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灰依瀬 @ 不定期投稿
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#ご本人様には関係ありません
どんぶりんこ
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気がついたら眩しくて目が覚めた
kr)はあ、もう朝か
kr)……飯は、いいか
kr)……今日何あるっけなぁ
スマホを開き、カレンダーを見る
kr)……今日学校か
kr)サボろ
何も無い毎日
何も無い部屋
楽しくもないし辛くもない生活
起きてゲームして、昼も食べずにずっとゲーム
学校も義務教育だから退学はないけど、でもいってない
興味ないから。学校なんか行く必要が無いから
父親が帰ってくるまでの時間は天国だ
弟も午後までは帰ってこないしお母さんは朝っぱらから夜までずっと仕事
ゲームしよっかな父親が帰ってくるまで
)帰ったぞー
げ、父親が帰ってきた
)おいキル
kr)はい
)酒用意しろ
kr)ん
)なんだその態度は!
kr)何も
)お前はもう寝ろよ
)?はーい!
)おやすみなさい!
)キル早く来い
父親がまた俺を呼んだ
ああ、今日もするんだろうなって察してた
kr)はぁっ、また目が覚めたじゃん
kr)今日は何かあるっけな
スマホを開き、カレンダーを見る
kr)暇だな
kr)今日は学校か、
俺はパソコンでゲームをしだす
父親が帰ってくるまで
ずっとずっと朝も昼も食わずにゲームをする
それで、また父親が帰ってきたら喧嘩して
また次の朝が来て
朝も昼も食べずにゲームをぶっ通しでやり続ける
毎日が変わらない
ずっと窮屈でずっとつまらない
ピコンッ
通知がなった
見たら弐十ってやつからのLINEだ
nt>キルシュトルテくんだっけ、こんにちは!
kr>ちわっす なんで俺の連絡先知ってんすか
だいぶフレンドリーなやつなんだな
nt>先生に教えて貰ったんだ!
nt>トルテさんは、普段何してるの?
kr>ゲーム
nt>ゲームか!オンライン?
kr>まあネットだな
nt>俺もしたい!教えてよ!
kr>別にいいけどお前学校は?
nt>んー、、さぼり!
kr>なんだそれ
nt>ゲームしようよ!
kr>いいよ
俺は弐十ってやつと出会ってから少し変わった気がしていた
でもそんなにガラッと変わるかと言われると変わるわけがなくて
午前中だけゲームをぶっ通しでやり続け、たまにおしゃべり
朝も昼も食わないのはいつものこと
父親が帰ってきたら喧嘩するのもいつものこと
何も変わらない
nt>ねぇ、トルテさん
kr>なに?
nt>……会ってみようよ
kr>なんで?
nt>ゲームだけじゃつまらないでしょ?
nt>俺は少なくともトルテさんと会ってみたい
kr>いいよどこ集合?
nt>まずトルテさんはどこの県?
kr>……東京
nt>一緒だ、なら会えるね
kr>会えるけど何すんの
nt>普通に喋るんだよ文字じゃなくて
kr>ふうん?
nt>新宿区集合にする?
kr>いいよ
nt>じゃあ、明日の10時新宿区集合ね!遅れんなよ!
kr>了解
勢いで承諾してしまった
父親に言わなきゃだな
母親でもいいか
)キル
kr)はい
)明日絶対に家いろよ
kr)は、なんで?
)弟見てろ
kr)明日は無理、俺出掛けるから
)は?お前学校もいってねえくせに何言ってんだ
kr)明日は本当に無理
kr)それじゃ
)……。
明日は早起きをしなければいけない
だから、俺は3食食わずに寝る
次の日、眩しくて瞼を開けた
今日何かある日だっけなって思いスマホを開けようとした
kr)……今日は会う日か
スマホを開けたら一通のLINEが来てた
nt>今日制服ね!
kr)……制服か、
……行く準備しよう
金とスマホと鍵を持って家を出た
kr)どんな面のやつが来るんだろ、w
少しテンションが上がったのか、15分前に着いた
)あ、待った、?
kr)……ニトくん?
nt)正解、トルテさんだよね?
kr)うん
nt)よかった、遊びに行こ
kr)……っていうか、ニトくん同じだったんだね
nt)まあねw
nt)ほら、行こうよ
kr)……うんw
遊んだ時間はあっという間だった
気付いたら21:00そろそろ帰らないと
nt)もう21:00だね
kr)そろそろ帰らなきゃまずいよ
nt)じゃあ今日は解散だね
kr)わかった、ならまたね
nt)……うん!
ニトくんと別れてすぐに家に帰った
父親は酔い潰れていて、弟は寝てて、母親は帰ってきてない
)おいキル遅くねえか?
kr)……ごめん
)どんな態度だよ!俺が帰ってくるまでに帰ってきとけよ!
kr)時間見てなくて
)んなもん知るか
また喧嘩か
いつまでこの日常が続くんだろう
また眩しくて目が覚めた
スマホを開く
kr)今日はニトくんと遊ぶ日か、
kr>どこ集合?
とりあえず準備しなきゃ
kr)スマホと金と鍵さえありゃいいか
nt>ごめん遅れた!
nt>新宿区集合で!
kr>了解
場所も聞いたし、暇だからもう家を出よう
5分前に着いた
nt)あ、トルテさん!
そう思っていたのに、ニトくんがもう居た
kr)あ、ニトくん、?
nt)そうだよ!にとだよ!
nt)じゃあ遊びに行こ!
kr)んw
遊んでいる時はあっという間に時間が過ぎていてもう21:00になっていた
nt)もう帰ろうか
kr)そうだね、また遊ぼ
nt)うん!
ニトくんと別れてすぐに家に帰った
もう居ないと思ってたはずの父親がまだいた
寝てると思ってたのに酔い潰れていた
)おい!どこほっつき歩いてたんだ!
kr)どこ行こうと勝手じゃん
)親に対してなんだその態度は!
また暴れた
もう埒が明かない
もう何日と続いた日の朝
また日差しが眩しくて目が覚めた
カレンダーを見るためにスマホを開けると
kr)……今日はニトくんと遊ぶ日か、
nt>新宿区集合ね
kr>了解
そう返し、鍵、スマホ、金を持って家を出た
nt)あ、トルテさん!
kr)ニトくん、ごめん待った?
nt)全然、行こ
俺の手を握って歩き始めたニトくん
それについて行く俺
nt)……ねえトルテさん
kr)ん?どうしたの?
nt)俺らさ
nt)何回出会って、何回遊んだと思う?
kr)……俺、ニトくんと遊ん
コメント
1件
うわ、読み終わりました……これは、ずっしりくる話ですね。 「何度目の初めまして」ってタイトルがもう、キルくんの閉じた日常を象徴してるみたいで。父親とのやりとり、朝昼食べずにゲームするルーティン、それに「また喧嘩か」って諦めた口調がすごくリアルで胸が痛みました。そんな中で、弐十くんとの出会いが生んだ「明日は早起きしなきゃ」というほんの小さな変化に、希望とも切なさともつかない感情が湧きました。 あと、弐十くんが「何回出会ったと思う?」って聞くシーン、意味深で続きがすごく気になります。ループものなのか、それとも……。設定の仕掛けにワクワクするタイプの自分としては、この伏線がどう回収されるか、もう待ちきれないです。次話、楽しみにしてます!