこ
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「盗み聞きすなぁぁぁ!!!」
たっつんの叫び声が廊下に響く。
でも、メンバーたちは全然反省していなかった。
「いやだって気になるやん!」
「青春イベント発生してるし!」
「実況すな!」
うりなんて腹抱えて笑ってる。
じゃぱぱはというと、壁にもたれたまま肩を震わせていた。
「お前も笑うな!!」
「ごめんって」
全然悪びれてない。
⸻
結局そのまま全員で休憩室へ戻ることになった。
しかし。
空気がおかしい。
妙にみんなニヤニヤしている。
たっつんが警戒した瞬間。
「はい、ここね」
のあが指差した場所。
——じゃぱぱの隣。
「露骨ぅ!!」
「えー偶然ですよ〜」
誰が信じるか。
たっつんは抵抗したものの、最終的に押し切られて隣にされる。
しかも距離が近い。
「なんでこんな狭いねん」
「別に普通じゃない?」
隣からじゃぱぱの声。
近い。普通に近い。
たっつんが落ち着かなくなってると、うりがニヤニヤしながら言った。
「そういや昨日、返事したん?」
「ぶっ——!!」
たっつんが盛大にむせた。
「急所狙うなや!!」
「え、してないの?」
「じゃぱぱかわいそう〜」
すると、じゃぱぱがわざとらしくため息。
「まぁ、まだ正式には」
「お前ぇぇぇ!!」
部屋大爆笑。
たっつんは真っ赤。
「なんでお前そんな余裕なん!?」
「余裕ないよ?」
「絶対嘘や!」
じゃぱぱは少し笑ってから、小さく呟く。
「ちゃんと好きな人には緊張するし」
静止。
数秒遅れて。
「「「ぎゃぁぁぁぁ!!!」」」
「今の聞いた!?」
「好きな人って言った!!」
たっつんは完全にフリーズした。
じゃぱぱはちらっと隣を見る。
「……たっつん?」
「…………」
「固まってる」
「処理落ちしてる!」
「かわいい!」
限界だった。
たっつんは勢いよく立ち上がる。
「もう無理や!!」
逃げようとした瞬間。
ぐい、と袖を引かれた。
振り向くと、じゃぱぱ。
「どこ行くの?」
「……落ち着くまで離せぇ」
「やだ」
「は!?」
周り。
「「「うわぁぁぁぁ!!!」」」
じゃぱぱは笑いながら、
「せっかく隣にいるのに」
と言った。
たっつんはもう耳まで真っ赤だった。
続く!