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女の子「入学式は！？ガイダンスは！？」
そんな女の子の問いかけに先生は即答した
相澤「ヒーローになるならそんな悠長な行事出る時間ないよ」
女の子は驚いている
これも早くヒーローになるためだし，普通なのだろうか
相澤「雄英は“自由”な校風が売り文句
そしてそれは“先生側”もまた然り」
あー，成程成程……だから自分達しか居ないのか
皆は理解出来てないみたいだけど
相澤「ソフトボール投げ
立ち幅とび
50m走
持久走
握力
反復横とび
状態起こし
長座体前屈
中学の頃からやってるだろ？
“個性”禁止の体力テスト」
あー“個性”使って良いって事か
そう察してどれをどうしようか，と考えていると途中で思考がシャットダウンさせる
爆豪「死ねえ！！！」FABOOOM
……………死ね？
ポカンとして殆ど相澤先生が何言ってるのか聞いていなかった
聞こえたのは最下位は除籍処分とするということだけだった
女の子「最下位除籍って…！
入学初日ですよ！？いや初日じゃなくても…理不尽すぎる！！」
すると首に僕と同じ薔薇のタトゥーがある女の子が物申した
女の子2「自然災害や大事故，身勝手なヴィラン達
いつ来るか分からない厄災。日本は理不尽にまみれてるよ
それを覆すのがヒーローじゃない？」
相澤「西条か。まあそういうこった
放課後マックで談笑したかったならお生憎
これから三年間雄英は全力で君たちに苦難を与え続ける
“Puls Ultra（更に向こうへ）”全力で乗り越えて来い
さてデモンストレーションは終わり
こっからが本番だ」
出久が心配だな…まだ“個性”が上手く使えないみたいだし…
最初は50m走か…………ルカとヴォックスダディの“個性”を使えばいけるな
結果は2秒50
一緒に入った西条さんは足にエンジンみたいな子と同じ“個性”を使って4秒31
次は握力
ここもヴォックスダディの“個性”かな
ﾋﾟﾋﾟｯﾊﾞｷｬｯ
『ｽｩｯ…………』
やってしまった…………
相澤「イーヴランド…？」
『お支払いします』
美咲「…！？イーヴランド…？！」
ルカから結構な額のお金は貰ってるし
僕の握力は測定不明だった
握力計は結構高かった。すみません！
それにしても西条さん，なんで僕のファミリーネームに反応したんだろう？
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