作り話のような世界にて__________
⚠︎ワンクッション引き継ぎ
「えぇ!?」
敦くんの声が部屋を騒がしくした。
静寂さはなかったかのように騒がしくなる。
敦くんは苦しむ私を見て頭が真っ白になったのか、携帯で連絡するためにポケットに手を入れたりしているが何も出来ていない。
「お”ぁ、ッはッ、ゲホッゴホッ、ッ」
まだまだ出そうと頑張るけど、何も食べてないのにでるはずもない。何せ最後の食事は薬なのたから。
それでも私は吐き出したいの一心で敦くんを忘れ、口の中に指を突っ込んだ。
ギリギリまで詰め込んで、指を大袈裟に動かす。
動かす度に揺れる視界が心を焦らす。
舌が這い上がってくるような気持ち悪い感覚から逃げようと指を出そうと喉を引き締める。
しかし私はこれでもかと言うように手を抜かずに刺激する。
ゴポゴポと不愉快な音が喉からなっているのがわかった。
ベチャ、ッ
唾液と胃液が混ざったような汚物が床を汚す。
ドチャッ、ベチャ、
出てきた胃液の中に三錠ほど混ざって出てきた。
呆気にとられて放心状態だった敦くんが此方に駆け寄ろうとするのが見えた。
「ま”っ、て」
遮るために喉にほんの少しの隙間を空け、声を絞り出す。
敦くんの動きが静止する。
「それでも、!」
「こ”なぁ、ッい、でッ」
まともな声が出ていないのが自分でも分かるぐらい小さな声だった。
何故、こんなにも止めているのか。
其れは、、
私の幻覚が邪魔をしているからである。
敦くんだと脳は認知しているのにも関わらず、目は過去の私を映し出して変わらない。
「太宰さんッ、」
『ねぇ君』
「どうしたんですかッ」
『どうして生きているの?』
「しっかりしてくださいッ」
『こんなことに時間を費やすなら死ねばいいのに。しっかりしてよ。』
「ッ、、ポロ」
過去からの本心が揺らぐ心を刺激する。
耐えきれず溢れた涙が視界も揺らす。
「太宰さんッ!?」
『ホント馬鹿だね。』
無意識に抜いた指が力なく地面に落ちる。
「あッ、うぅ、ポロポロ」
本当に情けないと思う。
自分で呑んだ薬の幻覚で敦くんの前なのにも関わらず涙を見せているのだもの。
今まで堪えてきたのに。
___嗚呼でも、
敦くんを私だと照らし合わせれるなら、別の人でも照らし合わせれるのでは無いのか。
突然そう思いついた。
私は記憶を探った。
苦しんで助けてくれた過去の人の事を思い出すため。
出てきたのは中也だった。
過去の私が同様に薬を飲んで苦しんでいた時に寄り添っていた。
私は再び敦くんを見た。
過去の私は消えていた。
「あ、つし、く、ん」
声を出した。まだ濡れる視界を向けながら。
敦くんは落ち着いた私をみて優しく返した。
「どうかしましたか?」
『俺が居るだろ。落ち着けよ。』
被るように過去の中也が合わさる。
「大丈夫ですよ。僕が居ます。」
『おら、休めよ。』
敦くんの優しさが中也を引き出す。過去の私が居なくなる。
嗚呼、君は本当に優しい子だな。
本当に、立派だよ。
「ありがとう、ごめんね敦くん、。」
先程よりも幾分か落ち着き、敦くんに感謝いっぱいの言葉を伝える。
「いえ!お気になさらず!」
そんな言葉を送られた敦くんも笑顔で送り返す。
「敦くん、」
だから今日いっぱいの想いを伝える。
「はい?」
敦くんは首を傾げる。
「___居てくれてありがとう。」
「___はいッ!!」
END4,完結
いやっふぅぅぅぅ(☝ ՞ਊ ՞)☝
いやぁ、アカウント戻って初めてのちゃんとしたストーリーでした🫶💕︎︎
ちょっと短め?ですけど指を突っ込むのは癖です(((((
今日も見て下さりありがとうございました!
案があればお教え下さい!
このストーリーは返信しておりますので!🫶💕︎︎
END5もお楽しみに!
コメント
8件
うちの癖でもある☆(((